シネマ見どころ

映画のおもしろさを広くみなさんに知って頂き、少しでも多くの方々に映画館へ足を運んで頂こうという趣旨で立ち上げました。

「どうすればよかったか?」(2024年 日本映画)

2025年02月19日 | 映画の感想・批評
 統合失調症の姉とその両親を映画監督である弟が記録したドキュメンタリー。両親は共に医学部を卒業した研究者で、父は細胞膜の研究では名の知れた人だった。姉は4年かけて医学部へ進学するも思うように進級できず、25歳頃に統合失調症と疑われる病に罹る。両親は最初に診察した医師が入院・治療の必要はないと言ったことを理由に、娘を入院させず自宅で療養させた。
 弟は早くに家を出ていたため、両親と姉の三人暮らしが続く。姉は精神状態が不安定になると支離滅裂なことを言ったり、大声を上げたりして家族を困惑させた。ひとりで外へ飛び出して事故や事件に巻き込まれないように玄関に南京錠が掛けられたこともあった。そんな暮らしが25年も続くが、母親が認知症になったのをきっかけに初めて姉は入院して治療を受けた。三カ月で寛解して家に帰ってきた時には笑顔が戻っていた。しばらくして母親が亡くなり、父親と姉の二人暮らしになる。父と旅行に行ったり花火を楽しんだり、穏やかな日々が続くが、やがて姉が癌に侵されていることがわかる・・・

 映画監督である弟の視点から撮られたドキュメンタリーで、おそらく観客の多くはどうして両親は25年間も姉を医療機関につながなかったのかと不審に思うであろう。入院して薬を吞み始めてからの様子を見ると、明らかに以前より表情が穏やかになっている。おそらく受診前は幻聴に苦しんでいたのであろう。両親は最初に診た医師が治療の必要がなかったと主張するのだが、そこには伝統的な精神医学に抗議した1970年代の反精神医学(精神医学の治療の有害性を指摘)運動の影響があったのではないか。また姉が発症した1983年頃には精神科病院内で虐待によって患者が亡くなる事件が起きており、患者の人権を無視した精神科医療が社会問題になっていた頃だ。両親が懸念していたのは単なる世間体だけではないように思える。この当時使われていた精神分裂症という呼称(2002年まで使用)も偏見に拍車をかけたのではないか。そうはいっても、もっと早く服薬していれば姉はあれほど苦しまなかったかもしれないと思うと、答えは簡単ではない。
 インタビュー等での監督の発言によると、両親は子供の進路についてあれこれ指図したりすることはなく、子供の自由意志を尊重したらしい。両親は姉に愛情深く接しているように見えるし、虐待をするような親には見えない。姉が統合失調症を発症したのは親の過干渉や圧力が原因とは思えない。監督によると姉は父親が大好きでとても尊敬していたらしい。おそらく両親の期待を忖度し、また自身も両親のような研究者になりたいという願望があって、同じ研究者の道を歩みたいと希望したのだと思う。
 玄関に掛けた南京錠のシーンが何度も出てくるが、玄関から出ていくことはできなくても窓から出ていくことはできるので、完全な監禁とは言えない。座敷牢とは違う。南京錠は外に飛び出して事件や事故に巻き込まれるのを防ぐためのもので、実際に姉は家を脱け出して海外にまで行ったことがあるようだ。ただ長期間外出させなかったことは、自由を制限したと批判されても仕方がないと思う。
 姉の葬儀のシーンはインパクトがあった。死顔がモザイクなしで映し出されているのに驚いた。縁者たちが棺の中に思い出の品物を次々に入れていく時、父は姉と執筆した共同論文を棺の中に入れた。このシーンを「父のエゴイズム」「姉は喜んでいない」という見方もあるかもしれないが、案外姉は満足していたのではないか。姉にとって父は目標であり、父と連名で書かれた論文はまさに姉の夢そのものだと思う。父と姉には他者が入いることができない強固な絆があったのではないかと感じる。
 監督は父が葬儀の挨拶で「有意義な人生を送ったのではないか」と言ったのを聞いて、「姉が亡くなった瞬間に姉の人生を書き換え始めている」と感じたとコメントを残している。確かに有意義な人生どころか、統合失調症に苦しみ続けた人生であったと思うが、家族の愛情には恵まれていた。薬物治療を始めた50歳頃から62歳で亡くなるまでの12年間は、幻聴や妄想がやわらいだのか、表情が穏やかに見える。受診後も服薬を拒否したり、コンビニで警察沙汰になったりするような事件を起こしてはいるが、以前に比べると状態は落ち着いている。病気は完治していないとしても、大好きな父親の側で暮らせて、意外と幸せを噛みしめていたのではないかと思う。(KOICHI)

