テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

Fender American vintageⅡを買ったのだ

2024年10月05日 | 楽器
先日もお話したが新しいギターを買ったのだ

ブログのタイトルにもあるが『Fender American vintageⅡ』なのだ

新品ギター紹介にも関わらず画像が無いのだ

実は購入早々にプチ改造の為にドック入りしているのだ

知り合いの腕利きリペアマンに作業を依頼しているのだ

デフォルトのナットが微妙に気に入らないのだ

低音側の弦を多用する私としては拘りがあるのだ

現状では短音のリフを弾く際に弦落ちが生じるのだ

優しくペチペチと撫でるように弾くならば弦は落ちないと思う

セッティングに正解はないと思う

メーカーの出荷時の調整は良くも悪くも万人向け

私のオーダーはこんな感じ

「6弦側をもう少し内側に1弦側はそのままで良いです」

弦間などの微調整はお任せなのだ

実は今回の作業は黒テレの時にも依頼したのだ



想像を超える仕上がりに大満足だった

オイル漬けのナットがツルツルのピカピカで良い感じなのだ

そもそも廉価ギターのナットは粗悪な事が多い

ナットの作り直しという単純な作業で弾き易さが倍増

気になる部分がある場合には早期に解決しておくことがベスト

上達への必須条件だと思う

今回購入したギターはデフォルトで009~の弦がセットされていた

12年前に購入したストラトにも細い弦が張られていた


私は010~の弦に交換しているのだ

細い弦では弾き心地が物足りない

特にストラトの場合には裏側のバネのバランスが重要になる

弦の太さが変われば設定も変わる

自分がいつも使っている状態でセットアップすべきなのだ

「新品の弦が勿体ないよね~」

とケチ臭いことを言っていてはダメなのだ

ギターの状態を優先させるべきか?

自分の好みを優先させるべきか?

悩みどころだが私は自分の好みを優先させる

弾いていて楽しくないギターを抱えるのは苦痛なのだ

何の為にギターを弾くのか?

原点はそこにあると思う

「ロングネックに010~って負担じゃね?」

という声をチラホラと耳にするが根拠は何処にあるのだろうか?

そもそも確固たる根拠など存在しないのだ

ネットで見かけた意見を気がつけば思い込みで増幅しているだけなのだ

それを見た初心者が拡散の一端を担うことになる

自分のスタイルを生み出すには信念を持つべきだと思う

他人が何を言おうと関係ない

自信を持つべき

今回の少し変わった依頼に対しても知り合いのリペアマンは快く受け入れてくれた

プロだからこそ理解出来る極みなのだ

今回購入したギターはかなり人気があるようだ

フェンダーは手間がかかるということでヴィンテージシリーズを数年前に終了した

ファンからの強い要望で復活したという

私のストラトは61年製の復刻なのだ

現代のストラトは生産性と耐久性からポリ塗装を採用するが当時はラッカー塗装だった

ネック裏の極薄ラッカー塗装や各部のパーツなども忠実に再現されている

当時はリアピックアップにトーンが利かない仕様だった

最近は使い勝手を考慮して復刻モデルでもリアにトーンが利くようになった

これはカスタムショップ始動の流れなのだ

ちなみに私のギターの塗装はカスタムショップと同じ製造ラインで行われているようだ

英語で書かれた簡易取説に書いてあった

以前にもお話したがフェンダーではカスタムショップとレギュラーの仕入れは一括で行われているそうだ

少数精鋭の仕入れ担当者が管理しているようだ

値段の差は何だろう?

