プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★日本語の難解さ

2018-11-19 08:55:23 | 旅行記
  世界で話されている言葉の種類は、7,000超といわれ、国の数をはるかに上回るので、どの言語が一番多く使われているかを正確に把握するのは難しい。

 また、その国の人口が大きく影響するので、中国やインドの言語が多くなるのが当然だが、世界共通語とされる英語を話す人数が、アメリカ国内でも100%ではない点が興味深い。

 一方、日本語の話者人口(日本の人口+外国人話者)は、約1.3億人で、人口を少し上回る数だが、日本より人口が少ないフランス(約6,700万人)やスペイン(約4,700万人)の場合、フランス語の話者数は2億人以上、スペイン語の話者数は4億人以上と多い。

 また、国連の公用語は、アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語の六か国語に限定されており、日本語のハードルは高い。

 さて、ある言語学者によると、日常生活に必要な語彙の数は、「英語:2,600~2,700、フランス語:900~2,700」に対し、日本語は、7,000~10,000だそうだ。

 日本語の難しさは、使用する語彙の数だけでなく、漢字の音訓・平仮名・カタカナや敬称の使い方等々、多岐にわたり、豊かな表現になる。

 日本語を話せる優秀な民族が、英語を難しいと考えることは滑稽だと理解し、自信と誇りを持ちたい。