監督:藤野知明
制作:淺野由美子
撮影:藤野知明  淺野由美子
編集:藤野知明  淺野由美子

「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(2024年 スペイン映画)

2025年02月12日 | 映画の感想・批評
 作家のイングリッド(ジュリアン・ムーア)は、新作のサイン会で、暫らく疎遠になっていた友人マーサ(ティルダ・スウィントン)が、重い病に侵され入院していると、偶然知った。早速、見舞いに行くと、長らく会っていなかったからか、マーサの娘や別れた夫の話を深く色々聞いた。そうする内に、マーサから、治療の回復が見込めなくなり、闘病の苦しみに耐えるのがつらいので、「安楽死」を望んでいることを知らされる。更に、自分が死を迎える時は、戦場カメラマンとして孤独に仕事をしてきたので、最期は、人の気配を感じていたいので、隣の部屋に居てほしいとの願いを聞かされることになる。悩んだ結果、マーサの要望を受け容れることにしたイングリッドは、マーサが借りた森の中の大きな家で暮らし始める。マーサは、「ドアを開けて寝るが、もし、ドアが閉まっていたら、“決行”したと思ってほしい」と伝え、二人の生活が始まるのである。
 「安楽死」の是非や法制度を問う作品ではない。自分の最期に向き合うことで、今までどう生きてきたのか、今この瞬間をどう生きるのかを問いかける作品だ。ふたりの女優の演者としての生き様と、一個人としての生き様が、交錯しているからなのか、凛とした佇まいが、画面からひしひしと伝わってくる。演技で創り出したものに加え、内面から湧き出るものが多いように感じた。それだけ、自分は「生きている」「生きてきた」という自負があるのだろう。他人の生き方を批判することなく、自分なりに受け止め、認め合う。この二人の立ち振る舞いは何の濁りもなく、カッコよく観えた。鑑賞する側の背筋がピンと一本の筋が通る気持ちになった。また、最期を迎える服装や化粧も、奇抜な色彩に思えたが、鮮やかで、”決行”を後押ししてくれているようにも感じた。
 ネット情報だが、海外では「安楽死」が認められている国があるようだが、劇中でも、「違法的に薬物を入手した」とあったように、認められている国でも、該当するのかどうか揺れているようでもある。因みに、日本では認められていない。個人の自己決定権が馴染んでいないのが理由の一つとあったが、確かに、マーサの娘がマーサにいった「It’s your choice」という言葉が強く印象に残った。自分がどう思う、どうしたいということが重要な海外では当たり前なのか。その行き過ぎに警鐘を鳴らす為か、元恋人で今のイングリッドの恋人であるダミアン(ジョン・タトゥーロ)に、特定の国をイメージさせる会話シーンがあった。今、その国は、4年間の大統領任期に入ったばかり。世界はどうなることやら。そのシーンも印象深く残った。
(kenya)

原題:La habitacion de al lado
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
撮影:エドゥ・グラウ
出演:ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タトゥーロ、アレッサンドロ・ニボラ、ファン・ディエゴ・ボト、ラウル・アレバロ、ビクトリア・ルエンゴ、アレックス・ホイ・アンデルセン、エスター・マクレガー、アルビーゼ・リゴ、メリーナ・マシューズ

