ゲール、WBA王座を吸収

先週末1日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
IBF/WBA（スーパー王座）ミドル級王座統一戦：
IBF王者ダニエル　ゲール（豪）2対1（116-112x2、112-116）WBA王者フェリックス　シュトルム（独）

＊2団体王座統一戦を制したのはスタミナで勝ったゲール。軽打のコンビネーションと出入りの激しい動きのゲール。対するシュトルムは力強い左ジャブとがっちりとしたスタイルで対抗。8回までは一進一退の攻防が続いていました。しかし後半4回、スタミナの落ちない豪州人に対しシュトルムはガス欠状態。両者とも大きなダメージを受けることはありませんでしたが、ゲールが後半抜け出した形で試合終了となっています。ゲールは僅差の判定ながらも敵地での戦いを制し、2つの王座を南太平洋に持ち帰ることに成功しています。

WBA王座を吸収するとともに、IBF王座の3度目の防衛に成功したゲール。戦績を28勝（15KO）1敗にしています。唯一の敗戦は同国人の先輩、アンソニー　マンディンに1対2の判定負けを喫したものです。