第20話(最終話) 見つけた! たったひとつの星
「私たちの縁はどこまでかな?」
「バカ、一生だって。宮に来ていろんな事があったけど
お前に出会えて本当によかった。」
対戦で負けたフは名残惜しさを感じながらも宮を出る準備をする。
その半面、平凡な皇族として民間でスニと共に暮らせるという事が
楽しみでもある。
スニはヒョソン大公から思いがけない提案を受け思い悩むのだが・・・。
フはセリョンに、一番必要なものをプレゼントしたかったと言って
ニューヨーク行きの飛行機のチケットを渡す。
セリョンはフの思いやりに感動し、これからは良い友達になろうと言って
握手を交わす。
炎に包まれたまま自暴自棄になっていたジュンを探し出したシヨンは、
泥酔したジュンを助けようとして逆に犠牲になる。
シヨンの死をものともせず皇太弟の座だけにこだわる父が恨めしいジュンは、
母の事件を今も解決したいと思っているかとフに尋ねるのだが・・・。
ジュンを助けるため炎に包まれた別荘に入るシヨン。
ジュンを助けたけど、シヨンは死んじゃったみたい。
なんてこった・・・
けど、こんな時でもジュンの皇太弟のことしか考えてないジュン父。
ジュンはそんな父親が許せない様子。
何かジュンが一番不幸なんじゃないのか?
宮を出る覚悟をしているフは、叔父さんに挨拶をするのです。
皇太弟になれなかったよりも、ヤンスニと平凡に生きて行けるのが嬉しいらしい。
そんな2人を皇太后様は気に入らない反面、
許してやりたい気持ちもあるようで・・・
思い切って許してやればいいものの(-_-;)
ジュンが皇太弟になれるとウキウキのジュン母だけど、
ジュンは、自分は皇室の血筋じゃないからなれないと言うのよ。
で、母親が「もしや、チョ・サンギさんに会ったの?
あの人の話は間違ってる。お母さんを信じなさい。」って。
ジュンは「チョ・サンギさんがそう言ったのではありません。父さんです。」
ホントはどっちよ!!
ジュン父が「私は、子供が作れない体だと医者に言われた。
なのにジュンがなぜ私の息子だというのか?」ってジュン母に言ったら、
ジュン母は「誰がなんと言おうと、ジュンは、あなたの子供です。」
いや、だからどっちよ!!
で、ジュン母が「DNA検査すればいいわ」って。
じゃあ、最初から検査すれば良かったじゃんかよ。
皇太弟発表の日。
勝負は3勝2敗で、ムンソングン(ジュン)の勝ち。
よって皇太弟はジュンに決定!!
と思ったら、ジュンが「ちょっとお待ち下さい。」って。
ジュンは、自分は不正をして勝ったので、
皇太弟になる資格はないときっぱり宣言。
もしそうでなくても、皇太弟はヨンソングンが相応しいって。
ジュン父は唖然。「ちょっと待って下さい」って言うも、
陛下に一喝されるのでした。
陛下、そんな一喝が出来るのならば、最初から強気で言ってれば
ジュン父たちもあそこまでつけ上がらなかったんじゃないか?
その後、ジュンはフに店長に渡された証拠を渡すのです。
その証拠で、フは母親の無実を晴らすんだけど・・・
何かハッキリしなかったなぁ~。
結局、ジュン父と母はどうなったんだろうか?
フはヤンスニに「皇太子になっても何も変わらない。
ぼくらの心が一つになれるよう、努力するから。」って言うんだけど、
その後、ヤンスニはフに「幸せだった」と言う手紙を残して留学。
ちょっと・・・それはあんまりだわ。
フがかわいそうよ~。
ヤンスニもフが皇太弟になるから身を引いたのかもしれないけど・・・
あまりにもかわいそすぎる・・・
それもこれも皇太后が!! って八つ当たりだけど。
ジュンは父に最後の挨拶。
「僕は父さんから離れます。育ててくれたことは忘れません。」
ジュンってば、ホントにいい子ね。
「最後のお願いです。母さんを許してあげて下さい。」
そんな時まで母親の心配かい。
だけど、DNA検査の結果、ジュンは父の本当の子供だった!!
って、おーい!! 何だよそれ!!
だから最初から検査しろって言ったじゃんよ。
ジュンは「じゃ、チョ・サンギさんにはどうして?」と素朴な疑問。
ジュン母は「嘘をついたのよ。私は、子供を守るためならなんだってできるわ」
ヒデェ・・・子供のためならなんだってできるってのは分かるにしても、
店長の立場は???
それはあまりに酷いんじゃないの?
店長はフを裏切ったと言って、フから離れて行ったのに・・・
こんな酷い父母から、よくジュンが産まれたな(-_-;)
で、3年後。
皇太弟になったフは、忙しい毎日を送ってる様子。
そんな時、フランス語の通訳としてヤンスニが!!
3年足らずで、国の王子の秘書?になれるんかい?
フはヤンスニに「おれたち、また始めよう」と言うんだけど、
「そんなに簡単じゃないわ」とヤンスニ。
そしてまたまた1年後。
ヤンスニがフ付の侍従官になってやってきたのです!!
これにはフもビックリ。
なんと、陛下がお声をかけたらしいです。
陛下はやっぱりフの味方ね♪
フはハン尚宮からアドバイスをもらいます。
「そんなこと・・・」と戸惑うフ。
ハン尚宮、なんて言ったのかしら?
まだこの仕事を受け入れていいかどうか迷ってると言うヤンスニ。
フの迷惑にならないかとか心配してるらしい。
そんなヤンスニをクマだらけの寝室に連れて行き、
「ハン尚宮に教えてもらったんだ。男は力ずくだ!!」
と言って、ヤンスニを押し倒すのでした。
で、終わり。
最後、お馴染みテディベアが男の子と女の子で着飾ってたから、
きっとフとヤンスニは結婚できたんでしょうね。
ってか、ハン尚宮、そんなこと教えてたのね( ̄▽ ̄;)
ちょっと意外です。
ま、そこそこ面白かったかな。
前作の“宮”の方が好きだけど、
これはこれで良かったんじゃないかとあたしは思います。
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