「サンセット・サンライズ」(2025年 日本映画)

2025年02月05日 | 映画の感想・批評
 2025年は昭和100年にあたる。昭和の時代に思い入れのある人にとっては感慨深いものがあるだろう。相変わらず日本列島はあちこちで揺れ続けウィルスも蔓延り、足元はおぼつかない。それでも希望を持って生きていきたい。「泣き笑い移住エンターテインメント」と銘打った本作は、良質なヒューマン・コメディ。新しい年の始まりに思い切り笑える作品である。
 宮城県の南三陸地方の架空の町、宇田濱が舞台である。地方の人口流出や過疎化の問題に、震災後は空き家問題も深刻化している。町役場で空き家問題を担当する百香(井上真央)は、手始めに自宅のはなれを貸し出すことに。4LDK・家賃6万円・家具家電完備の一軒家という神物件に一目惚れした晋作(菅田将暉)が、リモートワークは絶好のチャンスと早速お試し移住を始める。憧れの釣り三昧だと「釣りバカ日誌」的な動機だが、東京の企業に勤める晋作は仕事は出来る様子で、このフラットさが作品全体の大きな魅力になっている。
 コロナの2週間の隔離期間中、晋作はこっそり釣りに出掛け地元民とも交流をもつ。噂はあっという間に拡がり、居酒屋の店主ケン(竹原ピストル)を中心とする「モモちゃんの幸せを祈る会」のメンバー達に警戒される。どんな奴だどこで知り合った、もう同棲じゃないかとすっかり噂が大炎上。そんな中、諸々のディスタンスをぎゅっと縮めていくのが南三陸の食の数々。ケンが次々と出してくる料理を晋作が舌鼓を打ち食べるシーンは本当に美味しそうだ。なかでもメカジキのハモニカ焼きが目をひく。等間隔に並んだ筋の形がハモニカに似て、両手で掴んで食べる姿がハモニカを吹いている様に見えることから命名されたようだが食欲をそそる。「もてなしハラスメントだ」との場面は爆笑ポイント。会話が南三陸の方言で進んでいくのもいい。こっち来いの「こ」、食ってみろの「け」など、わずか一言で日常会話が交されるのが楽しい。
 晋作の会社が空き家に目をつけ、住民を巻き込んで空き家活用プロジェクトに乗り出す。東京からのチームと東北チームが鍋を囲んで語り合う。この東北独自の芋煮会は重要なシーンだ。晋作の言葉が胸に迫る。「ただこの町に生まれなかっただけなのに何でこんなに切ないんですか。外の人間はどうしていいか何が正解か分からなくて。」それに対してケンが「ただ見でればいい。たまに見に来ればいいんでない」と。故郷の宮城を離れて久しい脚本家宮藤官九郎の、優しい視点が滲んでいるシーンだ。
 借りている家の秘密を知った晋作は、自分の好きを諦めない生き方を選択し、周囲の人々の人生をも変えていく。地方の問題を考える時には、百香のような地元を良く知る人間と、晋作のようなフラットな考えのよそ者のどちらも必要なのだということがこの作品を通じて良くわかる。自分が居る狭い行動範囲だけではなく、未知の場所へと続く心の扉を開くことが人生を豊かにしていくのだと、この作品は語っている。
 俳優陣が各々に素晴らしい。劇中に登場する素敵な水彩画は菅田将暉作!(春雷)

監督:岸善幸
脚本:宮藤官九郎
原作:楡周平
撮影:今村圭佑
出演:菅田将暉、井上真央、竹原ピストル、山本浩司、好井まさお、藤間爽子、茅島みずき、白川和子、ビートきよし、半海一晃、宮崎吐夢、少路勇介、松尾貴史、三宅健、池脇千鶴、小日向文世、中村雅俊

「グランメゾン・パリ」(2024年 日本映画)

