コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

すぐには動かず

2022-01-27 07:30:49 | Weblog
仕事でも、
日常生活でも、
とっさに判断を要求されることがあります。
全体を把握せずにゴーサインを出したりすると、
とんでもない、
取り返しのつかない失敗につながるという
経験もあるでしょう。

日常生活では、
テレビなどの電気製品を買うことを
検討している時期に、
街を歩いていてふと、
同じような性能で安い商品を見つけ、
「最後の一台」
「本日限り」などとあったので、
ついその場で購入を決めてしまった、
といった場合です。

買ってみたら、
性能は似ていたけれど、
やはり使い勝手が悪かった、
などということ にもなります。
テレビゲームの入力端子が、
前面ではなく背面に付いているので
非常に使いづらく、
子どもが不平を言う、
といったことです。
この場合、
「安い」ということに目がくらみ、
客観的なチェックが不足していたわけです。
本当にこれでいいのだろうか、
と落ち着いて考えれば、
自宅に電話をして子どもに
その機種でもいいか確認することもできたでしょう。

仕事では、
責任者がいないときに、
あるレベルの仕事について決定を
求められるということがあります。

今でこそ、
携帯電話などで外出中の責任者や
担当者をつかまえて確認したり、
先方に直接連絡を入れさせる
ということができますが、
かつてはその場で選択を迫られることもありました。
そういう場合は、
自分で責任がとれるかどうか、
いつまでだったらあとで
変更ができるのかなどを確認して、
とりあえず作業を進めてもらう、
ということになるでしょう。

けれども、
一度やったら二度と直せないようなこと、
ゴーサインを出したら
止められないようなことについては、
やはり、
責任者が判断するべきことなので、
そこはすぐには応じないほうがベターです。

その話がうまくいけば、
自分の成果として評価される、
というようなときには悩みますが、
ここで慌てて失敗したらどうなるか、
成功してどのくらい評価されるのかということを
よく考えてから決定したいものです。