コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

同じミスをしてしまたとき

2022-01-26 07:23:04 | Weblog
人間にはミスはつきものです。
ミスをするから人間なのだと
言ってもいいかもしれません。
けれども、
同じようなミスを何度も繰り返すことは、
信頼を損ねてしまいます。

同じミスはなぜ起こるのでしょうか。
ミスといっても、
本人の心掛けに問題がある場合は、
ミスというより努力が足りない場合が多いでしょう。

たとえば、
何度注意しても、
時間に遅れるというクセがある人は、
朝起きられないとか、
時間の読みが甘いとか、
時間を守ろうという努力が足りない、
という問題点があるでしょう。

これは、
なにしろ緊張感がないからだということもできます。
そういう人でも、
一生を左右する試験の日などは、
きっとしっかり時間を守るでしょう。
もっと緊張感をもって仕事に当たる必要があるわけです。

次に、
本人の能力に問題がある場合が考えられます。
たとえば、
何度やらせても見積もりの引算が
間違っているという人がいます。
人それぞれ向き不向きというものがありますから、
どうしても数字の扱いが不得意な人はいるものです。
こういう場合は、
確かめ算の方法とか、
計算機の使い方から
教え直さねばならないかもしれません。

最近多いのが、
相手の変化に合わせられずに失敗する人だそうです。
取引先の担当者の気持ちの変化が読めないとか、
マーケットの状況の変化が
見通せないということから失敗が生じます。

これも本人の能力に関わってきますが、
状況に合わせられるような情報が得られるように、
職場全体でバックアップしなければならないでしょう。
サポートしても対応できないようであれば、
配置を変えるほうがいいかもしれません。

いずれにしても、
自分でミスを総括して、
三度、四度と繰り返さないように努力する
という姿勢が見られるかどうかが次の問題です。
ミスをするたびに力をつけていく人と、
そのたびに落ち込んでいく人との違いは、
ミスの原因と解決策を
総合的に把握できるかどうかというところに
かかっています。

ミスなど豪快にぶつかって
乗り越えて行くくらいでないと、
仕事を引っ張っていけないという
こともできるでしょう。

最後に結果を出せばミスなど帳消しになるのです。