チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

今夜は天ぷら そして母から電話

2019年05月13日 | チエの玉手箱
ネットでお取り寄せしたタラの芽が届いたので、今夜は天ぷらです。
今年は宮城県古川市産。少し大きめです。
私が下ごしらえ係、ヒロシが揚げる係、二人なら早くできます。
無人販売所で手に入れたコシアブラも揚げて、きぬさやは塩茹でしてマヨネーズと醤油をかけていただきます。
 
夕飯を食べていると、母から電話。
いつもより遅い時間なので、何事か?と思うと、
 
母:昨日、電話を掛げできた人がまだ電話を寄ごしたんだよ。
何しゃべってるのが、早口でさっぱりわがんねのさ。
昨日、息子は夜遅く帰りますって言ったがら、今日は夜に寄ごしたんだべ。
これがら、まだ夜遅ぐに掛げできたら、どうすっぺ?
 
私:む~、それはね、なにか勧誘の電話だから電話に出なくてもいいんだよ。
気にしないで、早く休んだ方がいいよ。
 
母:んだげんちょも、息子に用事だったら困っぺ?
わたしは耳が聞こえなくて、貴方が何を言っているのか分かりません。すみませんが、もっとゆっくり話してください。
って、ゆっても、やっぱりペラペラしゃっべてっから、さっぱりわがんねの。
 
私:弟のこと知ってる人は住んでいないって知ってるから、(実家に)電話なんか掛けてこないよ!
だから、わたしは耳が聞こえなくて、貴方が何を言っているのか分かりません。って言って、電話を切ればいいんだよ。
 
母:はあ、そうがい。んじゃ、それでいいんだな?
 
私:そう、それでいいんだよ。
 
母の年代は、掛かってきた電話には(用事があるのだから)出なければならないと思っているようです。そして、きちんと対応しなければならないとも。
そこを詐欺に狙われてしまうんですよねえ。
もっとも、母はこのとおり聞こえないし、銀行にも行けないので大丈夫かなとは思いますが、用心に超したことはありませんね。
 
この電話で、タラの芽の味もなんだかな?になってしまいました。