先週23日水曜日、大阪城ホールで行われた試合結果です。
IBFスーパーバンタム級戦:
王者キコ マルチネス(スペイン)TKO7回1分20秒 挑戦者長谷川 穂積(真正)
*長谷川の以前のようにリングを舞うことが出来ないという事は事前に分かっていたこと。本人も、そして陣営もそれは十分承知していた筈。マルティネスが手数が多いファイターである事はもちろん分かっていたことでしょう。長谷川が打ち合いに行ったこと自体悪い選択ではなかった筈。このスペイン人をフルラウンドに渡りさばける現在のスーパーバンタムの選手といえば、超技巧派のWBA/WBO王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)ぐらいではないでしょうか?
長谷川敗因の最大の理由は長谷川の防御力の低さではないでしょうか?バンタム級で安定政権を築いていた長谷川は、持ち前のフットワークで相手の攻撃をかわしほとんどパンチを貰っていませんでした。というより、その前に倒していたか...。
しかしフェルナンド モンティエル(メキシコ)戦を境に、パンチの被弾率が増加。今回の試合でも悪いパンチの貰い方が何度もありました。脚力が落ちた分、特に接近戦での防御力(特にブロッキング)の強化に励んで試合に臨むべきだったでしょう。また少々危険を伴いますが、長谷川が接近戦で右ショート・アッパーを打てればもっと面白い展開になっていたでしょう。
2回にダウンを奪われた長谷川ですが、6回までの公式採点は57対55が1人と、56対56のイーブンが2人。マルティネスが減点1を科されていたにせよ、7回に捕まっていなければ勝利できた可能性もあったという事です。
33歳で「衰えた」などと言わないでほしいものです。ベテランならベテランらしく老獪になり始める年齢ではないでしょうか?まあバーナード ホプキンス(米)を引き合いに出すのはかなり長谷川には可哀想ですが、あの怪物、ほとんどパンチを貰っていません。一番の敗因は自分自身を研究出来ていなかった、だと思います。

肉体的には長谷川、まだまだ続けられるとは思います。しかし無理でしょうな、あの負け方では...。
IBFスーパーバンタム級戦:
王者キコ マルチネス(スペイン)TKO7回1分20秒 挑戦者長谷川 穂積(真正)
*長谷川の以前のようにリングを舞うことが出来ないという事は事前に分かっていたこと。本人も、そして陣営もそれは十分承知していた筈。マルティネスが手数が多いファイターである事はもちろん分かっていたことでしょう。長谷川が打ち合いに行ったこと自体悪い選択ではなかった筈。このスペイン人をフルラウンドに渡りさばける現在のスーパーバンタムの選手といえば、超技巧派のWBA/WBO王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)ぐらいではないでしょうか?
長谷川敗因の最大の理由は長谷川の防御力の低さではないでしょうか?バンタム級で安定政権を築いていた長谷川は、持ち前のフットワークで相手の攻撃をかわしほとんどパンチを貰っていませんでした。というより、その前に倒していたか...。
しかしフェルナンド モンティエル(メキシコ)戦を境に、パンチの被弾率が増加。今回の試合でも悪いパンチの貰い方が何度もありました。脚力が落ちた分、特に接近戦での防御力(特にブロッキング)の強化に励んで試合に臨むべきだったでしょう。また少々危険を伴いますが、長谷川が接近戦で右ショート・アッパーを打てればもっと面白い展開になっていたでしょう。
2回にダウンを奪われた長谷川ですが、6回までの公式採点は57対55が1人と、56対56のイーブンが2人。マルティネスが減点1を科されていたにせよ、7回に捕まっていなければ勝利できた可能性もあったという事です。
33歳で「衰えた」などと言わないでほしいものです。ベテランならベテランらしく老獪になり始める年齢ではないでしょうか?まあバーナード ホプキンス(米)を引き合いに出すのはかなり長谷川には可哀想ですが、あの怪物、ほとんどパンチを貰っていません。一番の敗因は自分自身を研究出来ていなかった、だと思います。


肉体的には長谷川、まだまだ続けられるとは思います。しかし無理でしょうな、あの負け方では...。