DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

フレイタス、豪快な勝利を演出(スーパーウェルター級)

2015年08月21日 00時06分27秒 | 世界ボクシング
先週末15日、ブラジルで行われた試合結果です。
スーパーウェルター級10回戦:
アセリノ フレイタス(ブラジル)KO3回1分9秒 マテオ べーロン(亜)

*2007年4月に、当時WBAライト級王座の保持者であったファン ディアス(米)と自身の持つWBO王座を賭け統一戦を行ったフライタス。その試合で8回TKO負けを喫し引退を表明していました。2012年6月に5年ぶりの再起戦を飾ったフレイタスですが、今回3年ぶりのリングに登場。21勝(4KO)16敗(5KO負け)2引き分けのベーロンが相手だったとはいえ、中々のパフォーマンスを見せ再起に成功しています。

初回、右クロスで先制のダウンを奪ったフレイタスは3回、同じパンチで2度アルゼンチン人をキャンバスに送ります。最後は右をアッパーで持っていき試合終了。腹回りは弛んでいましたが、動きは非常にシャープに映りました。

   

母国のリングでは実に2005年7月以来の登場、勝利となったブラジリアン・ボンバー。試合前、IBFウェルター級王座を標的にしているとのコメントを残しています。それが単にその王座を狙っているのか、又は王者ケル ブルックス(英)との対戦を希望しているのかは不明です。

来月40歳の誕生日を迎えるフレイタスですが、プロデビューは何と20年前、1995年7月までさかのぼる事になります。フレイタスの世界初戴冠は1999年8月、WBOスーパーフェザー級王座を全勝全KO勝利で獲得しています。当時同級のWBA王者にはホルへ カサマヨール(キューバ)、WBC王者にはフロイド メイウェザー(米)、IBF王者にはディエゴ コラレス(米)の4人の不敗王者が並立。注目度のみで見ると、フレイタスが他を大きくリードしていました。その後フレイタスはカサマヨールに判定勝利、メイウェザーはコラレスをTKO、しかしコラレスはライト級でフレイタスをストップしています。メイウェザーとフライタスの対戦は実現しませんでしたが(今後もまずないでしょう)、両雄のスーパーフェザーでの対決を見てみたかったですね。
コメント (4)
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