サンタ クルス、マレスを退け3階級制覇を達成（WBAフェザー級：スーパー王座）

先月末29日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAフェザー級王座決定戦（スーパー王座）：
WBCスーパーバンタム級王者レオ　サンタ　クルス　判定2対0（117-111x2、114-114）アブネル　マレス（共にメキシコ）

＊いつの間にやらWBAフェザー級のスーパー王座が争われていたこの一番。そのベルトの価値はさて置き、試合自体は中々の好試合だった様子。サンタ　クルスが無敗（全勝ではなく1引き分けを挟む）記録を31に伸ばすと同時に、バンタム、スーパーバンタムに続いてフェザー級での世界王座を獲得することに成功しています。

WBCスーパーバンタム級王座決定戦：
フリオ　セハ　TKO5回2分34秒　ウーゴ　ルイス（共にメキシコ）

＊セハはIBFバンタム級の王座決定戦に出場し0対2の判定負けをし、これまでで唯一の黒星を喫しています。ルイスはWBAバンタム級の暫定王座を獲得し、その王座の4連続防衛に成功。しかしレギュラー王者との王座統一戦には1対2の判定で破れ、暫定の2文字を失うと同時に、その王座まで手放しています。

実力メキシカン同士の対決となったこの一番。セハが3回にダウンを喫しますが、5回にダウンを奪い返しその後の連打でTKO勝利。暫定ながらも世界の頂点にたどり着くことに成功。現在、同レギュラー王座を保持しているのは上記のサンタ　クルスですが、そのレギュラー王者はそのままフェザー級に留まる様子。セハには指名挑戦者との防衛戦が義務付けられる公算大との事です。