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時悠人chosan流処世術

★パース・シドニー紀行④出入国審査

2017-05-04 08:16:30 | 旅行記
 ブリスベン空港での入国審査で、初めて、自動審査を経験した。
e-パスポート所持者が対象だが、いくつかの質問に答え、カメラの前に立つだけの簡単なもので、日本のように指紋照合は不要だった。

 まず、スマート・ゲート(自動チェック・イン機)に、パスポート(顔写真のページ)を挿入すると、画面が日本語バージョンに切り替わるので、言葉の心配はまったくない。

 パネル・タッチで、質問項目(犯罪歴・病歴等)に答えると、チケットが出てくるので、それを受け取り、自動ゲートのカメラの前に立ち、カード挿入口に入れる。顔写真を照合し、本人確認できると、カードが戻って来る。その際、カードをとり忘れないように!(検疫で必要になることも)

 文章にすると、面倒に思えるが、処理にかかった時間は、1分程度なので、お勧めだ。27日、シドニー空港で出国手続きをする際も、自動チェック・インを利用したが、有人窓口に並ぶ長い列を横目に、優越感に浸れる一瞬でもあった。

 日本でも、出入国審査の自動化ゲートの利用促進を図っているが、空港で、事前に「指紋登録」を要する。所要時間は、数分程度だというが、二重手間なので、オーストラリア方式と比較すれば、雲泥の差だ。

 商用などで、頻繁に海外へ出かけるなら指紋登録も一考だが、普通の観光客にとれば、登録しなくても済む方式が、はるかに効率的で、精神的ストレスが小さいと感じた。