テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター弾きの『ギター選び』

2023年11月23日 | 楽器
読者の皆さん、お久しぶりなのだ

ここ最近は何故だか訪問者数が伸びているのだ

昨日は1899人(3174981人中112位)という結果だった

平日でも1600人を超える日がチラホラ・・なのだ

過去記事が満遍なく検索されているという印象を受ける

投稿した私自身が忘れているような懐かしい記事を見かける

私にとっても良い刺激になっているのだ

相変わらずレスポール関連の記事が人気のように感じる


レスポールを持っていた時期を懐かしく思い出す

良い経験だったと思う

個人的には再びレスポールを購入することはないと思う

知人から不要になったレスポールの購入を持ちかけられているのだが断った

オーナーはカスタムショップ製を推してくるが私には興味が湧かない

正直な話、ギターのブランドやスペックにはあまり関心がない

”そのギターが自分に合っているか?”

”そのギターを弾きたいと思うか?”

この二つの要件だけなのだ

以前はレスポールとストラトを同時期に愛用していた



厳密には『持っていた』という感じ

私にとって弾き難いレスポールは部屋のオブジェと化していた

私の知合いにもレスポールを卒業した人が多い

レスポールを弾きこなすには気合いと体力が不可欠になる

とにかく重いのだ

老体には辛いものがある

コンター加工の有無を問題にする人も多いが私は気にならない

テレキャスは意外に快適なのだ


ご存じの方も多いと思うがフェンダーのボディは角が丸いのだ

一方でギブソンは角が角張っているのだ

長時間弾き続けると意外に効いてくるのだ

ボディブローのように効いてくる

レスポールからテレキャスに転向する人も多い

私もそんな一人なのだ

敬愛するペイジ師匠がテレキャスの愛用者という事実も大きい

レッドツェッペリンの初期の作品はすべてテレキャスでレコーディングされている

前身であるヤードバーズの時代からテレキャスを愛用していた事実は有名なのだ

ペイジ氏がレスポールに転向した理由には諸説ある

友人にドラゴンテレが悪戯された事実も大きいが・・

実は永遠のライバルであるジミヘンの出現が大きいと私は考えている

盟友であるクラプトンのジェフベックもストラトに転向した

それまではギブソンを愛用していたのだ

ジミヘンの神がかった演奏にインスパイアされたのだと思う

プロがプロに憧れる・・・

究極の美学だと思う

他人の生き方に影響を与える演奏は素晴らしい!

ジミヘンの偉大さについては今更語る必要はないと思う

ギター弾きとしては一度はジミヘンを通過すべきだと思う

どんな曲でも良いと思う

気になった曲を一曲は完コピしておくべきだと思う

コピーに終始するギター人生はつまらないがコピーも大事だと思う


達人から学ぶべき物は多い

テクニックであり作曲のヒントが詰まっている

コピーも中途半端な人にオリジナルの作曲など出来るはずもない

集中力が無い人はギターに向いていないと思う

とにかく練習の過程ではギターに集中すべき

少しギターが弾けるようになったならばオリジナルを少し意識する

ギター道にはそういう王道の流れがあるのだ

一生コピーで終わる人も多い

大半のギター弾きがこのタイプだと思う

それが楽しいと感じるならばそれを貫けば良いのだ

料理に例えるならばレシピ通りにしか料理が出来ない人

アレンジにこそ旨みと魅力があることを知らずに幕を閉じる

ギターは自由な楽器なのだ

鍵盤よりも自由度があるのだ

弾き手の指先の形状や堅さでも音が変わる

人馬一体という感じに似ている

自分の肉体を楽器を一部だと感じられる人は伸びる

ギター選びもより一層リアルなものになると思う

非力で手が小さい人がレスポールを選んでも活きない

ギターには『気づき』が大事なのだ

ギターに個体に関すること、自分の現状の技量など

気づくべきことも多い

とにかくブランドやスペックに憧れてギターを選ぶ人も多い

若い頃に買えなかったリベンジとして『大人買い』する人も多い

それで自己満足できる人はある意味で幸せだと思う

私はとにかくプレイヤーを目指しているのだ

極論としてギターの値段などどうでも良い


廉価なテレキャスでも十分に楽しめるのだ

廉価なギターに染みるような奥深さはないが楽しさはある

特に歪みペダルでガチャガチャと歪ませるような音楽を好むならばギターなど何でも良い

もっと言うならばペダルも何でも良いのだ

オーバードライブか? 

ディストーションか?

くらいの選択だと思う


次から次にペダルを買い換える、買い足す人も多いが・・

本当にペダルが悪いのだろうか?

歪みペダルを買い換えることで音が良くなるのだろうか?

