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時悠人chosan流処世術

★真の働き方改革(前編):NTTモデル

2022-06-24 08:33:37 | 日記・エッセイ・コラム
 NTTが、来月から実施する「ワーク・イン・ライフ」制度は、日本人の労働観のみならず、人生観を変革する起爆剤になって欲しいと期待している。

 新型コロナの影響で、在宅勤務やリモート・ワークが普及した背景もあるが、今後、社会経済活動にどういう影響や変化が起きるか、楽しみにしている。

 実は、1974年版の「通信白書」に、当時の郵政省が、大都市における交通量の増大や移動時間のロスも大きく、アメリカにおける「リモート・ワーク・センター」計画に触れていたが、立ち消えになった。

 さて、白書が出た7年後、私はオハイオ州のシステム会社との合同事業に従事していた時のことだった。

 ある時、先方のリーダーに数点の質問を投げかけたら、「調べるのに時間がかかるので、コーヒーの美味い店へ行こう」と返された。

 「回答を貰ってから」と応じると、それぞれの担当に、1時間内で調べるよう指示しておいたから、大丈夫だと笑った。帰社すると、必要なドキュメントが全て揃っていた。