プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★日本版軽減税率制度①必要性

2015-09-14 15:58:56 | 日記・エッセイ・コラム
 2017年4月に迫った消費税アップ(8⇒10%)に向けて、財務省が作成した日本版の「軽減税率制度」。

低所得者と高所得者の逆進性や、煩雑な事務処理、更には、税収の確保、GDPの押し下げの歩留まり等々、随所に配慮した素案が出来あがった。

ポイントは、還付金の上限を4,000円/年と設定したことで、バランスをとった。さすが、俊才揃いの財務官僚と言いたいところだが、実務面での課題も多く、2017年4月からの実施は困難な情勢だ。

最大の不安は、マイナンバーを活用して還付するので、個人情報の取り扱い面でのリスクが大きい点。

また、与党の税制協議会では、公明党内から「還付制度≠軽減税制度」と、公約違反を心配する声も。

消費税を5⇒8%にした際の「臨時福祉給付金」は、現在、6,000円(14年度は10,000円)。10%実施時に、4,000円に設定すれば、社会的混乱を回避できる。

選挙公約に掲げたメンツに拘り、「軽減税率制度」を導入すれば、新たに莫大な費用を生じるのだが。

★災害続きは試練

2015-09-12 10:12:40 | 日記・エッセイ・コラム
 茨城県の鬼怒川に続き、昨日、宮城県の渋井川の堤防も決壊し、栃木県を含め、各地に大きな被害を与えた。くしくも、11日は、4年半前の東日本大震災が発生した日だった。

政府が、中断していた辺野古移設作業を再開する12日早朝、東京調布市で震度5弱の地震が発生した。

さて、基地移設のために美しいサンゴの海を埋め立てる。震災に備えてハザードマップを作成する一方で、山に穴をあけてリニアを開通させる。福島原発の廃炉の道筋も不明のまま、再稼働に突き進む。

東日本大震災に関連し、当時の東京都知事の「震災は天罰」発言が批判を浴びた。被災者の神経を逆なでするたとえが悪かったが、「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。」の指摘は、同感だ。

経済成長一辺倒の政策が産むものは、国益よりも我欲で、心の荒廃が進む。総理自身が、以前に掲げた「美しい日本」は、忘却の彼方か?

★国土防衛は「軍事より災害」

2015-09-11 08:57:20 | 日記・エッセイ・コラム
 鬼怒川が決壊し、行方不明者12人、約990人が孤立状態とのニュースに、4年半前の東日本大震災で、地震被害に遭った身内の安否が気になった。

一瞬にして平穏な生活を奪われた被災地の住民にとって、自然災害とはいえ、やり場の無い怒りや無念の思いをどこへぶつけたら良いのか。

「地震かみなり 火事おやじ」が死語と化した現代、日本の国土の特異性に鑑み、政府が最大の努力を払うべきは、「地震たいふう 雨あられ」(or雨に雪)。

国土防衛は、安保法案や軍備よりも、災害に備える知恵比べで、しのぎを削って貰いたい。防衛の対象となる国民の心と国土が荒廃してしまう前に。

★走友家族の語らい

2015-09-09 09:11:44 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夜、久し振りに「走友家族」(3組6人)が、上半期の成果と反省を肴に、金沢市内では珍しいチェコ料理店(シェフは元公邸料理人)で盛り上がった。

 「走友家族」の共通点は、それぞれのレベルに応じたランニングを楽しむ点。

 なかでも、8月23日の「アイアンマン・ジャパン北海道」(洞爺湖)に3年連続で出場したK君は、スイム:3.8km/ バイク:180.2㎞ / ラン:42.2㎞の 計226.2㎞と、気が遠くなりそうなタフなコースで、年代別(60~64歳)7位に入賞した。

 また、私とおない年で、2年前に古稀記念にフルを走ったN君は、11月15日の「第1回金沢マラソン」で、4時間30分以内を最低目標に調整に励んでいる。

 奥さんは、かつての石川県短距離界のエースで、元県記録ホルダー。お孫さんは、小学生の3㎞の部で2年連続優勝と、名血統を受け継いで活躍している。

 いずれも、私とは次元の違うランナーばかりだが、話を聞く度に元気付けられ、励まされる。日頃、外で飲む機会が無いわが家の老夫婦には、一年に1~2回、貴重な機会になり、感謝している。

★年寄りの邪推人事

2015-09-08 08:41:55 | 日記・エッセイ・コラム
 デザイン盗作疑惑等で、ケチがついた「東京五輪」。関係者の責任問題について、chosan流の邪推。

昨年暮れの改造人事で、金銭疑惑が持ち上がった文科大臣を再任した理由は、五輪担当だったが、相次ぐ失態。そこで、五輪担当大臣を配置し、風よけに。

また、年金機構の個人情報漏えい問題で、マイナンバー制度導入への影響も不安視されるなか、厚労大臣の責任問題は不問のまま。

ついては、9月20日、安倍総裁が再任され、内閣改造人事で、顔ぶれを刷新すれば、誰も傷つかない。

暇を持て余す老人が、経験則で人事を推測するのもボケ防止の一策。当たると効果あり、外れると、、ン!