そもそも良い音とは何だろうか?

確かに心地よい音というものはあると思う

歪み成分を構成している半分くらいはピッキングと押弦の技術なのだ

ジミヘンの音に耳を傾けてみれば分かる

当時は機材など少なかった

簡易なペダルとギターとアンプだけ

それを紡ぐのは弾き手なのだ

伸び悩む人は一度、アンプ直で練習してみると良い


高価なアンプなど不要なのだ

電池駆動のアンプで十分

ピッキングで音が潰れるような感触を覚えるべき

電池アンプが鳴らせなければ真空管アンプは無理

実機のアンプはノイズとの戦い

ミュートの技術が拙い人には無理


三大ギタリストも小型のアンプを好んでいた

クラプトンが電池アンプで名演をレコーディングしたことは有名な話

ペイジ氏の電池アンプを楽屋で愛用していたという逸話もある

ベック氏は謎が多くで不明

しかしながら、ベック氏は生涯小型のアンプを愛用した伝説がある

どんなに大きなステージでもフェンダーの50Wを愛用していたようだ

大音量のアンプでフルで鳴らして自分の演奏を粗を隠すようではダメなのだ

消音量で自分の演奏と向き合ってみると良いと思う

その究極がアコギなのだ


何の演出も脚色もないギターで自分の技量を試してみると良い

押弦やピッキングの粗が分かる

逆の言い方をするならば、アコギで丸一日くらい遊んでいられるならば一人前

一流のプロはアコギとエレキの両刀遣いが多い

読者の皆さんも好きなギタリストをイメージしてみていただきたい

話は変わるが・・

初心者向けのギターってどんな?

ネットなどでも良く見かける

レスポールVSストラトが多いように思える

個人的にはどちらも向かない

ストラトはコンターやエルダーなど弾き易いがメンテが難しい

フローティングしているブリッジの調整はベテランでも難しい

特に意識が低く時間ばかりが経過したようなギター弾きには無理

「ストラトってチューニングが安定しないから嫌いだ」

ストラトの構造に問題があるのだろうか?


二点支持でも六点支持でも基本は同じ

メンテに正解はない

経験がすべてなのだ

そもそも、ギターが上手く弾けない鳴らせない人にメンテは出来ない


自分がプレイヤーでなければすべてが決まらない



ピッキングスキルや演奏技量が低ければ弦選びも難しい


レギュラー弦に文句や不満を言う人は何が足りないのだろうか?

高級な弦を張れば音に艶が増すのだろうか?

「このアンプってスゲー音がするんだぜ~♪」

本当に良い音なのだろうか?

単純に鼓膜が振動するくらいの大音量で脳が刺激されているのでは?

私はスタジオなどでもそんなに大きな音は出さない

フルテンなど言語道断

レンタルのアンプを雑に扱う人に上手い人はいない

レンタルスタジオのアンプが頻繁に壊れる理由がそこにある

レンタカーやレンタルアンプなど

レンタル製品の扱いには人の心の闇が潜む

自分の所有物を雑に扱うだろうか?

特に日本人はそういう傾向が見られる

ギター弾きは精神的に成長できない理由がそこにある

音楽を楽しむという本質が理解出来ない人がいるのも事実

聡明で賢明なる読者の皆さんにはそんな方はいないと思う

余談だが車のドアを力いっぱいに閉める人も微妙・・

二度と乗せたくないと思ってしまう

私の知合いに多いのだ

そういう人はギターを弾いても雑なのだ

ランディローズの『DEE』などとは一生無縁に思える

ゴリラのような太い指、毛が生えた心臓を持っている人にギターは似合わない

好き嫌いは自由で垣根はないが・・・

向き不向きがあるのも事実

ギター弾きは良くも悪くも神経質で繊細であるべき

読者の皆さんは如何だろうか?

不思議なことにギター弾きには中間層が少ない

どちらかに偏っているのだ


ギターを弾くよりも磨いてばかりいる人がいる

骨董の皿を買ったのではないのだ

ギターは道具であるべき

正直な話、指板が汚れていても問題はない

乾燥する冬でさえ、メンテを怠ったところで割れることなど皆無

乾燥で割れるのは天板が極薄のアコギのボディ

間違った伝言ゲームで謝った情報が拡散する

ハッキリ言ってエレキは掃除など不要なのだ

磨く時間があるならば練習した方が良い

メンテが不可欠なのはハード部分



ギターはピカピカに磨くがオクターブ調整はどうでも良い人も多い

車は洗車してワックスをかけるがセンターラインを踏み越えて走っている感じ

読者のみなさんのご近所にもそういう人がいるだろうか?

