先週末12月30日・土曜日、横浜文化体育館で行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井上 尚弥(大橋)TKO3回1分40秒 挑戦者ヨアン ボワイヨ(仏)
*相変わらずの強さを見せつけた尚弥。序盤戦に試合を終わらせ、保持する王座の7度目の防衛に成功しています。
それまでの戦績がボクシングの試合に影響するかはそれぞれの試合で異なります。ボワイヨは尚弥の3倍以上のキャリアを持ち、加えて世界各地を転戦してきた筋金入りのプロ選手。そんなフランス人を苦も無く倒してしまうですから凄い以外の形容の仕方はないのではないでしょう(たくさんあると思います)。
バンタム級強10回戦:
元OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者井上 拓真(大橋)判定3対0(98-92、97-93、96-94)元日本バンタム級王者益田 健太郎(新日本木村)
*自身の負傷のため、2016年末に予定されていた世界初挑戦をふいにしてしまった拓真。この試合がリング復帰後2戦目の試合となりました。中盤戦以降、実力者益田の粘りにあいますが、持ち前の技巧で試合終了のゴングを聞くことに成功。全勝記録を10(2KO)に伸ばすことに成功していますが、今後の課題はその決定力の低さを向上させていくかではないでしょうか。
今後尚弥はバンタム級での世界3階級制覇を、拓真も兄に続いての世界王座奪取を目指していきます。と言う事で2018年1月5日現在のバンタム級王者を並べてみました。
WBA(統一):ライアン バーネット(英/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジェイミー マクドネル(英/6)
WBC:ルイス ネリ(メキシコ/0)
IBF:バーネット(1)
WBO:ゾラニ テテ(南ア/1)
OPBF:マーク ジョン ヤップ(比/六島/2)
日本:赤穂 亮(横浜光/1)
このリストを見れば見るほど、それぞれの王者たちとの対戦が見てみたい気になります。ネリは山中 慎介(帝拳)との再戦、テテは指名挑戦者のオマール ナルバエス(亜)が予定されているため、井上兄弟との今年の前半期での対戦はないでしょう。バーネットとマクドネルは英国国外での試合の可能性は低く、ヤップや赤穂との対戦も悪くないんですが、どれほど現実味があるか。ということで、バンタム級の一つ上の階級、スーパーバンタム級の王者たちも並べてみました。
WBA(レギュラー):ダニエル ローマン(米/0)
WBA(暫定?):モヒセス フローレス(メキシコ/2)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/2)
IBF:岩佐 亮佑(セレス/0)
WBO:ジェシー マグダレノ(米/1)
OPBF:大竹 秀典(金子/2)
日本:久我 勇作(ワタナベ/1)
こうして王者たちの名前を見てみると、スーパーバンタム級では井上兄弟でも簡単には勝てそうにない選手たちが王者に就いています。多分ゴールデン・ウィーク前後に予定される尚弥、拓真の次戦。どんな相手と対戦するのか。今からその試合発表が楽しみです。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井上 尚弥(大橋)TKO3回1分40秒 挑戦者ヨアン ボワイヨ(仏)
*相変わらずの強さを見せつけた尚弥。序盤戦に試合を終わらせ、保持する王座の7度目の防衛に成功しています。
それまでの戦績がボクシングの試合に影響するかはそれぞれの試合で異なります。ボワイヨは尚弥の3倍以上のキャリアを持ち、加えて世界各地を転戦してきた筋金入りのプロ選手。そんなフランス人を苦も無く倒してしまうですから凄い以外の形容の仕方はないのではないでしょう(たくさんあると思います)。
バンタム級強10回戦:
元OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者井上 拓真(大橋)判定3対0(98-92、97-93、96-94)元日本バンタム級王者益田 健太郎(新日本木村)
*自身の負傷のため、2016年末に予定されていた世界初挑戦をふいにしてしまった拓真。この試合がリング復帰後2戦目の試合となりました。中盤戦以降、実力者益田の粘りにあいますが、持ち前の技巧で試合終了のゴングを聞くことに成功。全勝記録を10(2KO)に伸ばすことに成功していますが、今後の課題はその決定力の低さを向上させていくかではないでしょうか。
今後尚弥はバンタム級での世界3階級制覇を、拓真も兄に続いての世界王座奪取を目指していきます。と言う事で2018年1月5日現在のバンタム級王者を並べてみました。
WBA(統一):ライアン バーネット(英/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジェイミー マクドネル(英/6)
WBC:ルイス ネリ(メキシコ/0)
IBF:バーネット(1)
WBO:ゾラニ テテ(南ア/1)
OPBF:マーク ジョン ヤップ(比/六島/2)
日本:赤穂 亮(横浜光/1)
このリストを見れば見るほど、それぞれの王者たちとの対戦が見てみたい気になります。ネリは山中 慎介(帝拳)との再戦、テテは指名挑戦者のオマール ナルバエス(亜)が予定されているため、井上兄弟との今年の前半期での対戦はないでしょう。バーネットとマクドネルは英国国外での試合の可能性は低く、ヤップや赤穂との対戦も悪くないんですが、どれほど現実味があるか。ということで、バンタム級の一つ上の階級、スーパーバンタム級の王者たちも並べてみました。
WBA(レギュラー):ダニエル ローマン(米/0)
WBA(暫定?):モヒセス フローレス(メキシコ/2)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/2)
IBF:岩佐 亮佑(セレス/0)
WBO:ジェシー マグダレノ(米/1)
OPBF:大竹 秀典(金子/2)
日本:久我 勇作(ワタナベ/1)
こうして王者たちの名前を見てみると、スーパーバンタム級では井上兄弟でも簡単には勝てそうにない選手たちが王者に就いています。多分ゴールデン・ウィーク前後に予定される尚弥、拓真の次戦。どんな相手と対戦するのか。今からその試合発表が楽しみです。