2016年7月4日現在のWBAが認定する世界王者たちは下記のようになります。
ミニマム級:
ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数4)
*先月末29日にバイロン ロハス(ニカラグア)を破り、同級唯一のWBA王者に昇格したばかりのフレッシュマート。そう、最軽量級のWBA王者は1人しか存在していません!何か幸先がいいですね。
ライトフライ級:
田口 良一(ワタナベ/3)
*8月末に次の防衛戦が行われる予定の田口。同級1位の宮崎 良(井岡)との指名防衛戦が濃厚だとか。この階級もWBA王者は1人のみ。
フライ級:
スーパー王者:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/5)
レギュラー王者:井岡 一翔(井岡/2)
暫定王者:スタン クラティンデーンジム(タイ/1)
*残念ながら3人もの世界王者が並立しているフライ級。今月20日に一翔がケイビン ララ(ニカラグア)と防衛戦を行います。WBO王座の保持者でもあるエストラーダは、WBOライトフライ級王者ドニー ニエテス(比)との対戦話が出ているようです。
スーパーフライ級:
レギュラー王者:河野 公平(ワタナベ/3)
暫定王者:ルイス コンセプシオン(パナマ/1)
*WBAからは両王者による王座統一戦を行うよう指令が出ています。実現すれば、両選手のスタイルからして好試合実現は間違いないでしょう。ただ2位に日本王座保持者の石田 匠(井岡)が位置しています。ライトフライ級の「田口対宮崎」に合わせ、同級でも「ワタナベジム対井岡ジム」の対戦が行われるかもしれません。
バンタム級:
スーパー王者:ラウシー ウォーレン(米/0)
レギュラー王者:ジェームス マクドネル(英/3)
暫定王者:ザナ ザキヤノフ(カザフスタン/0)
*非常に残念な事ですが、同級では長らく3人王座制が続いています。先日、ようやくWBAからウォーレン陣営とマクドネル陣営に対し、王座統一戦に向け交渉を行うよう支持が出されています。
スーパーバンタム級:
スーパー王者:ギエルモ リゴンドウ(キューバ/8)
レギュラー王者:ネオマール セルメニョ(ベネズエラ/0)
暫定王者:モイセス フローレス(メキシコ/2)
*同団体に振り回されている感のあるリゴンドウが今月16日、英国に乗り込んでジェームス ディッケンス(英)の挑戦を受けます。またWBAはリゴンドウとフローレスに対し、王座統一戦に向け交渉に入るよう示唆しているようです。
フェザー級:
スーパー王者:レオ サンタ クルス(メキシコ/1)
レギュラー王者:ヘスス クエジャール(亜/5)
暫定王者:カルロス サンブラーノ(ペルー/1)
*超がつくほど過大評価されているクルスは今月30日、カール フランプトン(英)との大一番に出場。その前に今月8日、サンブラーノがクラウディオ マレロ(ドミニカ)を相手に防衛戦を行います。なお同級では、WBAから何らかの指令が出ているとの情報は聞いておりません。
スーパーフェザー級:
スーパー王者:ジェスリール コラレス(パナマ/0)
レギュラー王者:ジェイソン ソーサ(米/0)
*番狂わせ王者たちが占めるWBAのスーパーフェザー級王者。ありがたいことにWBAは両陣営に対して早期の王座統一戦を行うよう指令を出しています。しかしコラレス陣営に、日本人選手が挑戦するという噂も耳にします。
ライト級:
アンソニー クロラ(英/1)
*9月24日にホルへ リナレス(ベネズエラ/帝拳)と2度目の防衛戦を予定しているクロラ。いい試合が期待できそうです。その試合に関して日本のマスコミは「WBA王者クロラとWBC王者リナレスによる王座統一戦」と記載していますが、あくまで前WBC王者リナレスがクロラの王座に挑戦するのが正式な形になります。どうもマスコミは帝拳ジムの選手に対し甘く書き気味の傾向があるようです。またこのライト級のWBA王者は1名のみになります。
スーパーライト級:
リッキー バーンズ(英/0)
*5月末に同王座に就いたバーンズ。スーパーライト級では唯一のWBA王者です。
ウェルター級:
レギュラー王者:キース サーマン(米/6)
暫定王者:デビット アバネシャン(露/1)
*さあドル箱スターになりつつあるサーマンが、果たして米国ではほぼ無名のアバネシャンとの一戦に臨むかどうか。
スーパーウェルター級:
レギュラー王者:エリスランディー ララ(キューバ/5)
暫定王者:ジャック クルカイ(独/2)
*2王者が並立している同級戦線。王座統一戦の話は聞こえてきません。
ミドル級:
スーパー王者:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/16)
レギュラー王者:ダニエル ジェイコブス(米/3)
暫定王者:アルフォンソ ブランコ(ベネズエラ/0)
