ここあコテージ

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震災から明日で2ヶ月

2011-05-10 08:47:10 | 震災関連
朝からどんよりしています。
風邪気味で、咳き込みます。昨夜から痰がからんで変です。
天気の変化が大きいからか、からだがついていけないからか、年だからか・・・。

さて、明日で震災から2ヶ月になります。
早かったのか、遅かったのか。
3月当初、まるで夢を見ているかのような日々でした。
しかし、娘のことや、報道、スーパーの品薄、ボランティア活動と
私の回りで起きている幾つかの変化に、現実味を帯びてきました。

あれから2ヶ月。
未だに仮設住宅にも入れない人たちがいる。
原発事故の収束もまだ遠い先のこと。作業員の大変さを思います。

一方で、ボランティア活動も盛んになっています。
感謝なことです。

3月~4月、ボランティアに行きたくても、いろんな事情があって行けない人
たちの嘆き?のような声が私の耳にたくさん聞こえてきました。
「行けない」自分を見てしまうと、焦るんです。情けなく思うんです。
そして、日本中がボランティアだ、行動だ・・・という声に、あおられてしまい
ます。
そういう方、どうか自分を責めないでください!!

私は、ある意味「行けない」側の人間だけど、言い換えると「行かない」側
回っているとも言えます。というか、「今」、行かないことを選択したんです。
(先のことはわからないから、今なんですが。)

被災地の人たちも疲れているという話がいろいろ伝わっています。
ボランティア活動で気をつけなくてはならないことの一つは、常に自分の利益を優先していないか吟味することかもしれません。>
(自分のペースだけで何かを成そうとする事なども自分の利益のみの行動に
なる危険性もあります。)
これはボランティアに行っている夫と良く話し合っていることです。

「活動する側は、1週間ばかり苦しい生活でも、また戻る場所があって
日常に戻れる」
これはある方の言葉です。ボランティアはそれでいい。そうして元気を得て
再び活動できます。
でも、被災地の人たちは休めません。ずっと続く同じ生活です。
だからこそ、元気な人たちは、疲れた人たちのことを気遣い忘れないように
しなくてはならない。

「行ける」人たちも、疲れないようにゆっくり被災者と関わっていただきたいし、
「行かない」人たちは、今いる場所で何ができるか考えればいい。
クリスチャンなら祈りが大切なことを良くしっているでしょ。
後で「行こう」と思っている人は、今から力を蓄えて、何をもって仕えて行くか
知恵を集めていてほしいなと思います。

行かなくても地元で何かをしたいと思っている人もいるでしょう。
ある人達はチャリティーコンサートやフリマをしました。
別の人たちは教会に集まって超教派で祈祷会をしました。
救援物資を集めて送った人もいます。
それらの一つ一つはボランティアに行った人と優劣がつけられはしないのです。

長くなったけど、最後に・・・
青森県内でなかなか脱原発の運動が乏しいのが気になります。
六ヶ所村の核燃料リサイクル施設は、災害で電力が失われると福島の比では
ないほどの被害になります。

朝日新聞に、六ヶ所村での「チューリップまつり」が今年最後になると載って
いました。

恥ずかしながら、私はこのお祭りを知りませんでした。
六ヶ所村で一人の女性が原発反対のアピールとして、19年間続けてきた
この祭り。個人でしているのでもう体力の限界を感じてやめることになった
ようです。原発事故があった年にやめることには、その方自身が最もつらい
事だったと感じます。とっても残念なことです。


六ヶ所村に行ける方、どうぞ行って励まして来て下さい。
チューリップ祭り15日(日)までだそうです。入場料300円。
この方、しかしあきらめていませんよ。
今後は果樹を植えて、人々を楽しませたいそうです。

こういう人の所へ行くことも震災の復興を担う方法ですよね。

言いたいことを言ってしまって、気にした人がいたらごめんね。
ここあでした。


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