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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

コーチングは環境作り

2018-08-20 06:38:10 | Weblog
従米のスポーツのコーチは、
かつて優秀な選手であり、
その技術をもとにして後輩の指導に当たっていました。

その指導の基本は
「先述が後進を教える」
「技術をもたない者に教える」という姿勢でした。

教える内容は、
技術や心がまえなどコーチによってさまざまですが、
共通点は
「自分がやってきたことを伝える」という点です。
指導すること=教えること、だから
主役は教えるほうのコーチであって、
教えられる選手サイドは、
その方法をマスターすることに重点を置いていました。

昔のスポ根のアニメは
「だめだ、だめだ!フォームがなってない!」
「もっと気合入れろ!」
「肩の力を抜いて、リラックスして、教えられたフォーム通りにやるんだ」

いずれも選手が自分で見つけられない方法をコーチが代わりに
教えてあげています。
優秀な選手に対しても、
常にコーチのほうが知識や技術があります。
役割として位置づけられ、
徹底した上下関係があるのが普通でした。

そのようなスポーツのコーチの中から、
「指示をしすぎるのはかえって選手のためにならないのではないか」
という考え方が生まれました。

たとえば、
たくさんの指導事項を教えられた選手は萎縮してしまい,
本来のリラックスしたフォームでのプレイができなくなってしまいます。

また、「リラックスして」といわれても
なかなかリラックスできるものではありません。
むしろ軽い笑い話をして気分転換させてあげたり、
本人が「すべきこと」だけを考えてガチガチに緊張しないよう、
別のことに意識を向けてあげるほうが効果がある、
と考えるコーチが登場してきました。

有名なテニスコーチの1人として
「インナーテニス」を書いたティモシー・ガルウェイがいます。

彼はあれこれ教えることをやめ、
そのかわりしこ選手がリラックスしてプレイできる
「環境づくり」を意識しました。

テニスの初心者については
「ラケットにボールを当てようと思わなくていいから」
と前置きをして,
当たらなくても恥ずかしくなく、
プレッシャーをかけて力んだフォームにならないよう心がけました。
さらに、
当てる技術をそのまま教えるのではなく、
「君の目はいまどこを見ていたかな?」
「ボールの縫い目を見ようとしてごらん」などと軽い質問や
アドバイスを提供するにとどめました。
それによって、
選手白身の気持ちがリラックスし、
無理のないフォームでプレイできるようになりました。

コーチングは教えることでなく
まず、「リラックスできる環境を作る」ことです。