*ゴロフキンは8月か9月に、ジェイコブスは今月30日に試合を予定していますが、それぞれ対戦相手は未定。どちらかがブランコを迎え撃てばいいと思うのですが。
スーパーミドル級:
スーパー王者:フェリックス シュトルム(独/0)
レギュラー王者:ジョバンニ デ カロリス(伊/0)
*やたらと地味な印象がする同級のWBA戦線。ドーピングでの問題、引退説が飛び交っていますが、一応今の所はスーパー王者のようです。デ カロリスは今月16日にタイロン ツォイゲ(独)を相手に初防衛戦を行う予定です。
ライトヘビー級:
スーパー王者:セルゲイ コバレフ(露/3)
レギュラー王者:ユルゲン ブレーマー(独/6)
暫定王者:ドミトリー ピボル(キルギスタン/0)
*今月11日にイサック チレノベ(マラウイ)と防衛戦を行った後、アンドレ ワード(米)との頂上決戦を11月19日に行う予定のコバレフ。WBOとIBFの王座も保持しています。エンリケ オーネラス(メキシコ)との防衛戦に臨みます。
クルーザー級:
スーパー王者:デニス レベデフ(露/6)
レギュラー王者:ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/1)
暫定王者:ジェニエール ドルティコス(キューバ/0)
*WBAはすでにレベデフとシュメノフ陣営に対して王座統一戦を行うよう指令を出しています。しかし一番面白い存在は21戦全勝(20KO)のキューバ人。
ヘビー級:
スーパー王者:タイソン フューリー(英/0)
レギュラー王者:ルスラン チャガエフ(キルギスタン/1?)
暫定王者:ルイス オルティス(キューバ/1)
*オルティスはWBAの指令通りに9月17日、アレクサンデル ウスティノフ(露)を相手に防衛戦を行います。3月に王座から引き摺り下ろされたチャガエフが幸運にも王座に復帰。現役引退も示唆していましたが、継続の場合はフリス オケンド(プエルトリコ)との防衛戦が義務付けられています。本来なら今週末9日に行われる予定だったフューリー対ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の再戦は、フューリーの怪我のために今年の後半まで延期となっています。
*2012年5月23日にお届けした前回の時は34もの世界王者が君臨していたWBA。ちなみにその前の2010年7月26日の時は30人。今回は少々減ったかなと期待していたのですが、何と38人ものWBA王者が君臨中という悲惨な現実が暴露される形に...。プロボクシングって確か17階級制度でしたよね?
ミニマム級:
ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数4)
*先月末29日にバイロン ロハス(ニカラグア)を破り、同級唯一のWBA王者に昇格したばかりのフレッシュマート。そう、最軽量級のWBA王者は1人しか存在していません!何か幸先がいいですね。
ライトフライ級:
田口 良一(ワタナベ/3)
*8月末に次の防衛戦が行われる予定の田口。同級1位の宮崎 良(井岡)との指名防衛戦が濃厚だとか。この階級もWBA王者は1人のみ。
フライ級:
スーパー王者:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/5)
レギュラー王者:井岡 一翔(井岡/2)
暫定王者:スタン クラティンデーンジム(タイ/1)
*残念ながら3人もの世界王者が並立しているフライ級。今月20日に一翔がケイビン ララ(ニカラグア)と防衛戦を行います。WBO王座の保持者でもあるエストラーダは、WBOライトフライ級王者ドニー ニエテス(比)との対戦話が出ているようです。
スーパーフライ級:
レギュラー王者:河野 公平(ワタナベ/3)
暫定王者:ルイス コンセプシオン(パナマ/1)
*WBAからは両王者による王座統一戦を行うよう指令が出ています。実現すれば、両選手のスタイルからして好試合実現は間違いないでしょう。ただ2位に日本王座保持者の石田 匠(井岡)が位置しています。ライトフライ級の「田口対宮崎」に合わせ、同級でも「ワタナベジム対井岡ジム」の対戦が行われるかもしれません。
バンタム級:
スーパー王者:ラウシー ウォーレン(米/0)
レギュラー王者:ジェームス マクドネル(英/3)
暫定王者:ザナ ザキヤノフ(カザフスタン/0)
*非常に残念な事ですが、同級では長らく3人王座制が続いています。先日、ようやくWBAからウォーレン陣営とマクドネル陣営に対し、王座統一戦に向け交渉を行うよう支持が出されています。
スーパーバンタム級:
スーパー王者:ギエルモ リゴンドウ(キューバ/8)
レギュラー王者:ネオマール セルメニョ(ベネズエラ/0)
暫定王者:モイセス フローレス(メキシコ/2)
*同団体に振り回されている感のあるリゴンドウが今月16日、英国に乗り込んでジェームス ディッケンス(英)の挑戦を受けます。またWBAはリゴンドウとフローレスに対し、王座統一戦に向け交渉に入るよう示唆しているようです。
