フランシスコ、敗れる

先日1日日曜日、タイで行われた試合結果です。
WBA暫定スーパーフライ級戦：
挑戦者テーパリット　シンワンチャー（タイ）判定3対0（114-113x2、117-111）王者ドリアン　フランシスコ（比）

＊暫定王者ながらも評価が非常に高かったフランシスコ。これまでフライ級を主戦場にしてきたテーパリットにまさかの判定負けを喫し、初防衛に失敗。王座から転落しています。

新王者はこれまでに、アジアの2つの地域王座（PABAとWBOのアジア太平洋）を獲得してきた22歳。戦績は16勝（10KO）2敗の選手です。スーパーフライ級といえば日本にも非常に馴染みの深いクラスです。今後日本人挑戦者との対戦は実現していくのでしょうか。

個人として未だに見ぬ実力者だったフランシスコ。昨年末、王座を敵地で獲得したときは「パッキャオ、ドネアに続く比国のスター誕生か？」と注目していました。敗れたとはいえ敵地タイでの僅差判定というのも。これからの巻き返しに期待しています。