テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター弾きの『ギター選び』

2023年11月23日 | 楽器
読者の皆さん、お久しぶりなのだ

ここ最近は何故だか訪問者数が伸びているのだ

昨日は1899人(3174981人中112位)という結果だった

平日でも1600人を超える日がチラホラ・・なのだ

過去記事が満遍なく検索されているという印象を受ける

投稿した私自身が忘れているような懐かしい記事を見かける

私にとっても良い刺激になっているのだ

相変わらずレスポール関連の記事が人気のように感じる


レスポールを持っていた時期を懐かしく思い出す

良い経験だったと思う

個人的には再びレスポールを購入することはないと思う

知人から不要になったレスポールの購入を持ちかけられているのだが断った

オーナーはカスタムショップ製を推してくるが私には興味が湧かない

正直な話、ギターのブランドやスペックにはあまり関心がない

”そのギターが自分に合っているか?”

”そのギターを弾きたいと思うか?”

この二つの要件だけなのだ

以前はレスポールとストラトを同時期に愛用していた



厳密には『持っていた』という感じ

私にとって弾き難いレスポールは部屋のオブジェと化していた

私の知合いにもレスポールを卒業した人が多い

レスポールを弾きこなすには気合いと体力が不可欠になる

とにかく重いのだ

老体には辛いものがある

コンター加工の有無を問題にする人も多いが私は気にならない

テレキャスは意外に快適なのだ


ご存じの方も多いと思うがフェンダーのボディは角が丸いのだ

一方でギブソンは角が角張っているのだ

長時間弾き続けると意外に効いてくるのだ

ボディブローのように効いてくる

レスポールからテレキャスに転向する人も多い

私もそんな一人なのだ

敬愛するペイジ師匠がテレキャスの愛用者という事実も大きい

レッドツェッペリンの初期の作品はすべてテレキャスでレコーディングされている

前身であるヤードバーズの時代からテレキャスを愛用していた事実は有名なのだ

ペイジ氏がレスポールに転向した理由には諸説ある

友人にドラゴンテレが悪戯された事実も大きいが・・

実は永遠のライバルであるジミヘンの出現が大きいと私は考えている

盟友であるクラプトンのジェフベックもストラトに転向した

それまではギブソンを愛用していたのだ

ジミヘンの神がかった演奏にインスパイアされたのだと思う

プロがプロに憧れる・・・

究極の美学だと思う

他人の生き方に影響を与える演奏は素晴らしい!

ジミヘンの偉大さについては今更語る必要はないと思う

ギター弾きとしては一度はジミヘンを通過すべきだと思う

どんな曲でも良いと思う

気になった曲を一曲は完コピしておくべきだと思う

コピーに終始するギター人生はつまらないがコピーも大事だと思う


達人から学ぶべき物は多い

テクニックであり作曲のヒントが詰まっている

コピーも中途半端な人にオリジナルの作曲など出来るはずもない

集中力が無い人はギターに向いていないと思う

とにかく練習の過程ではギターに集中すべき

少しギターが弾けるようになったならばオリジナルを少し意識する

ギター道にはそういう王道の流れがあるのだ

一生コピーで終わる人も多い

大半のギター弾きがこのタイプだと思う

それが楽しいと感じるならばそれを貫けば良いのだ

料理に例えるならばレシピ通りにしか料理が出来ない人

アレンジにこそ旨みと魅力があることを知らずに幕を閉じる

ギターは自由な楽器なのだ

鍵盤よりも自由度があるのだ

弾き手の指先の形状や堅さでも音が変わる

人馬一体という感じに似ている

自分の肉体を楽器を一部だと感じられる人は伸びる

ギター選びもより一層リアルなものになると思う

非力で手が小さい人がレスポールを選んでも活きない

ギターには『気づき』が大事なのだ

ギターに個体に関すること、自分の現状の技量など

気づくべきことも多い

とにかくブランドやスペックに憧れてギターを選ぶ人も多い

若い頃に買えなかったリベンジとして『大人買い』する人も多い

それで自己満足できる人はある意味で幸せだと思う

私はとにかくプレイヤーを目指しているのだ

極論としてギターの値段などどうでも良い


廉価なテレキャスでも十分に楽しめるのだ

廉価なギターに染みるような奥深さはないが楽しさはある

特に歪みペダルでガチャガチャと歪ませるような音楽を好むならばギターなど何でも良い

もっと言うならばペダルも何でも良いのだ

オーバードライブか? 

