第7話
『15分拡大SP!! ……離さない』
ボストンへ行く前に莉子を呼び出す川崎。
「多分、来週の月曜日だよね?」と、
莉子に誕生日プレゼントを渡す川崎。
けど莉子は受け取るのを躊躇う。
「受け取ってくれると、荷物が減って助かる。
帰国したら、真っ先に会いに行くよ。」
無言の莉子。
気になって川崎が振り返ると、
プレゼントの包みを抱えたまま動かない莉子。
だ~か~ら~、望みないって!!
よく「真っ先に会いに行くよ。」とか言えるよね(-_-;)
莉子は麻衣に川崎とのことや、
直輝にキスしたことを打ち明ける。
が、急展開に麻衣はついていけない。
直輝は菜月の部屋に荷物を取りに行き、合鍵を返す。
帰ろうとした時、菜月に
「ねぇ。私たち・・・友達になれるかな?」
「無理かな。友達とは一生思えないと思う。」
「そう。寂しいね。」
いやいや!!
友達って無理でしょ。
何考えてんだか・・・┐(-。ー;)┌
莉子は麻衣に促され、川崎にもらったプレゼントを開けてみる。
箱の中にまた箱が・・・
直輝の家に秀治が来ていて、
秀治は優里から、友だちでアークスファンの子がいるから、
合コンしてくれないかと頼まれる。
秀治は麻衣と莉子から、
今夜は恋の悩みを相談するから
出て行って欲しいと言われたらしい。
一方、箱の中にまた箱だった莉子と麻衣。
そのまた箱にまた箱・・・
「マトリョーシカ?」と麻衣。
最後であろう箱に婚約指輪?
はしゃぐ麻衣と困惑する莉子。
その後、バスケの練習をする秀治と直輝。
直輝は秀治が莉子のことを
「莉子さん」と名前で呼ぶのが気に入らないらしい。
「なんでお前が名前で呼ぶんだよ。」と呟く。
そんな2人を窓から見ていた莉子と麻衣。
川崎の婚約指輪に
「どうしよう。どうしたらいいの? 私。」と莉子。
「因みに莉子がもうひとつ
ビックリするようなこと言ってもいい?」
「えっ、何?
もしかして宇都宮さんに2回目のデートに誘われた?」
「実は誘われた。でもまずはそのことじゃなくて!
別れたらしい。上矢くんと彼女。」
「嘘・・・」
「さ~て、莉子ちゃん。どうするの?」
直輝はスーパーで莉子を見かける。
莉子も直輝に気づき・・・逃げた!!
慌てて追いかける直輝。
「なんで逃げんの? 大丈夫?
そりゃ追いつくよ。俺だって、体育会系だもん。」
「そうだった・・・」
いつもの場所に行く2人。
「別に逃げなくたっていいじゃん。」
「うん。だって、あんなことしちゃって・・・」
川崎のアシストをする直輝。
「シーズン近いし、
もっとバスケに集中しなきゃいけないし。
だから、この間のことは忘れる。
俺、いつまでも白河さんと友達でいたいし。」
「うん。そうだよね。
でも私はもう友達なんて無理かな?
私、やっぱり上矢くんのこと・・・」
「だったら、もう俺ら会わない方がいい。」
直輝にビンタする莉子。
「大っ嫌い!!
だったら何で追いかけて来たりすんのよ。
だったら何で、
いつもいつも中途半端に優しいとこ見せんのよ。
バカ、嫌い! もう大っ嫌い!!」
泣きながら行ってしまう莉子。
家に帰った直輝は、鬼のように玉ねぎをみじん切り。
「だったら他にどうすりゃいいんだよ!!」
直輝は足の手術はしないと家族に言う。
手術してしまうと、シーズンに間に合わないから。
そして、今シーズン頑張らないと後がないと。
麻衣とのデートでバスケについて熱く語る宇都宮。
頑張って音楽の話題をしようとするも、
話があまり続かず微妙にかみ合わない。
その時、麻衣は近くの席で、
秀治たちが女子高生と合コンしているのを発見。
秀治は選手たちに忙しいと断られてたので、
マネージャーとトレーナーを引き連れていた。
すると、麻衣が突然秀治の元へ行き怒る。
「何やってんのよ。ちょっと秀治くん。
あなた、うちに月1万しか入れてない居候のくせに、
随分いいご身分なんじゃないの?
