「HAFU TALK」は、ハーフや海外ルーツの人々が、情報を共有するWEBサイトで、メディアが作り上げたイメージと違った世界が見えてくる。
厚生省調査では、親が日本人&外国人の子供が、毎年約2万人増加しているが、彼らに注がれる社会の眼差しは偏見に満ち、いじめの対象になったりする。
政府の移民政策が、労働力確保の便法になっているために、移民に対する理解が得られにくい面もあるが、国際社会で活躍できる人材教育を標榜する国にしては、何ともお粗末な限りだと思う。
ついては、5月に娘家族が来日した時、周囲の好奇に満ちた視線を間近に感じた。「お父さん似で色白ね」とか「ハーフっぽいけど、目が日本人ね」などは聞き流していたが、ある日、銭湯でトラブルが起きた。
妻と娘が、孫(6歳男・未就学児)を女湯に連れて行ったら、番台で咎められた。大勢の前で、身長を測り、大きいからダメと言われたと聞き、唖然としたが、それ以降、私が孫を連れて行くことにした。
一方、ニュージーランド人の夫君は、大の温泉好きだったが、箱根の温泉で腕の入れ墨を理由に入浴できず、それ以降、大きな絆創膏で隠すことにした。
マオリ、アボリジニ等だけでなく、日本にもアイヌ・琉球民族問題があった。国民の心の底流に「日本は単一民族」との誤解がある限り、国際社会の中でイニシアティブをとれるはずがないと思っている。
厚生省調査では、親が日本人&外国人の子供が、毎年約2万人増加しているが、彼らに注がれる社会の眼差しは偏見に満ち、いじめの対象になったりする。
政府の移民政策が、労働力確保の便法になっているために、移民に対する理解が得られにくい面もあるが、国際社会で活躍できる人材教育を標榜する国にしては、何ともお粗末な限りだと思う。
ついては、5月に娘家族が来日した時、周囲の好奇に満ちた視線を間近に感じた。「お父さん似で色白ね」とか「ハーフっぽいけど、目が日本人ね」などは聞き流していたが、ある日、銭湯でトラブルが起きた。
妻と娘が、孫(6歳男・未就学児)を女湯に連れて行ったら、番台で咎められた。大勢の前で、身長を測り、大きいからダメと言われたと聞き、唖然としたが、それ以降、私が孫を連れて行くことにした。
一方、ニュージーランド人の夫君は、大の温泉好きだったが、箱根の温泉で腕の入れ墨を理由に入浴できず、それ以降、大きな絆創膏で隠すことにした。
マオリ、アボリジニ等だけでなく、日本にもアイヌ・琉球民族問題があった。国民の心の底流に「日本は単一民族」との誤解がある限り、国際社会の中でイニシアティブをとれるはずがないと思っている。