ディストーションか?

くらいの選択だと思う


次から次にペダルを買い換える、買い足す人も多いが・・

本当にペダルが悪いのだろうか?

歪みペダルを買い換えることで音が良くなるのだろうか?

そもそも良い音とは何だろうか?

確かに心地よい音というものはあると思う

歪み成分を構成している半分くらいはピッキングと押弦の技術なのだ

ジミヘンの音に耳を傾けてみれば分かる

当時は機材など少なかった

簡易なペダルとギターとアンプだけ

それを紡ぐのは弾き手なのだ

伸び悩む人は一度、アンプ直で練習してみると良い


高価なアンプなど不要なのだ

電池駆動のアンプで十分

ピッキングで音が潰れるような感触を覚えるべき

電池アンプが鳴らせなければ真空管アンプは無理

実機のアンプはノイズとの戦い

ミュートの技術が拙い人には無理


三大ギタリストも小型のアンプを好んでいた

クラプトンが電池アンプで名演をレコーディングしたことは有名な話

ペイジ氏の電池アンプを楽屋で愛用していたという逸話もある

ベック氏は謎が多くで不明

しかしながら、ベック氏は生涯小型のアンプを愛用した伝説がある

どんなに大きなステージでもフェンダーの50Wを愛用していたようだ

大音量のアンプでフルで鳴らして自分の演奏を粗を隠すようではダメなのだ

消音量で自分の演奏と向き合ってみると良いと思う

その究極がアコギなのだ


何の演出も脚色もないギターで自分の技量を試してみると良い

押弦やピッキングの粗が分かる

逆の言い方をするならば、アコギで丸一日くらい遊んでいられるならば一人前

一流のプロはアコギとエレキの両刀遣いが多い

読者の皆さんも好きなギタリストをイメージしてみていただきたい

話は変わるが・・

初心者向けのギターってどんな?

ネットなどでも良く見かける

レスポールVSストラトが多いように思える

個人的にはどちらも向かない

ストラトはコンターやエルダーなど弾き易いがメンテが難しい

フローティングしているブリッジの調整はベテランでも難しい

特に意識が低く時間ばかりが経過したようなギター弾きには無理

「ストラトってチューニングが安定しないから嫌いだ」

ストラトの構造に問題があるのだろうか?


二点支持でも六点支持でも基本は同じ

メンテに正解はない

経験がすべてなのだ

そもそも、ギターが上手く弾けない鳴らせない人にメンテは出来ない


自分がプレイヤーでなければすべてが決まらない



ピッキングスキルや演奏技量が低ければ弦選びも難しい


レギュラー弦に文句や不満を言う人は何が足りないのだろうか?

高級な弦を張れば音に艶が増すのだろうか?

「このアンプってスゲー音がするんだぜ~♪」

本当に良い音なのだろうか?

単純に鼓膜が振動するくらいの大音量で脳が刺激されているのでは?

私はスタジオなどでもそんなに大きな音は出さない

フルテンなど言語道断

レンタルのアンプを雑に扱う人に上手い人はいない

レンタルスタジオのアンプが頻繁に壊れる理由がそこにある

レンタカーやレンタルアンプなど

レンタル製品の扱いには人の心の闇が潜む

自分の所有物を雑に扱うだろうか?

特に日本人はそういう傾向が見られる

ギター弾きは精神的に成長できない理由がそこにある

音楽を楽しむという本質が理解出来ない人がいるのも事実

聡明で賢明なる読者の皆さんにはそんな方はいないと思う

余談だが車のドアを力いっぱいに閉める人も微妙・・

二度と乗せたくないと思ってしまう

私の知合いに多いのだ

そういう人はギターを弾いても雑なのだ

ランディローズの『DEE』などとは一生無縁に思える

ゴリラのような太い指、毛が生えた心臓を持っている人にギターは似合わない

好き嫌いは自由で垣根はないが・・・

向き不向きがあるのも事実

ギター弾きは良くも悪くも神経質で繊細であるべき

読者の皆さんは如何だろうか?