私には良く分からない

おそらくシーズニングの期間に要因がある気がする

フェンダーのギターはとにかく信頼できる

外国製ながらも作りがしっかりしている

少なくとも私の目には粗が見つけられない

以前にもネットで廉価なギターを買ったことがある

ネットでギターを買うことに対する抵抗感は薄くなっている

しかしながら今回のギターはそこそこ高級なのだ

安物ではないことは事実

ネットで購入することには少し心配もあった

最も気になっていたのは指板の感じ

最近は材が枯渇しているという

大手メーカーでも怪しげな木材でギターを作る時代

場合によっては紙を圧縮してギターを作る時代なのだ

技術の進歩は目覚ましい

以前に試奏したことがあるが音が良い

弾き心地も良いのだ

時代は変わったと思う

しかしながら、自分が欲しいか?と問われれば答えはNO

特に古い時代を生きた私の世代には受け入れは難しい

高価なギターになれば尚更なのだ

今回発送されたギターの指板は相当に良い感じ

知り合いのリペアマンも驚いていた

「こんなに良い材を使っているんですね」

弦高やネックの状態など出荷時の調整も完璧なのだ

誰が弾いても弾き易い状態で調整されている

私のようなプチ変人は買った後で好みに調整すれば良いのだ

私は高い弦高を好むのだ

特に最近になってさらに高い弦高を好むようになった

ジミヘンやレイヴォーンのような真似ごとをするには高い弦高が必須

高い弦高からの響きは心地よい

弾き応えがある感じも好み

個人的には軽い順反りを標準にしているのだ

「もう少し高い弦高が良いかな?」

出荷時の細い弦からワンサイズ太い弦に張り替えたことで自然にネックが反った

これも想定内なのだ

ネックを取り外すことなく好みの状態にセットできた

リペアから戻った後でまた少し変化すると思う

特にネックはしばらくの間は暴れるのだ

秋から冬にかけての湿度変化も影響すると思う

数回のネック調整は覚悟しているのだ

良い意味でノイズを拾うピックアップもシングルらしくて良い

ノイズレスピックアップは画期的は発明だが生粋のシングル好きからは敬遠される

クラプトンとジェフベックが愛用したことで市民権を得たが認めないマニアも少なくない

私もちゃんとしたフェンダーのストラトを所有するの初めてなのだ

他人のギターを借りていても何も分からない

ノイズも含めて楽しんでいきたいと思う

ピックアアップのノイズをノイズゲートがどの程度軽減してくれるか?


ギターが戻ってきた際に色々と試してみたい

本当の意味でワクワクが止まらない

「買ったばかりのギターを預けちゃっていいんですか?」

私は問いかけ首を縦に振るのだ

弾き難い状態でギターを弾いても楽しくない

気になる部分は早々に解決して全力で味わいたいのだ

予断だが黒テレのスイッチの調子が悪いのだ


ミックスポジションの際にリアが利かない

リアの単独では鳴るのだ

リアオンリーの人は良いと思うが私はすべてのポジションを使う

ストラトでもテレキャスでも状態がベストであることは大事

使えないピックアップがあるというのはダメだと思う

そもそもそういう雑な発想ではギターは上手くならない

ギターに無駄な装備はないのだ

初心者に多く聞かれるが・・

「フロントは音が抜けないから嫌いだ」

何かを勘違いしているのだ

単独で味わうようにフロントピックアップの音を味わってみるのも悪くない

音がもっさりすると感じるならばイコライザーなどで調整してみるのも良い

とにかく色々なアプローチを試してみるのだ

太い音を削る

細い音を太らせる

似て非なりなのだ

特にクリーンからクランチでの音作りでは如実に違いが表れる

ギターは奥深い楽器

音色にフレーズが導かれることも多いのだ


フロントで歪み音を作っている過程でジミヘン風な音になることがある

本家はファズを使っていたがまったく異なるエフェクターで似た音が作れる

ギターと同様にマルチも奥深いものがある

マルチに飽きてしまう人は実験してみる気持ちが足りないのだ

こんなに遊べるアイテムはないと思う

食わず嫌いは本当に損をすると思う

ペチペチと弾いている素人レベルならばアナログもデジタルも関係ない

最近のデジタルエンジンは本当に進化しているのだ

今回購入した良いギターと廉価のマルチの組み合わせも楽しみなのだ

とにかく試してみたいことが目白押しなのだ😊 







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