
【ストーリー】
ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』をハリウッドでリメイクした
ハートウォーミングなラブストーリー。
ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。
仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、
目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。
積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、
やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。
でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。
予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが
見つけた新しい自分とは…。
良かったです。
あたしは好きですね。
ケイトは仕事完璧主義者で、仕事ひとすじに生きてきたけど、
突然姉が死んで、その娘ゾーイと暮らすことになるんだよね。
そこから、ケイトの人生の歯車が動き出すんですよ。
ケイトが休んでる間に、セカンドコックとしてニックが入るんです。
そのニックは陽気で厨房でラテン音楽かけて、
仕舞いには他のスタッフと歌まで歌うときたもんだ。
勿論、そんなニックとケイトが合う訳もなく・・・
っつーか、厨房でラテン音楽を大音量でかけるのもどうかと思ったけど。
あれじゃ、ホールに丸聞こえだと・・・(-_-;)
ケイトじゃなくても、ちょっと・・・って思う気がする(笑)
そんな2人を近づけたのがゾーイ。
母を亡くしたショックからか、何も口にしようとしないゾーイに
ケイトが困り果てて厨房に連れてくるんだよね。
そんなゾーイにニックが近づいて行って隣に座り、
バジルをちぎり始めたのよ。
少し興味を持った様子のゾーイにバジルを手渡すと、
ニックを真似てバジルをちぎりだすんだよね。
ニックは自分で作ったナポリタンにバジルを散らし美味そうに食べてるの。
で、厨房から呼ばれて「ちょっと持ってて」とナポリタンの入った器を
ゾーイに渡しニックは厨房へ戻るんだよ。
ゾーイはそのナポリタンを見て、辺りを窺いながら口に入れるの。
それを見たニックは「オレのも残しておいて」って言うんだよね~。
そして、ゾーイがナポリタン食べてる姿を見たケイトが、
ニックに声には出てないけど「ありがとう」って言うんですよ~。
これまでニックを受け入れてなかったケイトの心も、
ゾーイの心もニックは溶かしちゃった瞬間でしょうね。
いいシーンでした。
終盤で、ケイトとニックが言い争いになって
別れた感じになっちゃった時は、どうなることかと・・・
「幸せなレシピ」が“幸せ”じゃなくなっちゃう!!って思ったけど、
そこはちゃんと幸せに持って行ってくれましたよ。
ホント、ほんのり幸せ気分になりました。
ニック役のアーロン・エッカートが良かったです!!
ゾーイ役の子も良かったなぁ~。
どうぞ、御覧になってみて。