プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★つかの間の避暑

2008-08-21 16:27:32 | 日記・エッセイ・コラム

 義父の墓参の帰路、水上温泉に足をのばした。今夏のゲリラ気象の影響を受け、利根川でラフティングを楽しむ人もまばらだったが、避暑を兼ねての逗留の身には、かえって好都合だった。014 こじんまりした純和風の小さな旅館だけに、随所にご主人と女将のこだわりが出ていて、小気味よい宿だった。湯に浸かりな013_2 がら、利根川の清流と滝を眺めていると、気が和んだ。「面白き事もない世をおもしろく 生きるよすがは おのが心ぞ」などと、ふざけた句を口ずさみながら、禁を破り、飲んだ生ビールは格別だった。017 012 「酒のない国に行きたい二日酔い また三日目には戻りたくなる」という狂歌があるが、お湯に浸かり汗をかくと、ついまた飲みたくなる。体に良いわけないと思いつつ、久し振りに羽目を外した。