もう辞めたいとか自信ないとか言っといて、
こんなとこで女子高生とニヘラニヘラ現実逃避してるのは、
何かムカつく。」
そして女子高生に「おばさん」と言われ、
キレる麻衣。
「あなたたちだってねぇ~、
その制服が数年経てば
コスプレになる日がやって来るのよ。」
家に帰るとあれは怒りすぎたと反省する麻衣。
麻衣は莉子の誕生日に家でパーティーをしようと言う。
そして直輝のことを聞くと、「もう終わった。」と莉子。
「もう終わっちゃったの? 恋愛モード。」
「うん終わったね。
もう2度と会わないって言われたし。
それに今はもう、むしろ憎んでる。」
「憎んでる?」
「うん。だって私はこんなに正直に自分の気持ちを
表現しているっていうのに、
それに向こうだって、何て言うの?
こう別に俺も嫌いじゃない的なオーラを出しておきながら、
いざとなると川崎さんはいい人だ。
俺たちは友だちだなんて、
そんな酷い逃げ方ってさ、ないと思わない?」
「本当にそう思う。
秀治くんも秀治くんだよ。
現実から逃げて女子高生とお楽しみなんて。
あんなんだから、ちっともバスケ上手くなんないんだよ。」
「ああ、でも確かにそういうのってあるかもね。
スポーツ男子のくせに、何て言うの?
アグレッシブさに欠けるって言うか。」
「それに比べてどうよ。
あの大人の男性は? 超アグレッシブ。
やっぱり私、川崎さん素敵だと思うけどな。」
あたしは思わないけどな(笑)
代々木から「今日行くから。」と電話で言われる菜月。
「今日は無理。またにしてくれる?」と言うと、
「は?またとか無理だろ。今日がいいんだよ。」
それでも仕事だからと断る菜月。
すると、しおんに電話が。
代々木からで今夜の約束を取り付ける。
代々木、何様?
ま、別にどうでもいいけどさ。
バイト中の莉子。
そんな莉子に近寄って来た客の八尾。
「全く気の毒だな。あんたじゃない。そのバイオリンだよ。
確かにここはコンサートホールではない。
しかし、仮にも客のいる前で、そんな魂も思想もない、
耳を塞ぐしかないような最低の演奏をして、
君は音楽家の端くれとして恥ずかしくはないのか?
2度と演奏などするな。楽器も客も気の毒だ。」
こんなこと言う客っているんだろうか・・・(‐∀‐;)
洗面所で落ち込んでいるところへ、
偶々仕事で来ていて見てた菜月が声をかける。
「大丈夫ですか? あんまり酷いこと言われてたから、
ちょっと心配になっちゃって。」
大きなお世話だよ(-_-;)
莉子のヴァイオリンケースに
直輝のキーホルダーがついているのを見て、
目が光る菜月。
「夢があるなんて凄い。
あんな誰も聴いてない所で演奏したり、
あんな酷いこと言われてまで
夢を追い続ける勇気があるなんて、
逆に凄いなって思いますよ。
そうだ! 私たち友達になりません?」
なりません!!
ムカつく女だわ~。
絶対なんか企んでるよ。
莉子もなんで素直に聞いちゃって、
おまけにメアドまで教えるかな(ー'`ー;)
部屋の電球が切れてて、秀治に換えてもらってる麻衣。
バランスを崩し、秀治が麻衣の上に落下。
意識する秀治と無意識の麻衣。
「麻衣さん。僕じゃ駄目ですか?
僕、麻衣さんのこと好きになっちゃったみたいです。」
慣れないシュチュエーションに逃げ出す麻衣を、
後ろから抱きしめる秀治。
「僕 頑張りますから。
今はすごい頼りないかもしれないですけど。
まだかなり若いし、宇都宮さんよりも
大人でいい男になれるように頑張りますから。」
「ちょっと待って、私の理性が・・・」
麻衣を自分の方に向かせ、
キスしようとしていたところに莉子が!!
