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時悠人chosan流処世術

★タブー(番外編②):応分の負担とは

2013-09-01 09:00:53 | 日記・エッセイ・コラム

 政治の最大の責任は、「最少不幸社会の構築」にある。不幸にして、身体的なハンディを持って生まれて来た人や、交通事故等でハンディを負った人達に対するセーフティ・ネットを作ることだ。

 健常者は、自己責任で生きて行く努力を惜しむべきではない。高齢者といえども、例外の筈がなく、医療費2割は無論のこと、介護患者の負担見直しも「受益者負担」の原則からすれば道理だ。

 一方、「高齢者は恵まれている」と指摘される度に思うのは、介護保険の制度発足(2000年)以降、私が支払った保険料は100万円以上だし、国民健康保険料にいたっては、全額実費負担した方がはるかに安い勘定だ。

 損得論は好きではないが、自分の応分の負担額とは一体どの程度なのか。公平性・透明性が担保されないと、被害者意識が先立ってしまう。全国で、横浜市や野々市市と同様のシステムを早急に導入して貰いたいものだ。