鍼灸院クラルテのスタッフ日記

院長・受付嬢・事務のおねえさん・掃除のおばさんを一人でやってるスタッフの日記です。
ゆる過ぎる頻度で更新。

11月第1土曜 ー2ー

2024-11-06 | アート・文化
さて、逸翁美術館の展示は、というと

漆工・三砂良哉。

武者小路千家や小林一三と繋がりのあった漆芸家。
絵画的で精妙優美な作風、とのことで
逸翁好みもたくさん出ていました。

印象に残ったのは、弘入作の黒樂茶碗「残雪」。
一三の娘が、落として割ってしまい
あまりに泣くので不憫に思って
良哉へ修繕を依頼したもの。
かなり粉々になっていたのを、漆で丁寧に接いで(継いで?)直してあります。

大事なお茶碗を割ったとなったら
普通ぶっ飛ばされそうだけど
怒られないどころか、“不憫に思って” ってまぁ!
そんなエピソード付きの一品でした。

「漆芸礼讃 -漆工・三砂良哉-」
 逸翁美術館                    
2024年9月21日(土)~11月24日(日)

(あとちょっとつづく)
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