慌てて出かけて来ると言う莉子を引き止める麻衣。
「こんなことになる予定じゃなかったの。」
と言い訳する麻衣に、
「宇都宮さんより秀治くんの方が
似合ってるんじゃないかって思ってた。」と莉子。
そして出て行ったはいいが、行くあてがない・・・
秀治が直輝に麻衣のことを相談しようとするが、
宇都宮がフルートの本を買っていることが話題になり、
合コンのことも言われ、結局言い出せなかった。
「どないしよ、どないしよ。
麻衣さんが世界で1番ステキなおへそだったなんて
誰にも言えへんわ~。」
莉子の誕生日会をする麻衣と秀治。
飲み物がなくなかったから買いに行くと麻衣。
麻衣を1人で行かせられないと秀治。
莉子は2人で行かせる。
時間はもうすぐ12時。
「結局ひとりかぁ~。」と莉子。
その時、携帯が鳴り、出ると直輝からだった。
「もしもし。上矢ですけど。
お誕生日おめでとう。もしもし?」
「ああ、うん・・」
「ホントはメールしようかと思ったんだけど、
よく考えたらアドレス知らなくて。」
なんで誕生日を知ってるのか聞くと、
秀治に聞いたと。
「もう2度と会わないって、そっちが言ったくせに。」
「会ってはないし。
取り敢えずそれ言いたかっただけだから。」
「じゃあ、誕生日祝いくれない?
上矢くんのバスケットボールのトントンって音が聞きたい。」
直輝はドリブルを始める。
莉子は電話とは逆の耳からも音が聞こえ、
慌ててカーテンを開ける。
するとそこにいた直輝。
「もう・・・もう2度とキスしたりしない。
人差し指で触ったりもしない。
馴れ馴れしくもしない。
ほっぺも叩かない。
絶対に半径5m以内に近寄らないようにするから。
だから、だからもう会わないなんて言わないで!!
お願いだから。」
泣きながら叫ぶ莉子。
そんな莉子を見て直輝は走り出し、
莉子の部屋へ駆け上がる。
ドアをノックする直輝。
莉子がドアを開け、直輝が入ろうとすると、
「ダメ。5m以上・・・近い。」
けど直輝は中に入り、莉子を抱きしめる。
そしてキス!!
かっこいい!!
ステキ!!
ホント、このまま川崎が帰って来なければいいのに・・・
川崎にはなんて言うのかな?
麻衣と秀治は、ま~予想通りだけど・・・
こっちも宇都宮にはなんて言うの?(笑)
ま、宇都宮は麻衣のこと好きまでいってないと思うから、
ここはこじれないとは思うけど。
菜月には動かないでもらいたい!!
莉子と友達になって何する気なんだよ。
白々しい・・・(o¬ω¬o)
しかし、川崎のプレゼント箱は迷惑だわ(-_-;)
あの後、箱と包装紙をどうすると思ってんの?
ぶっちゃけゴミなのよ。
がさばるんだけど!!
あんな小細工いらないから。
女がみんなあれで落ちると思ったら大間違い!!
ところで・・・なんで15分拡大にしたの?
編集しきれなかったの?
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
3杯目 残酷な週間
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寂れた王子コーヒー店の社長をするよう
祖母に命じられたハンギョルだったがどうも気が進まない。
ユジュに会いに行くと、
そこには彼女とヨリを戻したハンソンがいて居心地の悪い思いを。
一方ウンチャンは道場の館長の夜逃げにショックを受ける。
内職の人形を取りにいった帰り、
雨の中カップルとぶつかりトラブルになるが、
通りかかったハンギョルに助けられそのままハンギョルの家へ。
そこでハンギョルに
王子コーヒーの社長をやるよう言われた話を聞き、
店を経営して自分を雇うよう頼む。
翌日、社長になる決心をしたハンギョルはウンチャンと市場調査に。
そこで女子大の存在を知り、
ワッフルの屋台をやっている青年と知り合う。
店に戻りハンギョルはホン社長に店名を「コーヒープリンス」にし、
サイドメニューにワッフルを加えるよう提案する。
そしてウンチャンは男に間違われたまま雇われることに…
ハンギョルはカフェのあまりの汚さに、
ウソだろ?って気が進まずかわしてたんだけど、
ハンギョル祖母に、車を取り上げられ、
今住んでる家まで売りに出されちゃってさ。
ハンギョル祖母は無理矢理、
月給80万ウォンで改装から始めろって言い渡すの。
凹んだハンギョルはユジュの家に行くんだけど、
そこにはハンソンがいるのよね。
結局2人は元サヤに収まっちゃったらしい。
ハンギョルは気まずくて途中で帰っちゃって・・・
なんだかハンギョルは父親を嫌ってるみたい・・・
17歳まで信じてた親父に裏切られたとかなんとか・・・
どうゆうこと?
ハンギョルはユジュの家から帰る途中、
大量の内職用ぬいぐるみを持って、
雨の中カップルともめてるウンチャンを見つけたの。
ハンギョルはウンチャンを助けて家に連れ帰るのよね。
結局雨が酷くて、ウンチャンはハンギョルの家に泊まることに!!
一緒に内職をするんだけど、
そこでウンチャンにユジュとの関係は習慣のようなもので、
会わずにはいられない関係だってハンギョルが言うの。
ハンギョルに王子珈琲をやるよう
ハンギョル祖母から言われたと聞き、
ウンチャンは王子珈琲と親しいからか、やるべきだって説得。
成功して、ハンギョル祖母や彼女に
いいところ見せるべきだって言うの。
次の朝、起きるウンチャンから
「カフェはやってね。そして俺を雇ってね。」との書き置きが。
王子珈琲をやる決意をしたハンギョル。
ウンチャンを呼び出し雇ってやる約束。
そして一緒に市場調査に行くんだけど、
そこで、やけに人気のあるワッフル屋の露天があり、
その男に声をかけるの。
この男の人、日本語喋ってるのよ!!
しかも流暢なんだわね。
ウンチャンはホン社長に、
女だってことは内緒にして欲しいって必死で頼むの。
バレたら雇ってもらえないって。
ハンギョルはホン社長に、
「女子大生をターゲットにして、名前もプリンスに変え、
男ばかりのスタッフでやる。」と。
呆れたホン社長は好きにすればいいと許可。
ウンチャンはハンソンの家に行って、
前にハンソンが相談してた男女の話をするんだよね。
友達の話としてだけど。
ハンソンは、ユジュが元彼と電話するのが気になってるらしく・・・
ウンチャンはその男にもっと自信を持つよう言うの。
ウンチャンも、自分が男のフリをしてることを、
友達の話としてしようとしたんだけど、
時間がなくなり電話番号を教えてもらうんだよね。
ウンチャンはハンソンの電話番号が分かって大喜び。
ハンギョルは祖母に改装費で1億5000万ウォンを頼むんだけど、
祖母は5000万ウォンしか出せないって。
資金が足りないから、スタッフで改装を始めるのよ。
ハンギョルの雇ったのはハリムとウンチャン、
そして改装中にウンチャンに文句を言いに来た
妹・ウンセを追いかけ回してたミニョプもスタッフとして加わることに。
ユジュにお店の壁画を頼んだハンギョル。
夜中にお店に呼び出し一緒にワインを飲みながら、
ユジュが壁画に絵を描き始めるの。
それを幸せそうに見てるハンギョル。
そんな中、ミニョプが間違って豆2キロを
20キロで注文しちゃったの!!
それを庇い、自分がやったと言うウンチャン。
このことでハンギョルに怒鳴られ、
使えない奴だって言われて、つい涙が溢れるウンチャン。
見る目がなかった。辞めちまえ!って言われて・・・
あらあら。
豆どうすんだい(‐∀‐;)
まぁ~、ウンチャンがミニョプに頼んだのが間違いだわね。
それにしても、ハンギョルも容赦ないね。
あんなに言わなくてもと思うけど、
でも商売だからそんなことも言ってられないか。
しかしウンチャンが男って言ったからって、
なんでみんな気づかないのかな?
そんな男に見えないっしょ!
1杯目 2杯目