不思議なことにギター弾きには中間層が少ない

どちらかに偏っているのだ


ギターを弾くよりも磨いてばかりいる人がいる

骨董の皿を買ったのではないのだ

ギターは道具であるべき

正直な話、指板が汚れていても問題はない

乾燥する冬でさえ、メンテを怠ったところで割れることなど皆無

乾燥で割れるのは天板が極薄のアコギのボディ

間違った伝言ゲームで謝った情報が拡散する

ハッキリ言ってエレキは掃除など不要なのだ

磨く時間があるならば練習した方が良い

メンテが不可欠なのはハード部分



ギターはピカピカに磨くがオクターブ調整はどうでも良い人も多い

車は洗車してワックスをかけるがセンターラインを踏み越えて走っている感じ

読者のみなさんのご近所にもそういう人がいるだろうか?

私は良く見かける

車は立派でピカピカだが乗り手の心が埃塗れ

ギター弾きにもそういう人が多い

まぁ、ギターで他人に迷惑をかけることはないが・・

ネットなどで根拠のない情報を発信したりすることも多い

ギター的な都市伝説なのだ

「ギター弾き終わったらペグを緩めておいた方が良いよ」

長期間弾かない、長距離を移動する時だけで良いのだ

ギターは弦を張った状態でバランスがとれるように設計されているのだ

「弦を張っておくとネックが反るからさぁ・・」

これも微妙なのだ

個人的には良いネックはある段階で落ち着く

反ったネックも反りが止まる

希に落ち着かないネックがあるがそんなギターには固執しない方が良い

ブランドや購入金額などどうでもよい

時は金なり・・

ダメなギターと向き合っている時間が惜しい

ギターを知らない人はハズレのギターに気づかない

「このギターってレアなんだぜ」

「スゲ~高かったんだわマジでぇ」

登場するワードは希少性とお金

そもそもコレクター系の人にとって弾き心地や音は二の次なのだ

私の知合いにも多い

弾きもしない高価なギターを押し入れに格納しているのだ

「弾いてないギター? 一杯あるよ」

「売らないよ いつか弾くかも?」

良くある話なのだ

弾かなくても定期的にギターを引っ張り出して磨いている人は少しはマシだと思う

話は変わるが・・

最近はアコギにも少し落ち着いてきたのでエレキを弾き始めているのだ


時間の都合でスタジオに足を運ぶことはできない

自宅でアンプをチョコチョコという感じなのだ


まぁ、私にとってギターなど何でも良いのだ

アコギでもエレキでも構わない

とにかく、ギターを抱えていたいだけなのだ

ギターを抱えていると妙に落ち着くなのだ

ポロポロと爪弾くだけで癒やされる

少し弾かないと暗譜で弾けた曲が弾けなくなる

頑張って練習してストックした曲なのだ

無理がない程度に維持したい

特にランディの『DEE』は大切にしたい

YouTubeなどで上手い人の間(タイミング)を真似ているのだ

この曲はエレキで弾いても美しい

少しディレイとリバーブをかけて味わっているのだ

最近はエレキを抱えてもアコギのように弾いてしまうことが多い


特にテレキャスにアコギを感じる人も多いという

私もそんな一人なのだ


良く鳴るエレキは生音もバキバキなのだ

このギターも本当に良く鳴ってくれる

最近は裏通しで使っているのだ


同じフェンダー系でもストラトとは別物なのだ

やはり、二本欲しくなる

当ブログでもテレキャスの過去記事は人気なのだ

レスポールと人気を二分する

まぁ、自分が好きなギターを選べば良いと思う

半年くらい弾いても馴染まないギターは自分と合わない

その辺りは肝に銘じておくべきだと思う

コレクターなのか?

プレイヤーなのか?

上達したいのか?

どんなジャンルを目指すのか?

考えを整理してみると良い

伸び悩む人は弾かないギターや余っているギターを整理した方が良い

ギターの整理は心の整理整頓

ギターを処分出来ない人は心が定まらない人

ギターや周辺機材を買ってみたものの・・

結局、何がしたいのか?が良く分かっていない人

ギター以外に気持ちが散漫になる人も混迷している

何かが足りないのだ

”時間があればギターを弾きたい・・”

という感じにギターに飢え枯渇したい

乾いた喉に冷たい水を流し込むような感じ

私にとってギターの優先順位は常に最上位なのだ

やるべき事、やらなくてはならない事の次にギターが待っている

本当に多忙な日は就寝前に5分弾くこともある

起床の前の寝床で数十分弾くこともある

暗闇でギターを弾くことで不具合に気づくこもある

良いエレキの見分け方・・

暗闇で生音はお勧めなのだ

指で爪弾いてみるのだ

伝わっているだろうか?

アコギ的でもあり、ブルース的なリックでもある

私は暗闇の練習で思い浮かんだオリジナルフレーズも多いのだ

「これってカッコイイな」

自分の耳と感性だけが頼りなのだ

ギター上達には演奏技術よりも聞き取る能力の方が大事になる

良い音や上手い演奏を判別することが出来なければ進むべき方向が見えない

耳が肥えた読者の皆さんには大いなる伸びしろがあると思う

少なくとも読者の皆さんにはギター弾きとしてのハートがあると思う

ハートがない人は当ブログの最初の数行で飽きてしまう

「はぁ? なんだコイツ?」

「おかしくね? 暇じゃね?」

という感じになると思う

如何だろうか?

ギターの熱量が低い人の心には刺さらない

ギター弾きは良くも悪くも面倒臭いのだ

面倒臭いくらいで丁度良いのだ😊 















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ギターは触れた時間だけ上手くなる

2023年11月03日 | 楽器
早いものでもう11月・・

年々、一年が早いように感じられる

読者の皆さんは如何だろうか?

それ故に『時間』を大切にしたいと考えている



私はとにかく時間を無駄にしないように気をつけているのだ

計画通りに事が運ばないことも多いが大雑把にでも計画と目標を立てるように心がけている

些細なことだがこれだけでも無駄な時間を減らすことが出来る

目標を立てるといっても大袈裟なことではないのだ

目に付く場所に計画(やるべき事)を書いたメモを貼っておく

達成したら棒線で消していく

忘れ防止にもなる

目標に関してはもう少し大きな括りで考えているのだ

無理な目標では挫折する

私は『成功体験』を大切にしているのだ

年齢を重ねるごとに無理は禁物だと考えるようになった

自分を甘やかすという意味合いとも少し違うのだ

趣味に関してもダラダラ過ごすのは嫌なのだ

ギターが上達しない人の多くは無計画&無目標であることが多い

酷いケースではギターを持っているだけで安心してしまうこともある

私の知合いにもそういう人が多い

「趣味? あんまり弾いてないけどギターかな?」

という感じで堂々と答えてしまう

まぁ、言論は自由だが・・・

ギターは弾いてナンボだと思う

弾けてこそ意味と価値があるように感じる

楽器の面白い部分でもあり難しい部分でもある

販売側の楽器メーカーや販売店もようやくその難しさに気づき始めたようだ

少々遅いような気もするが気づかないよりはマシだと思う

しかしながら、それに気づいても有効な策が浮かばないという現状に悩む

作って並べていれば飛ぶように売れた時代は終わった

現代はギター弾きの質が問われる時代になった

質が高いギター弾きは放っておいても勝手に練習する

上達する為の策を講じるものなのだ

問題は何となくギターを始めてしまったグレー層・・

相対的に最も多い層だと思える

そこには気概も志も気合いも何も無い

”なんとなくカッコイイから・・”

という感じでギターを始めた人々

読者の皆さんは如何だろうか?

まぁ、私も女子にモテたいという動機でギターを始めた一人なのだ

偉そうなことは言えないがその後は大きく方向転換したのだ

どのような心境とタイミングで方向転換したのか?

詳し良く覚えていない

マメに作曲などをしていた時代もあった

あの頃の異常なほどの集中力を懐かしく思い出す

今でも作曲する自信はあるがそれを形に組み立てる自信がない

DAWは気が遠くなるほどの緻密な作業の連続なのだ

何故夢中になれたのか?

当時、音楽好きな女性と付き合っていた

家族も知らない存在なのだ

彼女に自慢したくて作曲していたといっても過言ではない

そんな流れで耳が肥えた楽器店の店員さん達にも聴いてもらっていた

私の音楽やプレイを聴く人々の反応がとても新鮮で楽しかった

おそらくそんなことがモチベーションになっていたのだと思う

趣味のギターなどそんなものなのだ

振り返れば些細な事の積み重ねだと思う

言葉が適切かは知らないが・・

当時は狂ったように作曲に励んでいた

曲を重ねることで浮かび上がることがある

自分の技術の無さと引き出しの少なさ

作曲していても自分に飽きてくる

素人作曲家によくある話なのだ

2音のパワーコードとペンタだけで乗り切れるのはせいぜい数曲

これは私の実体験なのだ

何となく行き詰まり悶々としていた頃に出会ったのがブルースなのだ

作曲の流れで自分のプレイを録音して聴いてみる

抑揚のないプレイに嫌気が差した

作曲をしていたお陰で録音という作業は当時は日常になっていた

ジミヘンの影響で少しはブルースに傾倒していたが本気モードではなかった

そんなこんなでかなりブルースを掘り下げた時期があるのだ

ギターを弾く時間も一気に増えた

飽きずにギターを弾くということを覚えた時期でもある

ブルースに正解はない

シンプルなだけにリックの組み合わせは無限大

ブルースの重鎮は十八番を延々と繰り返す

しかしながら、聴き手はその音に酔いしれ飽きない

その不思議を知ることになる

他人に背中を押されてギターを弾いているうちは上手くならない

勉強と同じだと思う

自発的に始めるということが大事だと思う

おそらく、ギター弾き(ギター好き?)の大半は芽が出ないままにギター人生の幕を下ろすことになる

たかがギター・・

されどギター・・・

ギターが上達しないからといって人生や生活に支障はない

ギターを磨いて一生を終えることもまた人生だと思う

私はギターを弾くという真の楽しさを知った

人生の折り返しになって知ったのだ

この感覚を少しでも多くのギター弾きに伝えたいと考えているのだ

とにかくギターは弾くべき!

ギターを楽しむ為に大金は不要

値段が高いギターなどまだまだ先の話

プロ並みに上達してからでも遅くない

自分の腕前が上がったタイミングで良いギターに触れていただきたい

今とは異なる衝撃を受けると思う

良い道具の性能を引き出すには高いスキルが不可欠になる

ギターの最高に楽しい部分でもある

頑張れば値段が高いギターを買うことはできる

色々な物を我慢して全身全霊をギターに投入すればよい

資金がない人も地獄のローンを組めば何とでもなる

購入までは実はハードルは低いもの

吹っ切れれば何とかなってしまう

自分の心次第という部分が大きい

問題は買った後なのだ

「こんなはずじゃなかった・・」

最高にクールな音に憧れて期待して買ったはずのギターが響かない

心に刺さらない

ギターは眠ったまま

「ハズレの玉じゃないか?」

そんなイライラした気持ちになる

その気持ちも分からなくない

私も初めてのUSA製のストラトを買った時に落ち込んだ


ギターが嫌いになった

海外のギターを勧めた店員さんも少し嫌いになった

その原因が自部自身にあることを知ったのは数年後なのだ

今では店員さんにも感謝している

このストラトも生涯の相棒として大切にしていく決意なのだ

以前にもお話したがこのギターの次のメンテメニューはフレット交換

フレット交換はある意味ではギター弾きの決意表明

このギターと添い遂げるという意思の表れなのだ

レスポールとの決別も大きな変化だったと思う

ペイジ師匠の愛器『ドラゴンテレ』とのい出会いも大きい


「ロックにハムは不要かも?」

と思わせてくれた衝撃的なギターだった

ツェッペリンのほとんどの曲をこのギターで練習した

眠っていた曲集を引っ張り出し練習した

有名な曲から取りかかり、それをマスターすると自分が好きな曲

自分が好きなギタリストが好きな曲、ネットなどで難易度が高いと評判の曲

という感じでステップアップしていった

ドラムの打ち込みをする気力はない

とにかくギターに集中したのだ

ベース弾きでもある私は時間をある時にはジョンポールのベースラインも追いかけた

悲しいがバンドで演奏することはできないのだ

私の仲間にはベースとドラムに上手い者がないない

ツェッペリンは真面目にコピーすると相当に難しい

世界最高峰のバンドなのだ

難しいのは当たり前なのだ

それを身をもって知ったことは成果だと思う

ギターを練習もしないのに楽曲の評論をする人も少なくない

有言実行は思うほど簡単ではない

一流のプロは難易度が高いフレーズや曲をいとも簡単に演奏する

それこそがプロであり一流の証なのだ

素人にも上級と下級があると思う

上級はとにかく黙って演奏に集中できる人

下級はギターに触れるよりも無駄な語りが多い人

意外なことに中間層は少ないのだ

ギター弾きの特徴でもある

読者の皆さんはどちら側にカテゴライズされるだろうか?

練習方法が間違っていても構わないと思う

ギターは触れた時間だけ何らかの発見や気づきがある

机上の空論では何も生まれない

机上の空論で作曲できるベートーヴェンのような人は一握りの天才

凡人はとにかく努力すべきなのだ

努力は決して無駄にならない

努力の先に待っている未知の世界はギターを弾いた人にしか分からない


一度しかない人生なのだ

何かの縁でギターと出会ったのだ

出会ったからには何かの足跡を残したい

ギターは自在に弾けるようになると100倍楽しくなる

楽しくなると無駄な買い物衝動が抑制される

自分に本当に必要な物が明確に見えてくる

ベタだが・・

例えばギター弦なのだ

ギター弦も自分に合う弦が分かってくる

ネット検索の結果に振り回されることも無くなる

練習を重ねてもっと上手くなるとギター本体が欲しくなる

使っているギターが物足りなくなってくるのだ

それこそが本当の買い物のタイミングなのだ

そのタイミング逃してはダメなのだ

悩む時間が惜しい

そういう肝心のタイミングで前に進めない人も多い

「お金が勿体ないかな?」

そこで悩む人は無理にギターなど買わない方が良い

新しいスマホでも買った方が何倍も幸せになれる

そのスマホでギター関連の検索をしている方が楽しい

今一度、自分自身で自問自答してみると良いと思う

大事な決断を他人に委ねる人がいる

大事なことは自分の気持ちなのだ

これはギター購入に限った話ではないと思う

”ギターを神経に続けていく気があるのか?”

”ギターが本気で上手くなりたいと思うのか?”

先に述べたようにお金など、どうにでもなる

ちゃんと仕事をしていればギターのローン返済など容易い

そもそもローンが組めるという段階で社会から認められているのだ

社会の一員としての立場を前向きに捉えるべきだと思う

ギター買う際に悩むことがある

ギターの購入資金を貯金してから買うか?

購入資金が0の状態でスタートするか?

私はどちらも正解だと思う

先の人は真面目で責任感がある人だといえる

ギターには向いているが・・

ある段階で頭打ちになるタイプ

所謂、天才肌とはほど遠い

楽譜の曲をコツコツと真面目にコピーする人生に終始する

何というか・・

もっと弾けたいと考えるような人は自分に負荷をかけたほうがよい

ギター購入のローンも良い意味で負荷になる

ローンを組んで買ったギターなのだ

その本気度は計り知れない

余談だが・・

私も今回の新車の購入にあたり自分に負荷をかけた

自分の返済能力の少し上の買い物をした

2年という待ち時間もあり頭金は潤沢に用意できた

さらにその上が狙えるのだ

オーダーしている車のグレードや車種は変更できない

中身を充実させることにした

音楽で映像に特化した車に仕上げることにした

車に興味がない方にはアレなので改造費用は非公開にしたい

人生においてあと何回くらい新車が購入できるだろうか?