フェザー級:
スーパー王者:レオ サンタ クルス(メキシコ/1)
レギュラー王者:ヘスス クエジャール(亜/5)
暫定王者:カルロス サンブラーノ(ペルー/1)
*超がつくほど過大評価されているクルスは今月30日、カール フランプトン(英)との大一番に出場。その前に今月8日、サンブラーノがクラウディオ マレロ(ドミニカ)を相手に防衛戦を行います。なお同級では、WBAから何らかの指令が出ているとの情報は聞いておりません。
スーパーフェザー級:
スーパー王者:ジェスリール コラレス(パナマ/0)
レギュラー王者:ジェイソン ソーサ(米/0)
*番狂わせ王者たちが占めるWBAのスーパーフェザー級王者。ありがたいことにWBAは両陣営に対して早期の王座統一戦を行うよう指令を出しています。しかしコラレス陣営に、日本人選手が挑戦するという噂も耳にします。
ライト級:
アンソニー クロラ(英/1)
*9月24日にホルへ リナレス(ベネズエラ/帝拳)と2度目の防衛戦を予定しているクロラ。いい試合が期待できそうです。その試合に関して日本のマスコミは「WBA王者クロラとWBC王者リナレスによる王座統一戦」と記載していますが、あくまで前WBC王者リナレスがクロラの王座に挑戦するのが正式な形になります。どうもマスコミは帝拳ジムの選手に対し甘く書き気味の傾向があるようです。またこのライト級のWBA王者は1名のみになります。
スーパーライト級:
リッキー バーンズ(英/0)
*5月末に同王座に就いたバーンズ。スーパーライト級では唯一のWBA王者です。
ウェルター級:
レギュラー王者:キース サーマン(米/6)
暫定王者:デビット アバネシャン(露/1)
*さあドル箱スターになりつつあるサーマンが、果たして米国ではほぼ無名のアバネシャンとの一戦に臨むかどうか。
スーパーウェルター級:
レギュラー王者:エリスランディー ララ(キューバ/5)
暫定王者:ジャック クルカイ(独/2)
*2王者が並立している同級戦線。王座統一戦の話は聞こえてきません。
ミドル級:
スーパー王者:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/16)
レギュラー王者:ダニエル ジェイコブス(米/3)
暫定王者:アルフォンソ ブランコ(ベネズエラ/0)
*ゴロフキンは8月か9月に、ジェイコブスは今月30日に試合を予定していますが、それぞれ対戦相手は未定。どちらかがブランコを迎え撃てばいいと思うのですが。
スーパーミドル級:
スーパー王者:フェリックス シュトルム(独/0)
レギュラー王者:ジョバンニ デ カロリス(伊/0)
*やたらと地味な印象がする同級のWBA戦線。ドーピングでの問題、引退説が飛び交っていますが、一応今の所はスーパー王者のようです。デ カロリスは今月16日にタイロン ツォイゲ(独)を相手に初防衛戦を行う予定です。
ライトヘビー級:
スーパー王者:セルゲイ コバレフ(露/3)
レギュラー王者:ユルゲン ブレーマー(独/6)
暫定王者:ドミトリー ピボル(キルギスタン/0)
*今月11日にイサック チレノベ(マラウイ)と防衛戦を行った後、アンドレ ワード(米)との頂上決戦を11月19日に行う予定のコバレフ。WBOとIBFの王座も保持しています。エンリケ オーネラス(メキシコ)との防衛戦に臨みます。
クルーザー級:
スーパー王者:デニス レベデフ(露/6)
レギュラー王者:ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/1)
暫定王者:ジェニエール ドルティコス(キューバ/0)
*WBAはすでにレベデフとシュメノフ陣営に対して王座統一戦を行うよう指令を出しています。しかし一番面白い存在は21戦全勝(20KO)のキューバ人。
ヘビー級:
スーパー王者:タイソン フューリー(英/0)
レギュラー王者:ルスラン チャガエフ(キルギスタン/1?)
暫定王者:ルイス オルティス(キューバ/1)
*オルティスはWBAの指令通りに9月17日、アレクサンデル ウスティノフ(露)を相手に防衛戦を行います。3月に王座から引き摺り下ろされたチャガエフが幸運にも王座に復帰。現役引退も示唆していましたが、継続の場合はフリス オケンド(プエルトリコ)との防衛戦が義務付けられています。本来なら今週末9日に行われる予定だったフューリー対ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の再戦は、フューリーの怪我のために今年の後半まで延期となっています。
*2012年5月23日にお届けした前回の時は34もの世界王者が君臨していたWBA。ちなみにその前の2010年7月26日の時は30人。今回は少々減ったかなと期待していたのですが、何と38人ものWBA王者が君臨中という悲惨な現実が暴露される形に...。プロボクシングって確か17階級制度でしたよね?