DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ラドック、カナダ王座に挑戦(色々:08‐07‐15)

2015年08月07日 01時07分22秒 | 世界ボクシング
最近(2015年8月7日ごろ)のニュースです。

1))3月に14年半ぶりに再起して以来、2連勝(1KO)中のドノバン ラドック(カナダ)。再起3戦目が9月11日に決定しました。その試合でラドックは同国人ディロン カルマン(Dillon Carman)の保持するカナダヘビー級王座に挑戦します。29歳の王者はこれまでにわずか10戦のプロキャリアしかない選手で、戦績は8勝(7KO)2敗(1KO負け)。これまでに10回戦に出場した経験すらありません。驚く事に昨年10月に獲得したカナダ王座戦は、何と8回戦で行われています。ラドックを迎えての初防衛戦は10回戦で行われる予定です。ラドックはこれまでに1988年、2001年の2度に渡り同王座を獲得した経験があります。

2)9月26日に2度目の防衛戦を予定しているWBCヘビー級王者デオンティ ワイルダー(米)。挑戦者がフギー(Hughie)フューリー(英)に決定しています。フューリーの実兄は10月にウラジミール クリチコ(ウクライナ)に挑戦するタイソン。試合直前に21歳になる弟はこれまでに16戦プロで戦い、全勝(8KO)を記録しています。今年に入り2度の10回戦を経験しているまだまだ新人の部類を出ていない選手です。

3)ワイルダーへの挑戦権を有するアレクサンデル ポベドキン(露)が11月4日、ロシアで保持するWBCシルバー王座の防衛戦に臨みます。挑戦者は未定となっています。

4)ポベドキンが出場する興行にはWBAクルーザー王者デニス レベデフ(露)も出場を予定していますが、こちらも挑戦者は決まっていません。

5)先週末ボウイ トゥポウ(トンガ)を秒殺し、保持する地域王座を4にまで増やしているジョセフ パーカー(ニュージーランド)ですが、10月15日に同国人の先輩であるカリ ミーハンと対戦することが早くも決定しています。10月の試合には、パーカーの保持するPABA、WBOオリエンタル、WBOアフリカ、OPBF(東洋太平洋)王座と、ミーハンの保持するWBAパン・アフリカ王座が争われます。以前からよく目にするのですが、南太平洋出身の選手がアフリカの地域王座に挑戦するケースがありますね。

6)WBCの会長さん曰く、メイウェザーのウェルター級、スーパーウェルター級の2階級の王座を同時に保持する事を許可した理由は、1)両階級で指名挑戦者が存在しなかった、2)マニー パッキャオ(比)戦を実現させるためには致し方ない処置だった、との事です。随分と説得力のある言い分です。
コメント (4)
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