2025年01月29日 | 映画の感想・批評


 2019年秋のTVドラマで好評だった「グランメゾン・東京」。木村拓哉演じるフランス料理シェフ・尾花夏樹と、鈴木京香演じる鋭い味覚を持つシェフ・早見倫子が中心となって三つ星レストランを目指す物語。その「グランメゾン」が映画になった。今度は本場フランス・パリでアジア人初となる三つ星☆☆☆獲得を目指すという。
 中国、トルコと共に世界三大料理の一つとされるフランス料理。その本場で三つ星を獲得するというのは並大抵のことではない。ましてや外国人のシェフにとっては、基本となるよい食材を手に入れるところから、大きな壁が立ち塞がる。いくら腕があっても、肝心の材料が揃わなければ、三つ星なんて無理だ。新店舗「グランメゾン・パリ」も苦戦が続いていた。そして大切なガラディナーで失敗をしてしまうと、その場所を提供していた、かつての尾花の師であり、三つ星を29年間守り抜いているレストラン「ブランカン」の主人から、テナントの撤退を要求される。何とか次のミシュラン決定まで待ってもらうよう約束を交わした尾花だったが、果たして三つ星獲得は成るか??
 監督は映画「ラストマイル」やTVドラマ「アンナチュラル」などの話題作を続々提供している塚原あゆ子が、公開直前のTVドラマと共に引き続き担当。脇を固める俳優陣も5年越しとはいえ再会を願っていた面々だけあって、チームワークの良さが画面からひしひしと伝わってくる。コロナの影響からか絶対の味覚の持ち主だった早見の舌が万全ではなくなり、尾花と衝突して店を出ていかれたり、新しく加わったパティシェの韓国系カナダ人リック・ユアンとの、お互い自尊心が強いゆえに引き起こされる事件等もあるのだが、みんな尾花の料理に惚れ込んで集まった面々、立ち直りも早い。それは演技を通じての関係も同じで、映画デビューから30年、バラエティ番組「SMAP×SMAP」の『ビストロ スマップ』のコーナーで確かな料理の腕前を披露していたとはいえ、本作のカリスマシェフになり切った木村拓哉の姿に、周りのみんなが「絶対に三つ星を取らせたい!!」という願いをぶつけて演じているようで、観ている方も思わず一緒に応援したくなってしまう。
 さらにパリでの大規模なロケが本物感を味わわせてくれる。食材を調達に行く広い市場や、エッフェル塔等の名所旧跡に古い街並み、そして飛び交うフランス語。その撮影にはフランス人スタッフの協力も大きかったようだ。
 そして何より感動的なのは出てくる料理の素晴らしさ。その美味しさが画面から溢れ出てくるようで、目が離せない。それもそのはず、今回の料理監修には、実際に2020年にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが担当。ラストに出てくるフルコースのメニューは小林シェフがいたからこそ提供できた逸品で、それを冨永愛演じるフードインフルエンサー、リンダ・真知子・リシャールが奏でる解説を聞きながら味わえる。もうこれで満腹感120%!!料理を観ただけで涙が出てくるなんて初めてだ。小林シェフの店は東京にもあって、そこには木村を始め出演メンバーたちも出かけ、料理の作り方や出し方の作法などを、厨房の中まで見せてもらいながら学んだそうだ。そんなところにも本作の本物志向がうかがえる。
 ジャニーズ事務所の元メンバーや某テレビ局が引き起こした問題で揺れる昨今のエンタメ界であるが、キムタク一家は揺るがない。画家としても名が通る工藤静香をはじめ、フルート奏者、モデルとして活躍中の長女Cocomi、モデル、作曲家、そして女優としても注目されている次女Koki。どんな作品を撮っても圧倒的な存在感で他を圧倒するキムタクだが、全力で真剣に役に取り組む姿勢とその中で生まれた確かな力は、しっかり家族にも伝わっているようだ。
 (HIRO)

監督:塚原あゆ子
脚本:黒岩勉
料理監修:小林圭
出演:木村拓哉、鈴木京香、オク・テギョン、沢村一樹、及川光博、正門良規、冨永愛

「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師たち」(2024年 日本映画)

