コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

一つずつ、丁寧に、最後まで

2017-08-07 06:31:56 | Weblog
私には苦手なことがあります。

例えばある本を読んでいて、
休憩で少し席を離れた時、
別の本が目に入った。
ちょっと手にしてみると
面白そうなので
そちらも読み始める。
・・・・
しばらくすると
前の書籍は、途中になってしまった。
これの繰り返し・・・

整理整頓も同じです。
重要なことは
本棚を整理し終えてから、
机の上を整理することです。

整理整頓が下手な人は、
本棚を整理している途中で床に、
床の上の雑誌が目に入り、
雑誌を片づけている途中で、
机の上の新聞に目が入り、
ゴミ箱が溢れていることが気になり・・・
結局、
自分がどこを整理していたのか忘れてしまい、
「そうそう本棚を整理していたんだった」と、
また最初の作業に戻る。

これと同じことは、
仕事や勉強の現場でもよく起こります。

報告書を書いている途中で
電話がかかってくる。
電話に対応しているうちに、
他に指示しなければならない事項を思い出し、
指示している途中で、
次週までに提出しなければならない企画書を
まだ作成していないことを思い出す・・・
気がつくと、
すべての仕事が中途半端な状態。
どれも途中まで進んで、
最後まで終わっていない。

やりかけのものが多ければ多いほど、
意識はあちこちに飛んでいきます。

本棚の整理を始めたら、
本棚の整理が終わるまで、
別の場所を整理してはいけない。

報告書を書いている途中で電話がかかってきても、
緊急の対応を要さない限り、
報告書を書き上げることを
最優先することです。

そこでキーワードは三つです。
「一つずつ」
「丁寧に」
「最後まで」

あれもこれもと欲張りになると、
逆に効率が落ちていきます。

私たちが一度にできるのは一つです

一つずつ、
丁寧に、
最後まで終わらせることが、
作業効率と集中力を高める秘訣です。

口ぐせが行動に火をつける

2017-08-04 07:24:34 | Weblog
今朝、目覚めの時
どんな気持ちで起きただろうか?

「もう朝か」とつぶやきながら、
のそのそとベッドから起き上がっているだろうか?
「さあ、また朝がきた!」と気合いを入れて、
元気よくベッドから飛び起きるだろうか?

目覚めるときの何気ない言葉も、
積み重なれば大きなパワーとなります。

「どのような言葉で起きるかによって、
その日の行動が大きく変わってくる」であれば、
今まで目覚めの言葉に無頓着だった人も、
「そんな言葉どうでもいい」とは考えなくなるはずです。

マイナスの言葉を吐けば気持ちが萎縮し、
消極的な行動しかできなくなります。
一方、ブラスの言葉を吐けば気持ちが高まり、
積極的な行動ができるようになります。
この何げなく発する言葉を侮ってはいけません。

とくに「口癖」には気をつけてください。
口癖は自分の中のもう一人の自分に語りかける言葉です。
無意識に元気のない言葉を吐いていると、
自分が気づかないうちにどんどん元気がなくなっていきます。

参考までに付け加えると、
否定的な言葉は血管を収縮させたり、
有害ホルモンの血液中の濃度を高めるそうです。
その結果、
ストレスレベルが高まり、
血圧が上がったり、
免疫作用にも悪影響を及ぼします。

このような状態に陥らないためにも、
自分にとって快感になるメッセージをつぶやくことです。
そうすれば、
血管が拡張して血のめぐりがよくなります。
同時にベータ・エンドルフィンや
ドーパミンという「快感ホルモン」の血中濃度が高くなり、
体調を良好な状態に維持できます。


ピンチのときに真価が問われる

2017-08-03 08:54:07 | Weblog
逆境にあるときに
ブラス思考を保ち続けること。

嫌な仕事の中に自分に都合の良い要素を見つけること。

これは結構難しいことです。

多くの人々が逆境をありのままの形で捉えてしまい、
自分をピンチに追い込んでしまいます。

しかし、「嫌だ、嫌だ」と思い続けていると
イライラがつのるだけです。

このような精神状態はやる気ともっとも縁遠い状態です。
身が入らず、望むような結果も得られないとき、
発想を逆転させることが大切です。

どんな逆境にも必ず「いい面」が含まれているし、
順調なときにも必ず「落とし穴」が用意されています。

視野を広げ、角度を変えて眺めれば、
どんな状況も「試練」と「飛躍」の機会です。

たとえば、
新入社員で何かと雑用を押しつけられるのであれば、
「お茶くみをすれば会社の人間関係が早く理解できる。」
「顔も覚えてもらえる」と考えてみることです。

もしマネジャーの立場で仕事に忙殺されているのであれば、
「自分はこの課の責任者である。
責任だけではなく権限も有している。
現在の仕事の環境は自分の手で解決できる」と考えてみることです。

マイナス面に目を向けて、
疲れ切った顔、
つまらなそうな顔で仕事をしてはいけません。
気持ちは沈むし、
身体も重くなります。

状況は同じでも、
その捉え方は人によって様々です。
どうせなら、
やる気が高まり、
好結果も手に入るプラス思考をしたほうがよいものです。
・逆境を自分の成長の絶好のチャンスと捉える
・ピンチを見事に切り抜けることを快感にする
・人が困っているときには積極的に手を差し伸べる

このようなプラス思考を身につければ、
いかなる逆境も必ず克服できるようになるはずです。

順調なときには誰もがうまくいきます。
逆境におかれたときこそ、
その人の真価が問われるのです。

逆境こそチャンス

2017-08-01 06:39:31 | Weblog
逆境こそチャンス!
そう考えて毎日を生活したいです。

私たちの日常では
好奇心・興味が湧くところには
やる気も運動して湧いてきます。

しかし常にそのような状況や環境が用意されているわけではありません。

ときには、
気の進まないことをしなければならないし、
無理難題を命令されることもしばしばあります。
はたして、
このような逆境にあるときに、
いかにしてやる気を高めればいいのだろうか?

ブロゴルファーの青木功は、
どのような条件下でもやる気と集中力を発揮する天才だそうです。
悪条件まで味方につけるたくましさを身につけています。

悪条件下のプレーに関して、
青木功は次のように語っています。
「若い頃は雨が降ると、
『スコアが崩れるから嫌だな』という気持ちが先に立ってプレーしていた。
ところがこう考えたらプレーに支障をきたす。
そこであるとき
『雨を自分の都合の良いように利用してやれ』と思って
プレーしたらうまくいった。
そう考えるようになって随分気持ち良くプレーできるようになった」

悪天候のときは
有利な条件よりも
不利な条件のほうが圧倒的に多いものです。

だからといって、
やる気を失ってしまったら勝負には勝てません。
そこで青木功は、
「悪条件だからこそできることもある」とブラス思考で捉え、
勝負の場でそれを実践している。

雨で湿ったグリーンは曲がりが少ないから直線的に打っていく。
風が強い日には肌で風向きを読んで味方につける。
フォローのときはボールを風に乗せて距離を目いっぱい稼ぎ、
アゲンストのときにはボールを風にぶつけてグリーンに止める。
このようにプラス面に目を向けると、
心理的にもずっと優位に立てるのです。