
複雑でダイナミックな夕方の西の空。

ほんのすこしひんやりする風がむこうから吹いてきた。

上空には風がないらしく、雲はほとんど流れていかない。その場に留まったまま、綿菓子が溶けるようにすこしずつ消えていく。
15分後に見たら、もうほとんど何もなかった。
昼下がりの町を、帽子に眼鏡にマスクという怪しい格好で歩く。
郵便局に行こうとしているのだが、これがどういうわけか、なかなか辿り着かない。
こういうこと、前にもあった気がする。というより、すんなり行けたためしがない。
郵便局のほうで逃げ回っているのではないか、という考えが浮かぶ。
結局、ぐるーっと大回りして、角をひとつ曲がればいいところを3つ曲がったらしい。30年以上住んでいてこうなのだから、この郵便局とは、よほど相性がわるいのだろう。
ATMの用事はあっというまに済んでしまったので、それほど必要でない切手を買って、しばし涼む。
他にも散歩がてら涼みに来てるみたいなおばあさんが二人いた。
だいぶ前に買ったデジタル体温計(耳で測る式の)が壊れたので、買いに行ったが品切れ。3軒回ったが、どこにもない。
マスクや消毒薬の不足は解消され、こんどは体温計が品薄なんですね。知らなかった。
とりあえず、唯一お店にあったものを買うには買ったけれど、計測に10分かかると書いてある。おでこでピッ!と数秒で測れるものもある時代に、10分って、この差は何なんだろう。昔の水銀式のだって、3分くらいで測れたんじゃなかったっけ?
休んで寝ている人なら10分くらい平気だけれど、出勤前や登校前に測ろうと思ったら、ただでさえあわただしい朝の時間に、さぞいらいらすることでしょう。
もう「一家に一本」ではなく、家族それぞれがマイ体温計を持つ、そんな時代になったのかもしれない。
(あ…だから品薄?)

いつのまにか色づいていたムラサキシキブ。

オシロイバナの、黄と赤の絞りを期待してまいた種は、どうやらすべて黄一色だったらしい。
う~ん、難しいな。

アシタバのつぼみが出てきたところ。
リボンつきのお洒落なギフト用パッケージに入っている。

食用ほおずき。
いつも何気なく食べてしまうので、なかなか写真撮れない。
これはまだちょっと若い実。1日おくと青臭さが抜けてもっと美味しくなる。
本日の真鈴デラックス。

若い頃は「お出かけ猫」で、いなくなると1週間くらい帰ってこないこともよくあった。
さすがに10歳過ぎてからは遠出をしなくなった。
たいてい人のそば、目につくところにいる。さんちゃんは、どこにいるかわからない時間帯があるけれど、真鈴は必ずそのへんにいるので、探す手間がいらない。
食事時はサイドテーブルが定位置。新聞を読もうとすれば新聞の上。パソコン使っていればパソコン横。夜はわたしの布団の上。
昨夜はちょっと涼しかったせいか、足元からだんだん上に移動してきて、朝になったら枕を占領して長々と寝ておりました。

うちじゅうでいちばん口数の多い猫。羊みたいに、いつもめーめー鳴いている。「にゃーーーーっ」と5秒間くらい長鳴きもできる。
長鳴きしつつ小走りで来ると、おなかと一緒に声も揺れて「にゃ=にゃ=にゃ=にゃ=にゃ」という感じになるので、いつも笑ってしまう。
ときどき何もない(ように見える)空中にむかって「なおうなおう」と叫んでいることがあり、それを聞くとクレ坊が反応してすっ飛んでいくので、もしかしたらあれは子猫を呼び集める声なのかもしれない。

おとーさんのおひざでご機嫌。
猛暑にも負けず、夏痩せもせず。
本日の「ふう~ん」
「バビロンの空中庭園」の謎を追う
庭全体を高く持ち上げるメリットがよくわからない。
ビルの屋上や、マンションの高層階のベランダに植物を植えても、地上より素晴らしいという感じはしないでしょう?
広大な庭園の中に、階段状の高い建造物をこしらえ、上から眺めるほうが楽しいのではないかしら。