DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ゴロフキン、豪快に米国デビュー

2012年09月07日 20時08分30秒 | 世界ボクシング
今月1日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBAミドル級戦(レギュラー王座):
王者ゲナディー ゴロフキン(ガザフスタン)TKO5回1分11秒 挑戦者グレツゴルツ プロクサ(ポーランド)

*「ミドル級にゴロフキンあり」。まさにそれを証明した試合でした。24戦目にして初の米国進出(これまでに2度、中米パナマのリングに登場)を果たしたゴロフキン。その強さをいかんなく発揮しました。

まずは初回、ダメージはないものの左右の連打からダウンを奪っています。4回に奪ったダウンは強烈なものでした。2発の左ボディー、アッパー、そして右を交えた連打から2つ目のダウンを奪っています。とどめの5回のダウンも同じく連打によるもの。まさにゴロフキンはやりたい放題のボクシングで勝利を手に入れています。

少々スタンスが広めながらも、逆にそれが安定感につながり、常にパンチが放てる状態を保っています。パンチは左右上下の打ち分けられ、常にボディーにダメージング・ブローを放ちます。また変則的な部分もあり、対戦者にとり、戦い辛い選手ではないでしょうか。防御面も柔軟な上体+固いブロッキングとこちらも良好。24戦(21KO)全勝という数字は伊達ではないようです。

圧倒的な強さを見せつけ5連続防衛に成功したゴロフキン。IBFとWBAのスーパー王座を保持しているダニエル ゲール(豪)、来週対戦するセルジオ マルティネス(亜)とフリオ セサール チャベス(メキシコ)の勝者との対戦が大変楽しみになってきました。
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