2005年2月28日の午後、淡路島マラソン大会の帰路、大阪駅に降り立った。好天にさそわれぶらりと大阪城公園の梅を見たいと妻が言い出したのだ。急ぐ旅でもないので、環状線に乗り換え桜ノ宮で下車し、天満橋方面へと、かつてのジョギングコースを大川沿いにのんびり歩を進めた。桜のつぼみはまだ固かったが、満開の頃、数キロにわたる遊歩道の両側を埋め尽くすような桜並木は実に見事だ。大阪では造幣局の通り抜けが代表格のように喧伝されるが、私は毛馬閘門から中之島までの大川沿いの桜並木の方が、スケールにおいても見事さにおいても、はるかに勝ると思っている。青いビニールテントの数が以前よりも増えていることが気になったが。
さて、大阪城の梅林は時期的にはまだ早かったが、平日にもかかわらず大勢の見物客であふれていた。園内では、撮影会やスケッチをするグループ、或いは、持参した弁当をひらく人や花見宴会をする人等々、華やいだ雰囲気が漂っていた。あと一週間もすれば見頃を迎えるだろうから、今度の週末は大混雑が予想される。
「秀吉さんもきっとこの梅林をめでていたのでしょうね!」との声に振り向いたが、声の主は分からなかった。「いまさら、人には聞けませんが、、」の番組ではないが、ここの公園が開設されたのはそんなに古くはないのですよ、と教えてあげたかった。まあ、梅の見事さにふと口をついた冗談としておこうか。
さて、大阪城の梅林は時期的にはまだ早かったが、平日にもかかわらず大勢の見物客であふれていた。園内では、撮影会やスケッチをするグループ、或いは、持参した弁当をひらく人や花見宴会をする人等々、華やいだ雰囲気が漂っていた。あと一週間もすれば見頃を迎えるだろうから、今度の週末は大混雑が予想される。
「秀吉さんもきっとこの梅林をめでていたのでしょうね!」との声に振り向いたが、声の主は分からなかった。「いまさら、人には聞けませんが、、」の番組ではないが、ここの公園が開設されたのはそんなに古くはないのですよ、と教えてあげたかった。まあ、梅の見事さにふと口をついた冗談としておこうか。