私は良く見かける

車は立派でピカピカだが乗り手の心が埃塗れ

ギター弾きにもそういう人が多い

まぁ、ギターで他人に迷惑をかけることはないが・・

ネットなどで根拠のない情報を発信したりすることも多い

ギター的な都市伝説なのだ

「ギター弾き終わったらペグを緩めておいた方が良いよ」

長期間弾かない、長距離を移動する時だけで良いのだ

ギターは弦を張った状態でバランスがとれるように設計されているのだ

「弦を張っておくとネックが反るからさぁ・・」

これも微妙なのだ

個人的には良いネックはある段階で落ち着く

反ったネックも反りが止まる

希に落ち着かないネックがあるがそんなギターには固執しない方が良い

ブランドや購入金額などどうでもよい

時は金なり・・

ダメなギターと向き合っている時間が惜しい

ギターを知らない人はハズレのギターに気づかない

「このギターってレアなんだぜ」

「スゲ~高かったんだわマジでぇ」

登場するワードは希少性とお金

そもそもコレクター系の人にとって弾き心地や音は二の次なのだ

私の知合いにも多い

弾きもしない高価なギターを押し入れに格納しているのだ

「弾いてないギター? 一杯あるよ」

「売らないよ いつか弾くかも?」

良くある話なのだ

弾かなくても定期的にギターを引っ張り出して磨いている人は少しはマシだと思う

話は変わるが・・

最近はアコギにも少し落ち着いてきたのでエレキを弾き始めているのだ


時間の都合でスタジオに足を運ぶことはできない

自宅でアンプをチョコチョコという感じなのだ


まぁ、私にとってギターなど何でも良いのだ

アコギでもエレキでも構わない

とにかく、ギターを抱えていたいだけなのだ

ギターを抱えていると妙に落ち着くなのだ

ポロポロと爪弾くだけで癒やされる

少し弾かないと暗譜で弾けた曲が弾けなくなる

頑張って練習してストックした曲なのだ

無理がない程度に維持したい

特にランディの『DEE』は大切にしたい

YouTubeなどで上手い人の間(タイミング)を真似ているのだ

この曲はエレキで弾いても美しい

少しディレイとリバーブをかけて味わっているのだ

最近はエレキを抱えてもアコギのように弾いてしまうことが多い


特にテレキャスにアコギを感じる人も多いという

私もそんな一人なのだ


良く鳴るエレキは生音もバキバキなのだ

このギターも本当に良く鳴ってくれる

最近は裏通しで使っているのだ


同じフェンダー系でもストラトとは別物なのだ

やはり、二本欲しくなる

当ブログでもテレキャスの過去記事は人気なのだ

レスポールと人気を二分する

まぁ、自分が好きなギターを選べば良いと思う

半年くらい弾いても馴染まないギターは自分と合わない

その辺りは肝に銘じておくべきだと思う

コレクターなのか?

プレイヤーなのか?

上達したいのか?

どんなジャンルを目指すのか?

考えを整理してみると良い

伸び悩む人は弾かないギターや余っているギターを整理した方が良い

ギターの整理は心の整理整頓

ギターを処分出来ない人は心が定まらない人

ギターや周辺機材を買ってみたものの・・

結局、何がしたいのか?が良く分かっていない人

ギター以外に気持ちが散漫になる人も混迷している

何かが足りないのだ

”時間があればギターを弾きたい・・”

という感じにギターに飢え枯渇したい

乾いた喉に冷たい水を流し込むような感じ

私にとってギターの優先順位は常に最上位なのだ

やるべき事、やらなくてはならない事の次にギターが待っている

本当に多忙な日は就寝前に5分弾くこともある

起床の前の寝床で数十分弾くこともある

暗闇でギターを弾くことで不具合に気づくこもある

良いエレキの見分け方・・

暗闇で生音はお勧めなのだ

指で爪弾いてみるのだ

伝わっているだろうか?

アコギ的でもあり、ブルース的なリックでもある

私は暗闇の練習で思い浮かんだオリジナルフレーズも多いのだ

「これってカッコイイな」

自分の耳と感性だけが頼りなのだ

ギター上達には演奏技術よりも聞き取る能力の方が大事になる

良い音や上手い演奏を判別することが出来なければ進むべき方向が見えない

耳が肥えた読者の皆さんには大いなる伸びしろがあると思う

少なくとも読者の皆さんにはギター弾きとしてのハートがあると思う

ハートがない人は当ブログの最初の数行で飽きてしまう

「はぁ? なんだコイツ?」

「おかしくね? 暇じゃね?」

という感じになると思う

如何だろうか?

ギターの熱量が低い人の心には刺さらない

ギター弾きは良くも悪くも面倒臭いのだ

面倒臭いくらいで丁度良いのだ😊 















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