暑い地方の国が参加していない、だけでなく、
他にも何か足りないような気がする。
スピードや技を競うものはいろいろそろっているが、
重量挙げとか砲丸投げのような「力技」がない。
柔道やレスリングなど、格闘技に属するものもない。
アイスホッケーを氷上の格闘技と呼ぶそうだが、
あれはやっぱり球技の一種だろう。
そして球技がアイスホッケーしかないのは物足りない。
冬の球技といえば、なんといっても「雪合戦」でしょう。
個人戦なら、力技も兼ねて「雪玉ころがし」とか。
ちゃんとした国際ルールを作り、洗練されたゲームになれば、
カーリングより絶対面白いと思う。
アルペン競技と呼ばれるものは、選手だけでなく、
そのコースを作る裏方の人たちがすごく大変そうだ。
いっそのこと、コースなど何もないところで
雪かきしながら進む「ラッセル種目」を作ったらどうだろう。
練習場所には事欠かない。
スポーツに興味のない人にも喜ばれるかもしれない。
雪のブロックを積み上げてイグルーを作る競争。
札幌雪祭りみたいに、チームを組んで巨大な雪像を作る競争。
そういう雪国ならではの楽しい種目がもっとあるといい。
規定とフリーがあって、技術点と芸術点があって、
それらの合計得点で優勝が決まる。
審査の基準がなかなか難しいかもしれないが、
それはフィギュアスケートだって同じこと。
ということで、きょうフィギュアのエキシビジョンを
見られれば、わたしは満足です。