外来種で有名なセイタカアワダチソウが咲き始めました。
これだけ一面に咲いていると、菜の花と見まごうほどで栽培しているかのようです。
この土地は、おそらく以前は田んぼであったと思われます。
農家の方は高齢になって、稲作を断念してしまったのかもしれません。
福島では、今、こういう田畑が増えています。
私の実家もそのとおりです。
ならば、田を貸して米を作ってもらおうと思っても、周りも高齢なので誰も余分な稲作をする人はいないのです。
ところで、この花を見るといつも思い出してしまいます。
昭和40年代、NHK「みんなのうた」で十朱幸代さんが歌っていた「セイタカアワダチ草」
誰かとどこかへ 折合いつけて
ポプ・コーンみたいに はじけたか
それとも生活(くらし)に 見切りをつけて
帰っていったか 故郷へ
※ それはないじゃない
あいつに惚れて あずけた夢を
わかってくれとは 言わないが
あたしにゃ沖縄 遠すぎる ※
コバルト・ブルーの あいつの街に
燃えるか セイタカアワダチ草
手紙のひとつも 出したいけれど
基地(ベース)の区別も つきゃしない
それはないじゃない
あいつに尽し 疲れた夢を
わかってくれとは 言わないが
あたしにゃ沖縄 遠すぎる
(※ くりかえし )
吉岡治 作詞 岸本健介 作曲 十朱幸代 歌
今、歌詞を読んでみると、子ども向けの歌じゃないですよね。