2025年01月22日 | 映画の感想・批評
生真面目な税務署員の熊沢(内野聖陽)は車の購入にあたって見事に騙されてしまう。友人の刑事(皆川猿時)の協力を得て、詐欺師の氷室マコト(岡田将生)が犯人と突き止めるが、氷室から逆に「一緒に仕事をしないか」と持ち掛けられる。
その仕事とは、巨額の脱税をしている不動産王橘(小澤征悦)をだますこと。橘を追求しようとする部下(川栄李奈)の突っ走りによって、熊沢は窮地に陥れられている。過去には大事な友人も橘によって失っている。
にっくき橘からどうやってお金を奪い取るのか。
氷室は腕利きのメンバーを集め、熊沢にビリヤードを仕込んで橘と対戦させたりと、手の込んだ作戦を立てていく。極めつけは地面師の場面。
ああ、万事休す!
からの、大逆転!
偽札の透かしも凝ってる。橘の顔が浮き出てる・・・・・
かくて、橘からばっちり回収した、そのお金はきちんと「納税」されて。
最後まで、熊沢は生真面目な税務署員でした。

「カメラを止めるな」で一躍有名になった上田慎一郎監督。実は「カメ止め」には今一つ入り込めなくて、一度見ただけに終わっている。
今作品もそれほど期待していたわけでもなく、内野聖陽の変貌ぶりが見たくて、車を走らせた。珍しく怒りを感じることもあったので、そんな日に見て大正解。ああ、すっとしたア。
「怒りは生きる力」になる!本来それはしんどい事なので、やめておいたほうがいいのだが。同時に、「底辺のものは怒りをもつとろくなことはない」のも事実かも。

爽快感のあるお話。おもいっきり騙されました。そして、背景にある家族愛、友情にほろり。ところで、7人の詐欺師って、数えてみるけど・・・・・・
内野聖陽、生真面目で、人の好い公務員役が実に似合っている。「きのう何食べた?」の可愛いケンジと同一人物が演じているとは思えない。
冒頭の税務署員の福利厚生費の説明を思わず真剣に聞いてしまった。「極上うな重を福利厚生費で落とすのなら、食べながら会社の方向性を語り合ったことにしましょう。職場で会議をしたことにしましょうよ」
川栄李奈、ちょっとうるさいくらいの正義漢。そのおかげで上司はえらい目に合う。国税局は「本社」なのね。
小澤征悦の悪役っぷり。はまっている。
岡田将生、美しい。氷室に幸あれと願う。岡田自身は私生活では今最高にお幸せでしょうが。
で、父親役の俳優さんはどなただったのかなあ。台詞もなかったような。
神野美鈴、親バカよねえ、息子をつかまえて「イケメンねえ」笑。彼女の煙草姿がカッコいい。「blank13」でも喪服で煙草をくゆらすシーンが絵になってた。バイク姿もカッコいい。何より、すばらしいお仕事ぶり。
いつも賑やかすぎる皆川猿時、今回は静かに熱い。ラストで出てくる友人3人の笑顔の写真に泣かされる。
吹越満、こ憎たらしい署長、こういう癖のある役がほんとによく似合う。褒めてます。

税務署職員の皆さん、仕事のお相手、ようく考えて行動してくださいね。大きなところ、見おとしている、いや目をつぶってる?避けてる?それはやめてくださいね
納税の義務をけなげに果たしている国民は見てますよ。裏金議員たちからしっかり徴収してくださいませ。内部留保をたんまり蓄えている大企業からちゃんと徴収してくださいませ。増税なんかしなくても十分賄えると思うんですけど。
確定申告の季節、庶民はきちっと申告しますとも!
(アロママ)

監督;上田慎一郎
脚本:上田慎一郎、岩下悠子
撮影:山本周平
原作:ハン・ジョンフン(邦題:「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」
出演:内野聖陽、岡田将生、川栄李奈、神野美鈴、小澤征悦