第7話 届かぬ思い
逃亡中、身を隠していた貨物コンテナに
閉じ込められたスギョンとジェユン。
扉が開かれるとそこは出航後のクルーズ客船だった。
寄航は翌日。
2人は偶然に訪れた束の間の休息を楽しむことに。
恋人同士のような時間を過ごした2人は、
ある方法でお互いの気持ちを伝えようと試みる。
一方、キム刑事は捕らえられたチャン刑事を救うため、
香港警察にマフィアの幹部チャーリーの逮捕を要請するが・・・
スギョンとジェユンは、食事した後、
一緒にルーレットしたり、
ジェユンがスギョンにピアノを弾いてあげたりと、
なんだかいい雰囲気を醸し出してたのよ。
お互いに恋愛について質問したりね。
で、メモを渡し、後で答えを言おうと別れるの。
スギョンからの質問は「まだ面倒ですか?」で、
ジェユンからの質問は「まだ忙しいですか?」だった。
答えを言おうと約束の場所に行ったスギョン。
けど、ジェユンはどうしてもスギョンの前に行けなかったの・・・
何やってんだよ!!
やっとキム刑事と連絡がとれたジェユン。
しかしキム刑事から聞いた言葉は、
「チャン刑事が捕まった。」との知らせだったの。
領事館に行ったスギョンは、
香港警察にチャーリー・パクを捕まえるよう要請するんだけど、
チャーリー・パクはアメリカ国籍だし、
証拠がないから捕まえられないと。
キム刑事は自分の責任だと、
自分がチャン刑事を信じなかったからと言うの。
鈍感な自分でも早く助けないことくらい分かると。
そして、ひとりでもチャン刑事を助けるため、
チャーリー・パクの元に向かうと言い出すのよ。
いつになく熱いキム刑事。
拳銃まで準備。
勿論、スギョンも異論なし。
ジェユンも仕方なく?同行。
チャーリー・パクを捕まえ盾にして、
チャン刑事を助け出すことに成功。
チャン刑事とヒジンは和解。
この香港での出来事は全部忘れましょうと言うスギョン。
しかし、チャン刑事にとっては忘れられない出来事だし、
キム刑事も決して忘れることの出来ない出来事で、
ジェユンも、あの船での出来事を
本当にスギョンは忘れられるのかと心で何度も問いかけるの。
スギョンはジェユンに、
「質問の答えは、まだ忙しいよ。」と伝えるの。
ジェユンはスギョンの答えに対して、
「怖かったんです・・・人を信じるのが。
自分も自分の感情も、
他人も他人の感情も信じるのが怖くて・・・」と。
スギョンはそれを深く捉えず、
「貴方も来なかったって事は面倒なままね。
こういう悪戯はもうしないようにしましょう。
以前の私に戻りたくなったじゃない。
とんだ赤っ恥だわ。」と笑いながら言うスギョンに、
「そうして欲しい」と言うジェユン。
けどスギョンは、
「韓国に帰ればすぐに忘れるでしょう。
私は忙しいから。」と言って立ち去るのよ。
韓国に帰って報告し、
チャーリー・パクの経営する
EMGエンターテインメントを調べるHITたち。
売春斡旋をしてた白サメとの異名を持つ
ペク・サンホがファンドで大当たりし、
儲けた金でEMGを作り人身売買をしてるとの図式が。
そしてそこには麻薬が絡んでるとか?
チャン刑事の昇進の件の話になるんだけど、
チャン刑事は辞退したのよ。
まだ時間はあるから堂々と手にするって。
チャン刑事、かっこいいじゃん!!
キム刑事のチャン刑事を見る目が変わったね。
連れ帰った少女たちの胸からなんと麻薬が出て来たのよ!!
ビックリすぎる!!
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