プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★土用の日は、「金沢どじょう」で!

2017-07-22 08:41:12 | 日記・エッセイ・コラム
 「土用の丑の日」は、「うなぎの日」と信じ込んでいる人がいる位、定着しているが、当地金沢では、古くから「どじょうの蒲焼」の方がポピュラー。

 鰻は平賀源内、どじょうは高山右近が引き合いに出されるが、夏バテ防止に有効であれば、起源などはどうでもよい。

 ついては、どじょうは、安価で栄養豊富な庶民の味方。鰻に比べると、カルシュームは約9倍、ビタミンDは約4倍で、カロリー量は三分の一の優れモノだ。子供の頃から、通年で食卓に上がったので、特別の料理と思わなかったが、金沢特有の食文化と知り、驚いている。

 以前と比べると、取り扱う店が少なくなり、時々、近江町まで買いに出かけていたが、昨年暮れ、我が家のすぐ近くに、白山の伏流水で養殖したどじょうの直営店がオープンしたので、早速、足を運んだ。

 焼き加減とたれの味が、やや重く、好みと違ったが、庶民の味として定着してくれることを願っている。