DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

再戦の日程は未定のまま(色々:07‐14‐16)

2016年07月14日 00時06分55秒 | 世界ボクシング
最近(2016年7月14日ごろ)のニュースです。

1)本来なら先週末9日に英国で予定されていたWBA(スーパー)/WBOヘビー級王者タイソン フューリー(英)対ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の再戦。その試合はフューリーの負傷(足首)のために延期となっています。10月29日に英国で開催されるような情報が飛び交っていますが、実際はまだ何も決定していないようです。

2)既にIBFヘビー級王座への挑戦権を獲得しているジョセフ パーカー(ニュージーランド)。一週間後の21日に、同地域のライバルであるソロモン ハウモノ(豪)と対戦することが既に発表されています。当初、この試合にはWBOオリエンタル王座のみ争われる予定でしたが、嬉しいことにパーカーが保持しているOPBF(東洋太平洋)王座も賭けられる事になりました。ちなみにハウモノは以前この王座を保持しており、現在は同団体の1位にランクイン。そのハウモノに敗れている藤本 京太郎(角海老宝石)は5位に位置しています。

3)今週末16日に米国・アラバマ州で行われるWBCヘビー級戦の前座に、元フライ級、スーパーフライ級王者のビック ダルチニアン(豪)が出場を予定しています。メキシコの中堅選手エンリコ クエベドと対戦するダルチニアンにとり、この試合は今年の初戦となります。

4)5月末にIBFフライ級王座を獲得したばかりのジョンリエル カシメロ(比)の初防衛戦が早くも決定。9月10日に渡英し、現地のホープであるチャールズ エドワードと対戦します。

5)上記のIBFフライ級戦は、「ゴロフキン対ブルック」戦の前座として行われます。この興行にはミドル級、フライ級に加えIBFバンタム級戦、英国人ダービーとなるリー ハスキンス対スチュワート ホール戦も追加されました。

6)以前は「世界も狙える逸材では?」と言われていた翁長 吾央(大橋)。残念ながら世界はおろか、2度の挑戦も実らず日本王座にも手が届いていません。その翁長に3度目の王座戦出場の機会が到来。8月21日に故郷である沖縄県立武道館のリングで、OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者レネ ダッケル(比)に挑戦することが発表されています。この王座は翁長の同僚である井上 拓真が保持していましたが、井上は既にその王座を返上済み。4月に同暫定王座の座に就いていたダッケルが正規王者に昇格し、今回翁長の挑戦を受けることになりました。

7)こちらも翁長の同僚で、これまでに3度の世界挑戦を経験している細野 悟。10月3日に後楽園ホールで元WBAフェザー級王者ジョナサン バロス(亜)と対戦することが発表されています。2011年に王座から転落したバロスはその後、IBFスーパーフェザー級王座に挑戦しましたが、王座奪取ならず。その後、超実力者ミゲル アンヘル ガルシア(米)にも敗れています。しかしその後は6連勝(4KO)と好調を維持。その過程でIBFラテン、スーパーフェザー級のWBC暫定ラテン王座を獲得してきています。日本王座の保持者でもある細野は先月末に韓国のリングに登場し、格下のインドネシア人ラスマヌディンという選手に2回KO勝利を収めています。
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