乙の回(#2)
『天の双眸』
また聴聞委員会にかけられる瀬文。
見たままを言っている瀬文に対し、
嘘を付いていると怒りのお偉いさん方。
瀬文は当麻の病室へ。
「まだ意識は戻らないんですか?」
看護師がベット下を指す。
瀬文はベット下を覗くと出前の器の山が!!
「退院してくれるとありがたいですぅ~。」
と嫌味を言われ、寝てる当麻に拳を振り下ろす。
聴聞会をワザとサボっただろと瀬文。
当麻は瀬文の聴聞委員会の様子を盗聴していた。
「どうせ上のヤツらは、
事件をごく当たり前の事件として
処理したいだけなんっすよね。
警察の手に負える相手じゃないのに。」
「お前相手を知ってるのか!?」
「瀬文さんも、もっと上手く誤魔化せばいいのに。
時間の無駄ですよ。」
「時間の無駄だと!?
人が目の前で2人やられた。
ひとりは死に、ひとりは植物状態!」
「つっても、警視庁のお偉い方は絶対信じないでしょう。」
確かに信じてもらえなかった瀬文は、
当麻に返す言葉がない。
そして別れる2人。
「当麻!!・・・無事で良かった。」
「ハイ。」
翌日、朝からガッついてる当麻を見た瀬文。
「朝からまい泉のカツサンドかよ・・・」
すると瀬文の机にも1箱置かれていた。
引き出しにしまう瀬文。
そこへ雅ちゃんがお客を連れてやって来る。
神父の大島はボランティアで
死刑囚の話を聞く教戒師をやっていると。
そこで桂という死刑囚が言っていた。
「警察に挑戦する。
自分に神の力・千里眼が宿った。」と。
自らを大天使ガブリエルと称し、
刑務所から人を殺すと宣言した。
「キタァーーーーーッ!!」 (゜▽゜*)
喜ぶ当麻にペットボトルのキャップを飛ばす瀬文。
その事件とは、10年前に起きた未解決事件
「青山華道家死体なき殺人事件」だった。
24時間以内に犯人を捜し出さなければ、
自分が天罰を下すとのこと。
天罰まで24時間。
早速、華道家の鬼門の家へ向かう3人。
現場はそのままにしてあると妻。
容疑者は板野と松井。
しかし当時、どちらにもアリバイがあった。
当麻が銃で撃たれた割には血が少ないと言う。
小口径の銃であれば有り得るし、
当たり所によってもそれ程血は出ず、
しかも歩くことも出来ると瀬文。
大量の鈴虫も発見。
「ぶっちゃけ・・・めっちゃキモイっすよね。」
当麻に無言で肘打ちする瀬文。
天罰まで20時間。
板野、松井それぞれのところへ行き話を聞くが、
特にこれといった収穫はなし。
アリバイも完璧。
天罰まで8時間。
「犯人分かってるじゃないですか。
問題はトリックなんですよ。」
当麻の書道時間開始。
「またか。」
瀬文を睨む当麻。
単語を書いて行く当麻。
『血根』
「間違ってるだろ!!」
『血こん』と書き直し瀬文にドヤ顔する当麻。
全ての紙を揃え破り上へ投げる当麻。
「いただきました。」
天罰まで2時間。
当麻と瀬文は板野のところにいた。
その時自分は京都へ行ってたんですよと板野。
鬼門が妻と電話で話してる最中に発砲の音。
何故そんな時に発砲したのかと。
「あたしなら電話を切った後、殺します。
通報されちゃうので。」
犯人にとって有力なアリバイを作るために、
電話の最中に発砲したのだと。
そして・・・
「鬼門さん殺したの、あなたなので。」
当麻はファンのブログに乗っていた写真を見せる。
ドリンクホルダーには2つの飲み物があった。
「いつ犯人だって気付いたんですか?」
「最初に会った時からです。」
電話で鈴虫の鳴き声が聞こえたと言っていたが、
鈴虫は周波数が高すぎて電話では聞こえないと。
板野は花鋏を首に当て自殺を図ろうとする。
「命舐めてんじゃねぇぞぉーーー!!」
瀬文が自殺を阻止。
当麻と瀬文は大島と死刑囚・桂のところへ行き、
犯人を逮捕したと報告。
「私たちの勝ちですよね。」
「残念ながら、あなたたちの負けです。」
犯人はもうひとりいると。
鬼門の妻。
そして既に24時間は経過してしまったので、
天罰が下ったと・・・
鬼門の妻は板野と松井、両方と関係があったらしい。
鬼門殺害は妻が提案したのだと。
その頃、鬼門の妻は松井に首を絞められていた。
松井は板野とも関係があったことを知り逆上。
殺人が起き、出さなくてもいい犯罪者を出したと
怒り心頭の瀬文。
桂は当麻が一(ニノマエ)のこと、
そして左腕の怪我は一が関係してるのも知っていると。
今回の事件のことがネット上に。
誰かが桂の名を語り、情報を操作したらしい。
「情報が捜査されてる。
一体いつから・・・」
その夜、桂のところに公安部の津田が!!
桂の能力は千里眼ではなく、
鋭敏な聴覚の持ち主だと結論づけた。
そしてある決定を筆談で行ったと。
「今から死刑執行を行う。」
桂は死刑執行部屋へ。
しかし死刑直前にまたもや時が止まる。
一が現れ、桂に問う。
「助かりたいか?」
「助けてくれ!!」
「や~だね。」
指を鳴らす一。
その瞬間、時が進み・・・
一の時を止めるスペックはぶっちゃけズルイよね?
なんでもありになっちゃう。
一を捕まえること出来ないじゃん。
そして津田も海野も何やら怪しい・・・
何か知ってるのかな?
う~・・・気になるわ~。
にしても当麻と瀬文のやり取り好きです♪
戸田ちゃん、始まる前はどうなの?と思ってたけど、
いい感じですよね。
甲の回(#1)