小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

気温の変化が・・・

2008年05月11日 12時09分07秒 | マイガーデン(店長のつぶやき)
少し寒い青空にヘリコプターの音が響き渡っています。サミーは恐がってベットの下に不安そうに寝ています。今朝のテレビでみぞれが降る様子が映し出され不安になってきました。やっとバラに蕾が着きだして開花を待っている時期に新潟にもみぞれになったら柔らかい新芽は蕾を着けずに成長が止まり、一番花は通常の二番目の花の季節にずれ込みます。乾燥している日に気温が25度を超え、強風が吹けば蕾になろうとしている先短も縮れてしまいます。

日々の栽培の基本は植物を良く見ることから始まり、変化に気が付き、適切に対処出来る経験と知識の蓄積でしょうか。
水遣り一つとっても今の季節に気温に連動して鉢内の渇きを想像して、なんぞと書くととても難しいものに思われますが、何の事は無い新芽の先端が萎れたら水切れ、下葉が黄色くなったら水が不足した日が有ったくらいに思えば蕾の数を数えて楽しめます。
傷一つない野菜や季節感の無いものに囲まれて要れば少しの変化も、心配で心配でと言うご質問の皆様
バラの良い所はワンシーズンくらい失敗しても、もう一度復活できる事。鉢植えでぼろぼろになった弱った株が庭の一番日当たりがよい特等席に11月に植えつけてやれば、春には足元から新芽が芽吹き元気になる姿にいつもびっくりしています。植物と上手に付き合うには、数々の失敗に学ぶしかない事もあります。園芸教室での質問や失敗談も上手に育てられた話より参考になることが多いものです。
内緒ですが仕事を始めた頃多くの植物を沢山枯らしてしまったからこそ、納得行くまで園芸を続けているうちに三十年が経とうとしています。初めての植物に出会うたびにオロオロしてなすすべも無く枯れていく姿を見続けるしかなかった頃、枯らしてしまった植物ごめんなさい。
いつも植物は物では無い、生きていることを忘れないようにと日々思っています。2008.5.11
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする