テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトの指板にオイルを塗布する

2024年11月03日 | 楽器
連休の中日を如何お過ごしだろうか?

結局のところ何もしないで終わってしまう人も多いと思う

スマホを弄って気がつけば夜という人も多いと思う

時は金なり・・

時間は貴重なのだ

自由な時間が少なくなって時間の大切さに痛感させられた

以前よりも時間を有効に活用できるようになった気がする

同じ時間に変わりは無いが内容が濃密になったように感じる

ギターを弾いていても無意識に集中している自分が其処にいる

色々な情報がスラスラと染みるように入ってくる感覚なのだ

本題に入るが・・

待たずして弦交換と指板メンテを行った


出荷時にもそれなりのメンテが施されているが見た目には少し乾いた印象を受ける

余分なオイルなどを塗布するということはないような気がする

新しいオイルの使い方が良く分かっていない

すでに使っている人の声を参考に作業を進めた

レモンオイルやオレンジオイルなど他のオイルとの併用がお勧めだという

レモンオイルは保湿の効果もあるが概ね汚れ落としで使われることが多い

保湿はその副産物をいう感じ


それほど弾き込んでいないのにティッシュは汚れている

これを機にナットの溝を丁寧にメンテ



レモンオイルだけでもそれなりに良い感じ


初めて蓋を開けたのだが想像よりも固形な感じ

先の細いスプーンのような道具で掻き出すのだろうか?

今回は道具がないので逆さにしてポンポンと叩いてみた

かなりドロッとしている印象なのだ




指板にオイルが馴染んできたので弦を張ってみた




クリップチューナーもあるが最近はマルチでチューニングする事が多い


巻き弦はポストに三巻き、プレーン弦は四巻きと決めている


ポストの穴に弦を通すタイプと少し異なる

チューニングの安定感では現代的な穴仕様に軍配が上がると思う

しかしながら、雰囲気では先割れ仕様が勝っていると思う

趣味のギターには実用性意外の『何か』を感じたい

それ故に高い値段のギターを頑張って買うのだと思う

ギターを上手く弾けない素人が超高額なギターを買うという行為は正気の沙汰とは思えない部分もある

それが趣味の世界なのだ

運転が下手な人がドデカい外国車を運転してはいけないという決まりもない

繰り返しになるが・・それが趣味の世界観なのだ


画像では分かり難いと思うがかなりしっとりとした印象を受ける

この段階ではレモンオイルとの差が感じられない

こちらは一晩経過した画像なのだ


手触りはサラサラなのだ

しかしながら、しっかりとコーティングの膜が張られている印象を受ける

オイル系のベトついた感じは皆無

ワンランク上のギターになった印象を受ける

指板はギターの顔ともいえる

演奏性もさることながらルックスに大きく貢献する部分

私はローズ派なのだ

ベースなども含めて何本かメイプル指板の挑戦したが好きになれなかった

互いに優劣はないと思う

どんな製品にも一長一短がある

あとは弾き手の好みの問題だけなのだ


ナット溝のグリスアップ、新品弦への交換、再度のオクターブ調整、サドルの高さ点検、ネックの反りの点検、指板のメンテ(汚れ落とし&保湿保護)、ボディ磨きが今回のメンテのメニュー

書き連ねてみると結構なボリューム感だが実際にはすべての作業は一連の流れの中で行われる

大事なことは順番を決めておくこと

その時の気分で作業の順番を決めるのはダメなのだ

作業効率も悪いうえ肝心の作業を見落とすことにも繋がる

ギター演奏と同様にメンテでも無意識に手や指が動くように訓練しておきたい

高級なギターを買うのはその先になる

余談だが弾き易さが故にストラトを初心者に勧める人がいる

ギターを知らない人

無責任な人だといえる

ブリッジ周辺の調整を含めてかなり難易度が高い

ブリッジの6本のネジの理屈を理解している人がベテランにも何割くらいいるのだろうか?

自称ベテランの知識くらい根拠がないものはない

どこで得た知識なのか?

私の周囲にもかなり独自の考えを展開する人が多い

まぁ、素人の趣味なので口出しはしないが・・・

読者の皆さんは如何だろうか?

ネットの溢れる情報の正誤がジャッジできるならば脱中級者

ネットの情報を何でもかんでも鵜呑みにしていないだろうか?

情報を元に実際にチャレンジしてみる

トライ&エラーを繰り返すことで自分の身になるのだ

リアルに勝るものはない

脱線したが・・

メンテの項目を減らす為にはテレキャスやレスポールなどのハードテールが良いと思う

この際、多少の弾き難さには目をつぶりたい

ブリッジが固定されているということは色々な作業が容易になる

これに関しても一長一短

ストラトはメンテが難しいが可変のブリッジが持つ独特の音色や弾き心地があることも事実

プロにストラト愛用者が多い理由にもなっている

アームの技術は狂った音程をアームの操作で元に戻すこと

音程をゆらゆらと揺らすことは誰にでもできる

ウネウネを動かした後で狂った音程をどのように修正するか?

ペグを回して調整するはNG

演奏中という前提の話なのだ

ボディ裏のバネの調整はまさにミリ単位

チューナとにらめっこしながらドライバーと格闘する

「俺ってアホなんじゃない?」

と自覚してしまうほど

まぁ、一回セッティングが決まってしまえば問題は少ない

基本的に同じ弦を張っている限りは無調整で良い

こんな着地になってしまったが・・

連休の後半はストラトの調子を確認しながらアンプの音出しをしてみたい


色々なエフェクトとの組み合わせをチェックしたい

余談だがこのアンプはかなり本格的な仕様でトーンの値をブレンドすることで音量を決めるという複雑な仕様になっている

所謂、オモチャ系のアンプのようにボリューム固定でトーンを弄る仕様とは区別したい

初心者などは多少戸惑うと思う

自分の好みが決まればあとは弄る必要はない

マルチとの組み合わせの際にアンプ側も弄るか?

アンプを控えめにマルチ側で攻めるか?

色々と試してみたい


夜中に寝床の傍らで鳴らすことも出来る

小音量でもそれなりに雰囲気を感じられるのがトランジスタの魅力

自宅で爆音の真空管アンプを楽しんでいる人はどのくらいいるのだろか?

私も以前は真空管アンプを持っていた

アンプ用に密閉の箱などを自作してレコーディングしていた

結局のところ、アンプの音はヘッドフォンで聴くことになる

「これってマルチと同じじゃない?」

と気づいた事で気持ちが萎えてしまったのだ

大音量の音を箱に閉じ込めてヘッドフォンで聴く・・

アンプの意味がないのだ

アンプは空気を揺らすのだ

ヘッドフォンから解放された耳は心地よい

それが小音量でも気持ちが良いのだ


リバーブを効かせた音には心が揺れる

エモくエロい音なのだ

シングル系の鈴鳴りの楽しさを多くの人に伝えたい😉 







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Fender Frontman 10Gミニアンプ買ったよ

2024年11月02日 | 楽器
読者の皆さん、お久しぶりなのだ

貧乏暇無し・・という感じで多忙な日々を送っていたのだ

先日、ご紹介したフェンダーのストラトは良い感じで馴染んでいるのだ

就寝前に弦を鳴らすことを一日の楽しみに頑張っているのだ

庶民のささやかなる愉しみなのだ

お約束のオクターブ調整も完璧に仕上がった


割と良い感じに駒が並んだという印象を受ける

ギターによっては3弦と6弦が後方にキチキチということも多々ある

弦の太さやネックの長さなど色々と関係してくるのだ

無理の無い範囲で調整できることは有り難い

サドルの高さ調整も重要な調整なのだ

基本的にはフレットのカーブに合わせるのが鉄板


このギターはヴィンテージタイプなのでカーブがキツ


比較の為に現代的なスペックのアメデラの画像もアップしてみた


上記のフレットに対してカーブが緩いのがお分かりいただけると思う

それ故にブリッジの高さも割と平らな感じで落ち着いているのだ


アメデラのオクターブ調整はこんな感じ


ちなみに6弦のスプリングは少しカットして短く加工しているのだ

サドルのイモネジは短いタイプに交換済み

ブリッジミュートなどの際に手刀の部分にチクチクと刺さる

本当に僅かな改造だが快適性と演奏性に効いてくる

こういう部分を疎かにする人も少なくないように感じる

そもそも、そういう部分に気づかない人も少なからずいるように感じる

ギターを楽しむには少々神経質なくらいが丁度良いと思う

雑な性格な人にギターはあまり向かないような気がする

話は変わるがアンプを買ったのだ

衝動買いに近い買い物だった

勢いで買ってしまうことが多々ある

買い物には勢いが大事だと思う

何日も思い悩んでいるうちに気持ちが萎えることも多い

それはそれで良いのかもしれないが・・

買い物もストレス発散になるし元気の素になることも多い

たかがギターやアンプで頑張れるならば安いものだと思う

今回のアンプは10W仕様のとトランジスタ

因みにブラックスターは3Wなのだ

比べてみるとこんな感じ


筐体の差は音になって現れる

比較すると音にパンチと広がりを感じる


重さは約4㎏とそこそこの重量感

ブラックパネル風の風貌にそそられる

フェンダーのロゴに一目惚れなのだ


なんちゃってのオモチャではない

ちゃんとフェンダー系の音が出るのだ

廉価ながらも良くチューニングされていると感心させられる

ギター弾きはこういう部分に弱いのだ

値段的には初心者向けに思われがちだがむしろ中級者以上に向いている

そこそこにアンプの性能を引き出せる技量が必須

ジミヘン風のコード崩しが得意な人ならば一日中遊べる

ドンシャリ系の歪みを求める人は間違っても買ってはいけない

自分が求める音楽を熟考してから買うべきだと思う

単体でも楽しめるがやはりアンプの前段に一工夫したい




ノイズを軽減するノイズゲートも良いと思う

歪み系のエフェクトとの組み合わせで真価を発揮する


アンプの前にアンプも微妙に感じる人もいると思うが

これはこれでありなのだ

アンプ単体よりもファットで味がある音に変化する

チューブ感などを加味することで音に色気が増す

実機のチャンプを鳴らしているような錯覚に陥る

これは大袈裟な表現ではないのだ

エフェクトありきで買うべきアンプだと思う



好みのリバーブを加えてみるのも鉄板

フェンダー系のアンプにはリバーブが良く似合う

実機でもリバーブとビブラートが標準のアンプが存在する

どんなマルチでもOKなのだ


アンプの前段で使うならばMS-50Gの方が使い勝手が良いと感じる

ノイズレスで使うにはマルチのアウトにステレオ系のシールドを使うこと


L型のジャックは通常のギターシールド

これでは酷いノイズが発生してしまう

アンプの前段にエフェクトを接続することはお馴染みだがメーカーの推奨ではない

それ故に外部機材との連携について詳細な説明はないのだ

自分で正解を見つけるのだ

これはどんな機材にもいえると思う



機材を遊ばせないのは私の美学なのだ

手持ちの楽器や周辺機材を使い切るという潔さ

ダラダラと目的もなくギターを買い漁る自称コレクターには分からないと思う

ギターは集めることが目的ではない

弾くことが最大の目的なのだ

楽しむ為の周辺機材なのだ

原点に立ち帰れば買うべき物ややるべき事が見えてくる

使わない機材は手放すという潔さが大事だと思う

使わない機材が誇りをかぶったまま押し入れで眠っている人はどんな思惑があって不要な機材を抱え込んでいるのだろうか?

「この機材には思い出があるから売れないよ」

という声を良く耳にする

思い出作りが出来るほどに機材を使い込んでのだろうか?

悲しが私の周囲のギター好きは本当にギターを弾かない

家族サービスも悪くないが・・

本当に指が動かなくなる日が訪れると思う

厳密には指が動かなくなるのではない

ギター脳が動かなくなるのだ

音に対する探究心や欲求が急速に萎えるのだ

萎えた気持ちを元に戻すことは困難だと思う

疲れ果てた中年おじさんがギターを始めた頃の気持ちに帰ることは難しい

相当に心に響く出来事でも無い限りは無理だと思う

いかにギター熱を維持するか?

常にそれを考えておく必要があると思う

ギターや機材の購入は一瞬の起爆剤に過ぎない

嬉しい気持ちはそう長くは続かない

以前にもお話したが私のマイブームはジミヘンなのだ

お蔵入りしていた楽譜集を引っ張り出してコピーに励んでいるのだ


ベスト集は有り難い


現在では半分くらいのコピーに成功しているのだ

ジミヘンの曲は癖がある難曲が多いが喜びも大きい

ジミヘンを良く知らない人の前で演奏する時にはお約束のパープルヘイズなどをさらっと披露する

泣く子も黙る鉄板のイントロなのだ

イントロを弾くだけでも意味がある

聴くと簡単そうだが弾くと意外に難しい

ジミヘンの運指はとにかく独特なのだ

音の選び方が天才肌なのだ

ギターの神と呼ばれるジミヘンにも指癖はある

所謂、法則のような流れがあるのだ

それを感じることが出来ればコピーへの道もそう遠くはない

私も数曲をコピーしてからが早かった

ストラトを買ったのだからストラトの有名曲を弾きたい

有名ギタリストのコピーモデルを買うも曲が弾けない人がいる

ドラゴンテレキャスを買ったのにレッドツェッペリンの曲が弾けないようなもの

「見た目がカッコイイからそれでイイんだよね~」

は本音だろうか?

私には練習不足な人の負け惜しみにした聞こえない

本当が次々に有名曲を弾きたいのだと思う

寝ている間にギターが上手くなる媚薬など存在しない

上手い人は見えないところで努力している

努力に加えて創意工夫しているのだ

そこそこ良いギターを手に入れたのに何も弾けないのでは寂しい

他人への自慢がギターの値段というのも何だか切ない

ジミヘンと平行してレイヴォーンとジェフベックも少し練習しているのだ

共に天才であることは事実だが練習の虫であることも有名な話

レイヴォーンなどはジミヘンの曲を一日に10時間くらい練習していたそうだ

レッチリのジョン・フルシアンテも同じような事をインタビューで答えていた

天才肌と呼ばれる人でも練習を経てきたということ

アメリカで頑張っている大谷選手も天才に加えて練習の虫だという

もはや中途半端でメジャーリーガーでは太刀打ちできない

ギターにも通じる部分があると思う

好きこそものの上手なれ・・・

難しい理屈なのだ

ギターを好きになるには上達を自身で自覚する必要がある

上達しないのだからギターが好きになるはずもない

まさに悪循環の蟻地獄・・・

これを好循環に変化するには相当の覚悟と工夫が必要だと思う

「別にギターなんか上手くなりたくないけど・・」

と嘯いて(うそぶいて)いる人にかける言葉はない

私の知り合いにも少なくないのだ

ギターという楽器も難しくも奥深い部分なのだ

テレビのように売りっぱなしだった過去の販売手法を業界悔いている

大事なものを育ててこなかったのだ

ギターが好き過ぎる私は知人の間ではちょっとした変態なのだ

もはや私を表現する言葉がギター変態しか浮かばないのだ

ジミヘンの曲を割りと似たトーンを楽しそうに弾いている私の前で苦笑い

私は特に何の感情も湧かない

優越感のような陳腐な感情も湧かない

とにかく向き合っているのは自分自身なのだ

自分が楽しめているか?

他人の評価などどうでも良い

最近はそんな感じなのだ

「なんで急にギター買ったの?」

という問いに私は冷静に答える

「欲しいから買ったんだけど」

非常に当たり前の話なのだ



欲しくない物など誰も買わない

正直な話、衝動買いであることも事実

衝動買いだが決して後悔していない

むしろ、良いタイミングで良い物を買ったと自負している

このくらいの買い物で幸せな気持ちで頑張れるならば安いと思う

ここだけの話、毎夜このギターのボディを撫でて悦っているのだ


ラッカー塗装の手触りが最高に心地よいのだ

激しく演奏すると6弦のチューニングが狂い易い

おそらくナットの溝が馴染んでいないのだと思う

各弦のチューニングが完璧に安定した時点で完了だと思う

まだ一回しか弦交換していないのだ

デフォルトの009を010に変更しただけ

まだまだこれからなのだ

私は本当にストラトが好きなのだと思う

気がつけばストラトマスターの曲集ばかり買っているのだ



ストラトは弾き手でまったく異なる演奏になる

懐と引き出しが多いギターだと感心させられる

ギター弾きにとって手強い存在なのだ

それ故に克服出来た時の気分は爽快なのだ

ローズの指板をメンテする為に少し値段が高い製品を揃えた


フリーダムのレモンは以前から愛用していた

レモンオイルで汚れを落とし、右側のオイルで保湿するという使い方が良いようだ

使っていないので何とも言えないが・・・

巷では評判が良いようだ

巷の評判はとりあえず受け入れてみる

使ってみて自分に合っていないならば以後はない

ネットの情報も上手に活用すべきだと思う

良くも悪くも評価の声が多い製品は売れているという証

余談だが上記のアンプもネットの散策で評価が高かったので買ってみたのだ

結論は大正解!

自宅でしっとりと弾くには十分なサイズ感だと思う

リバーブをかけた音がエモいのだ😉 

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