今回の車は何年くらい乗るのだろうか?

ガソリン車がダメになって電気自動車に切り替わるのだろうか?

その時に自分がハンドルを握っているのか?

色々な想像が頭を巡ったのだ

家族に相談すれば反対されると思う

嘘も方便ということで購入金額を過小に申告した

そんな嘘はすべての人を幸せにする

住宅の購入や車購入の事を考えるとギターの購入など小さい話に思える

ギター弾きにとって100万円のギターは大きな買い物だが・・

住宅や車関連ではそう大きな金額ではない

そもそも本体購入の足しにもならない

そう思えるとギター購入も寛大な気持ちで考えられる

私は高価なギター購入を断念したわけではない

そのタイミングがくればいつでも購入する覚悟がある

今はその時ではないのだ

そもそも、高価なギターを弾くような腕前には達していない

ギター道とはそういうものなのだ

海外製のギターを最初の一本として購入する初心者もいるというが・・

個人的にはアンバランスだと思える

少しギターを弾ける成金の父親が溺愛で購入するのだと思う

ギター道として正しい姿なのだろうか?

ギター初心者は他人のお下がりギターを嫌う

「お父さんのギターなんか嫌だよ」

「ねぇ、新しいの買ってよねぇ」

父親と娘の関係の場合、その金額も心なしか跳ね上がる

楽器店で雑談しているとおういう裏話も多いのだ

家族のあり方やギターとの向き合い方など興味深い

ギターのスペックを知るよりも興味深い

楽器店はその辺りの事情も含めて販売プランを練るという

ノープランの楽器店はやがて淘汰されていく

知恵の出し合いなのだ

難しい時代であり、面倒臭い客さんを相手にしているのだ

私の知合いの店員さんは常に販売成績はトップクラスなのだ

ご意見番として私も多少の口を挟むことも多い

訪問者数1000人超えのブログ主として何かアドバイスができると思う

読者皆さんの存在(過去記事の検索など)も少なからず影響しているのだ

「へ~そんな記事に興味があるんですか?」

という感じで店員さんは真摯な態度で耳を傾ける

色々な意味で伸びる人は前向きなのだ

背の中に背を向けることがカッコイイと勘違いしているギター弾き未来はない

聞く耳を持つ人は伸びるなのだ

私は特にギターに関してはどんな情報でも耳を傾け興味を持つように心がけている

脱線してしまったが・・

この連休は雑用が山積しているのだ

「連休に遠出とかする人って時間が余ってるのかな?」

などとテレビを観ながら思ってしまうのだ

まぁ、世の中には器用な人と不器用な人がいると思う

私は間違いなく後者なのだ

とにかく、不器用でスロースターターな人間なのだ

それを知っているからこその行動なのだ

何を楽しみとするか?

は人それぞれだと思うが・・

私は傍らにギターを置き、山積みの雑用をコツコツと片付けていくだけ

最近はこの何でもないルーティンが心地よくなってきた

年齢と共に生き方や過ごし方は変わると思う

変わるべきだと思う

またまた余談だが・・

まだ届かぬ新車の為に膨大な音楽ファイルを整理しているのだ

意外にも古いJ-Popなどが耳に優しい

「この曲って懐かしいなぁ・・」

邦楽は当時の映像が頭に浮かんでくる

洋楽にもそういう曲があるが邦楽の非では無いと思う

前出の彼女と秘密のドライブで聴いた曲も多い

「これって彼女から借りたCDで録音した曲だなぁ」

古い写真などを引っ張り出して当時を思い出すのだ

所謂、くそ真面目な私の人には言えない秘密なのだ

この手の話には時効はないと思う

良い意味で封印してしまうのだ

今度に新車で彼女をドライブに誘う夢みた

夢は良いものだと思う

当時のカーオーディオとは雲泥の差だと思う

当時はカーナビが世に出た頃だったと思う

「へ~ カーナビ付いてるの?」

時代は紙製の地図なのだ

懐かしいファイルなどを整理していると時間がかかってしまう

まぁ、それも癒やしの時間なのだが・・・😉 





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