ばらかもん 3巻 / ヨシノサツキ
「書道展2位事件」で先生を超絶へこませた神崎康介(18)が、
先生の(唯一の)友人・川藤とともに島に来た!!
天然VS腹黒、
二人の天才書道家の勝負(ただし海釣りで)の行方は…!?
大人気ハートヒートアイランドコメディ、
都会者(よそもん)と釣りなんて来るもんじゃないな…な第3巻、
ゆるりと登場!!
いやいや、最高ですな!!
なるのリアクションがかなりツボ(笑)
清舟を凹ませた相手・神崎が島に会いに来て、
どうなることかと思ったけど、
まさかあんなに清舟マニアだったとは・・・
驚きの真実。
清舟が壁を乗り越えられそうな感じです。
神崎に言った「お先にどうぞ。」の台詞に痺れた!!
乗り越えた後の書に興味が湧きます。
郡司朋成と栗城洋輔は、
同じ大学に通う真知花梨とともに鈴鳴村を訪れた。
彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。
天才絡繰り師・磯貝機九朗は、明治維新から間もない頃、
120年後に作動するという絡繰りを密かに作り、
村のどこかに隠した。
言い伝えが本当ならば、120年めに当たる今年、
それが動きだすという。
二人は花梨たちの協力を得て、絡繰りを探し始めるのだが…。
廃墟マニアの大学生とメカ好きのヒロインたちが挑む、
カクレカラクリの謎。
かつて天才絡繰り師が仕掛けたというその絡繰りは、
いったい何のために作られ、そして、どこにあるのか。
全編にわたって張りめぐらされた伏線、論理的な展開。
謎解きに加えて、個性的な登場人物たちの
ユニークなやりとりも楽しい爽やかな青春ミステリィ。
ミステリーというよりは・・・謎解き?
なんか宝探し的な感じだった。
本の厚みが結構あるけど、
意外とサラサラ読める。
ラストもさっぱりと終わった。
なんとなく物足りなくはある。