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時悠人chosan流処世術

★東京都議選:安定VS専行

2017-07-01 09:23:19 | 日記・エッセイ・コラム
 東京都議選の投票日が明日に迫り、都民ファースト優勢と報じられると、投票権がなくても、その結果が気になってきた。

 大勢的には、都民ファーストが自民党の議席を食う形になるのは疑いようがないが、問題はその数。

 いずれが第一党になろうとも、単独過半数の状況になれば、安定ではなく、専行を許すことになる。国政の昏迷状態を見れば明らかだが、チェック&バランスが崩れると、権力は暴走する。

 自民党が、自滅状態に陥ったのも、先の選挙で、多数の「安倍チルドレン」を産んだ結果だ。派手なパフォーマンスが目立つ「小池チルドレン」が主流になれば、テーマパークになりかねない。

 東京都の予算13兆円は、スェーデン、ギリシャを上回る巨大な規模だ。また、日本のGDPは、世界3位だが、東京都だけを取り出してみると、16位の国に匹敵する。

 この国の未熟な民主主義を深化させるためにも、国の人口の1割が集中する東京都民のバランス感覚に期待したい。
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