プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★赤字大国の羅針盤

2018-08-18 14:21:40 | 日記・エッセイ・コラム
 車のアクセルとブレーキを一緒に踏み続けると、安全装置として、アクセルよりブレーキが優先されるように基本設計されている。

 これを財政収支に置き換えると、歳入が増えなければ、支出を抑制しないと、破たんすることになる。

 しかし、総理周辺から、来年10月予定の消費税増税を再々延期する意見が出始めた。

 背景には、参院選と10月の増税後、翌年7月に東京オリンピックがある。増税すれば、オリンピックのチケット、関連グッズ、イベントなどの価格に2%の消費税を上乗せしても、飛ぶように売れる。

「一生の記念に」と、多くの消費者が何かを見る、買う、食べるし、海外からの観光客や選手団なども、金を惜しまず消費する。

 しかし、10%への増税時に軽減税率を導入すると、大きな減収になる。仮に、増税時期を再々延期すれば、昨年秋に決まった教育費の“無償化”(約1兆7千億円)分の財源は?。

 それも中止するのか、赤字でもやるのか全く不透明だ。三選を目指すなら、憲法改正より約束済みの政策の実現と財源確保の方が重要課題なのだが、、、。
★日本の税金は高くない
 内閣府が発表した今年4~6月のGDPは、年率換算4.0%増で景気が回復基調を維持しているという。また、日銀が重要視する消費活動指数は、実質で前期比1.1%の上昇となった。 消......