プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★海外旅行の心得(2/3):選択

2017-04-15 08:51:04 | 日記・エッセイ・コラム
IOTの発達で、ますます格安旅行が増える傾向にあるが、旅行業は、もともと利が薄く、そのビジネス・モデルの限界を知っておきたい。

 格安団体旅行の仕組みは、旅行会社が、航空券の大量購入で単価を下げたり、ホテルのグレードや食事の質、移動のバス代、土産店等からのバック・マージンで、採算をとっている。

 しかし、インターネットの普及とLCCの台頭によって、個人旅行にシフトし始め、格安団体旅行は、シニア層中心になってきているのが現状。

 団体旅行は、すべてお任せなので、気楽な反面、スケジュールに追われ、自由度が制約される。また、集合時間を守らなかったり、趣味・嗜好が違う不心得者がいると、旅行が台無しになるリスクもある。

 たとえ、団体旅行であっても、スーツケースや持ち物は、自分で管理するのが当然にもかかわらず、なんでも添乗員に頼む人がいるが、添乗員はガイドではない。

 過重労働が社会問題化しているなか、参加者自身の意識の変革も必要で、賢い消費者なら、安い料金で、安心・満足を満たす難しさを知っておくべきだ。

★海外旅行の心得(1/3):基本常識

2017-04-14 09:19:31 | 日記・エッセイ・コラム
 「てるみくらぶ」の破産事件は、格安旅行のリスクを露呈したが、今度は、UA航空のオーバー・ブッキングが批判を浴びた。

 オーバー・ブッキングは、航空業界の常識で、全航空会社がやっている。防止策の「リコンファーム」(72時間前に予約確認)制度は、今なお、一部に残っているので、旅行先によっては、注意が必要だ。

 その点、日系二社の場合、オーバー・ブッキングが発生しても、搭乗前に解決するし、安全性を含めたサービス品質が高く、世界的な評価も高い。

私が、UAを利用した当時、まだリコンファームが必要だったので、オーバー・ブッキングはなかったが、3回トラブルに巻き込まれたので、その後、利用しないようにしている。 

 いずれにせよ、海外旅行に気軽に行けるようになった現在、警戒心が薄れると、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れがあるので、緊急時の対応策を事前に考えておくことが必要だと思う。

★第3回金沢マラソンに向けて

2017-04-11 09:30:25 | スポーツ
 10月29日開催予定の第3回金沢マラソンの申し込みを終えた。

 踏ん切りをつけるきっかけは、今朝のTV報道で、全チャンネルが、こぞって浅田真央の引退を報じたが、私には、とっくに過去の人だった。

 レジェンドと呼ばれるスポーツ選手は数多いし、引き際もさまざまで、その人となりを体現するので、感銘を受ける。しかし、マスコミが作り上げたタレントまがいの騒ぎ方は性に合わない。

 NHKですら、7時台のトップで10分以上の特別扱いをしたので、嫌気がさして、しばらく教育テレビの子供番組を見ていたら、「一日一笑」なるコーナーがあって、引退騒動を一笑に付す心の余裕を取り戻した。

 市民ランナーにとって、限界と引退の時期は重要ではないが、地元開催でありながら、過去2年連続で抽選漏れし、このままで終わりたくないとの思いは強い。

 「三度目の正直」になるか、「二度あれば三度」となるかを占う抽選結果は、6月に出る。

★共同生活の今昔

2017-04-10 10:41:15 | 日記・エッセイ・コラム
 桜の季節は、花見に浮かれるだけでなく、卒業・入学・入社等の人生の大きな節目に当たるので、感慨深い。

 今朝のTV番組で、今どきの学生寮を紹介していたが、ホテル並みの居住空間で、個室を確保しつつ、共有スペースで仲間と交流するスタイルは、コミュニケーションの理想形かもしれない。
 
 私は、自宅通学だったので、下宿や学生寮で過ごしたことはないが、社会人になってからは、独身寮・家族寮・単身赴任者寮・二人世帯寮と形態の異なる共同生活を経験した。

 最も印象に残っているのは、昭和46年、東京の独身寮で過ごした1年間。和室六畳一間に、二人同室で、年齢も職場も違い、ライフスタイルも違った。

 私の職場は、夜9時、10時退社が常態化していたので、布団の上げ下げや、入浴・洗濯等の時間等、共同生活の不自由さを味わった。

 彼が、時々、静岡県の実家へ帰る時だけ、自由に手足を伸ばすことができ、六畳間を広いと感じた。満たされた環境に育った現代の若者には、耐えられない不自由さだが、今となれば、懐かしい若い頃の一ページを飾っている。

★入学式:桜と国旗

2017-04-09 09:30:59 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日の朝、ある小学校の玄関に国旗が飾られているのを見た時、「はて?今日は何の祝日?」と、気になって、妻に訊いたが、心当たりはないとの返事。

 帰宅して、調べてもわからず、奥歯にものが引っ掛かった感じのままだったが、今朝、ブログ事務局からの一年前の記事を読んで、入学式と国旗が結びついた。

 しかし、金沢市内の小学校の入学式は、毎年7日と決まっており、8日に国旗を掲揚する筈もなく、しまい忘れたのだと思うことにした。

 わが国では、国旗掲揚・国歌斉唱の是非論が対立しているが、入学式そのものがない国の人からみると、価値観の違いを理解出来ないに違いない。

 何はともあれ、桜の花は、日本の入学シーズンによく似合う。
★桜と入学式&入社式
 1980年代にヒットしたCM「ピッカピカの一年生」が消えて久しいが、子供の屈託のない笑顔が実にほほえましかった。 ランドセルを背負って、桜の木の下で、親子で記念写真を撮る光景......