DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

競り合った2つの無冠戦(スーパーライト級強、ミドル級強)

2015年04月17日 00時37分29秒 | 世界ボクシング
先週末11日土曜日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
スーパーライト級強12回戦:
WBC/WBAスーパーライト級王者ダニー ガルシア 判定2対0(115-113x2、114-114)IBF王者レイモント ピーターソン(共に米)

*試合後、勝者も敗者も評価を下げるという珍しい一戦。アウトボクシング自体は悪くなかったものの、手数か少なくポイントを取れなかったピーターソン。距離を取ると空回りするという欠点を暴露し続けるガルシア。無冠戦とはいえ、事実上のスーパーライト級での3団体王座統一戦だっただけに、少々残念です。

試合前から言われていた通り、無冠戦ながらもピーターソンは敗れたためIBF王座は剥奪。今後同級に留まるような事を言っているガルシアですが、昨年3月以来王座の防衛戦は行っていません。

ミドル級強12回戦:
WBO王者アンディー リー(アイルランド)引き分け1対1(113-112、112-113、114-114) ピーター クイリン(米)

*リーは初回と3回にダウンを喫し、クイリンは7回にキャンバスに転がっています。結果は痛み分け。

明確の理由もなくWBO王座を返上していたクイリン。1年ぶりの実戦で同王座に返り咲くと豪語していましたが、ミドル級の体重まで絞れないという大失態を演じています。本来ならリーの王座にクイリンが挑戦するという一戦でしたが、無冠戦に変更となっています。

今回の興行、カード的にはかなり期待をしていましたが、スーパーライト級での凡戦、クイリンの計量失敗と何となくしらけるものとなってしまいました。
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