鍼灸院クラルテのスタッフ日記

院長・受付嬢・事務のおねえさん・掃除のおばさんを一人でやってるスタッフの日記です。
ゆる過ぎる頻度で更新。

京都へ(4)

2016-12-23 | アート・文化
さて、やっとの思いで聚光院に到着。
受付を済ませ荷物を預けて、のちょうど良いタイミングで案内がありました。
説明の方が付いて、20人ほどの館内ツアーのような感じで廻ります。

まずは本堂の縁側に腰掛けて
方丈庭園「百積庭」を眺めます。
ここは、狩野永徳の下絵・千利休の作庭とされているそう。
生垣の向こうには、三好長慶・千利休と
茶道三千家のお墓が立ち並ぶということでしたが、そこはさすがに未公開です。

振り返ると、いつのまにか襖が開け放たれていて
本日のメインイベント「国宝 狩野永徳・松栄筆 本堂障壁画」
が、ドーンと。

もう、私が下手にどうこう言うより、観に行ってください。
永徳は、襖絵としての構図で描いているので
本来の襖の姿で観るのが一番、だそうですから。

その他、松栄・永徳の親子が存分に筆を振るった作品の数々や
「重文 茶室「閑隠席」「升床席」」を拝見して
最後に、千住博画伯の書院障壁画「滝」で〆。

来年の3月26日まで公開です。拝観料は¥2,000。

では、いよいよ「あの店」へ。

(まだつづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柚子で冬至を知る

2016-12-22 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は冬至だったんですね。
まったく意識せずに一日過ごし
夜、お風呂に柚子が浮かんでいるのを見て
気付きました。

鍼にたずさわったり、お茶をたしなむにあたっては
もうすこし季節を感じていかなきゃ、と反省。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都へ(3)

2016-12-21 | 日記・エッセイ・コラム
聚光院の拝観にあたっては
前もってネット予約をしておきました。
特に理由もなく、11:40。
我ながら、なぜにこんな中途半端な時間・・・。

何はともあれ、向かいます。
岡崎から紫野まで結構距離あるし
普段全く運動をしていない私の脚力も考慮して、だいぶ早めの行動です。

とにかく鴨川沿いを北に北に上がり、北大路に突き当ったら左折。
と頭に入れて、自転車を走らせます。
ほどなくして出町柳を通過。さらに川沿いを北です。

ここで大きな落とし穴が。

鴨川は、下鴨神社の手前で二股に分かれ、一方は高野川(右側)となって、あらぬ方向へ参ります。

私はまんまと高野川沿いに導かれたのでした。
そういえば、なんだかいやに寂しい景色になってきたな・・・と思いながら走っていました。
でもって、川沿いは高低差がすごい。山あり谷ありで、この年になって自転車の立ち漕ぎ。

目標地点(聚光院)からどんどん遠ざかるも、北大路には突き当たったのが幸いでした。
自分では過ちにまだ気づかないまま左折して、奇跡的にリカバリーできたけど、距離は本来の倍ほどあります。
そろそろ到着・・・と思いながら、交差点を確認すると
「え?まだこんなところ?」そりゃそうです、遠くまで行って帰って来たのだから。
で、何度も何度も確認しつつ進むので、また時間を取り・・・。
結局、大徳寺の門にたどり着いたのは11:30で
早めに着いちゃう予定が、ぴったりの時刻。
11:40に予約した私って、天才!と自画自賛したものでした。(←愚者)

(またまたつづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都へ(2)

2016-12-20 | アート・文化
さて
細見美術館には通い慣れているけれど
いつもとは違う方向からのアプローチでいささか迷走。
それでも10分ちょっとで到着。
なんだか計ったように、開館5分前でした。

展示は「驚きの明治工藝」。台湾の薬剤師、宋培安さんのコレクションです。
集めに集めたり、であります。
見ものは、自在置物と呼ばれる、金属で作られた動かせる置物。
いかにも“男の子が好きそうな”。
普段はお家でディスプレイされているらしいです。

私が惹かれたのは、こちら。

林谷五郎「台子飾皆具」。七宝の美しい道具です。

他にも、超絶技巧ではおなじみ宮川香山あり、千總が制作した天鵞絨友禅ありと
江戸時代後期から明治にかけての緻密ですばらしい工芸が網羅されています。
観て損はない、3連休にぜひ。

ささ、お次は聚光院。

(またつづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都へ(1)

2016-12-19 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は、京都へ行ってきました。
メインは、大徳寺の塔頭 聚光院 の特別公開です。
大徳寺って、ずいぶん前に行ったことがあるのですが
(近くの今宮神社へ、玉の輿祈願(笑)に行ったついでに)
ただただ遠かったことだけ覚えています。
最寄り駅の地下鉄烏丸線北大路駅からだと、歩いて20~30分かかるし
バスは路線がよくわからない上、時間の予測がつかない。
というわけで今回は
かねてより企んでいた、レンタサイクルで巡る、というのをやってみたのでした。

借りたのは出町柳のレンタサイクルえむじか
9:00から開いていて、夜の20:00まで借りて500円です。
決してキレイ・・・ではないけど、ちゃんと走って、ちゃんと止まる自転車です。
(ただ、ハンドルが心なしかベタっとしていたので、次回は100均で手袋買ってくつもり)

で、せっかくなので
他にも回ってみようと。
細見美術館は、友の会に入っているんですけど
今期の展示はまだ観ていなくて、しかも今月25日で終わってしまうから
ぜひ行きたい。
あと、私どうしても“あの店”に執着があるんですよね。予約しました。

まずは、細見美術館に向けてGO!

(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする