プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★同期の桜

2012-12-12 09:40:33 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜、金沢市内で入社同期の仲間が集まり、旧交を温めた。退職後、初めての会合だが、最後に顔を合わせた時を思い出せない程の年月を経ており、感慨深かった。

 出席者10人(欠席者10人)のメンバーの顔には、年輪相応の深いひだが刻まれていた。話題も高齢者の会合の例にもれず、自ずと健康や家族中心になった。

 頭髪が薄くなったり、総入れ歯にしたなどは、笑いを誘ったが、奥様や子息に先立たれ、天涯孤独の境遇になった友人の話は痛ましかった。癌と闘っていたり、持病を抱えながら家事や奥さんの看護をしているなど、それぞれの置かれた立場で力強く、頑張っている様子を垣間見た。

 彼らの生きざまを聞くにつけ、日頃、「老々介護」に備えようと努めてきた私の努力などは苦労の範疇に入らなかった。同じ釜の飯を食った仲間に会い、新たな気力を注入されたことに感謝しつつ、「気合いだーっ!」。