プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「KT式日本語」の”道普請”

2008-02-18 17:08:59 | 日記・エッセイ・コラム

 「KY式日本語」なる著書が若者の間で人気上昇中とか。何事かと思ったら、「空気が読めない」の頭文字をとった”KY流”を真似て、短縮語を使用するブームとか。

 ちなみに、「AMU」とは、「いつざい」だとか。「MT」とは、「さかの開」と解説されても、首をかしげてしまう。自分勝手に頭文字を並べて、相手に通じると考える思考回路が理解できない。が、流行とはこんんなものだ。かつて、「もててもてて困る」を「MMK」と、我々も使ったことを思い出した。

 さて、国交省が社保庁同様、特定財源を濫用しているニュースも、まさにKY流だ。道路の必要性をミュージカルでPRした。その費用は特定財源から出ていた。「道普請」を「未知普請」ともじって、はるか未知の彼方に続くバラ色の夢を道に託すというのが、基本コンセプトとか。それなら、いっそのこと、昨日開催された「東京マラソン」に国交省の職員が出て、Tシャツに「道普請」のPRでもすれば注目されただろうに。

 KY流にいえば、暫定税率を10年間延長して、道普請を続けるのは「道不信」であり、「道不審」だ。悪乗りして、折り込みチラシの「IHヒーター」を「意味不明ヒーター」と読み、女房のひんしゅくをかった。