先日25日金曜日、フランスで行われた試合結果です。
ヘビー級12回戦:
トニー ヨカ TKO初回2分21秒 ヨハン ドゥオパ(共に仏)
*2016年のリオ五輪の金メダルを獲得したヨカが1年ぶりにリングに登場。5年前にWBC王座に挑戦した経験を持つ同胞のドゥオパを141秒の間に2度倒しTKO勝利。全勝記録を8(7KO)に伸ばしています。
ドゥオパは前WBC王者ディオンテー ワイルダー(米)に11回まで持ちこたえ、現暫定王者アレクサンデル ポベトキン(露)には6回まで食い下がりました(両試合ともドゥオパのKO/TKO負け)。現WBAレギュラー王者マヌエル チャー(独)は僅差の判定勝利を収めている筋金入りのプロです。そんな強豪を相手を3分以内に仕留めてしまうんですから、ヨカのパンチはそれなりに評価されるべきでしょう。ただ、今回の勝利は豪快なKO劇というより、早すぎたレフィリーストップに見えました。
プロ転向から4年。10戦にも満たないキャリアでヨカの戦力を測るのはかなり難しいのではないでしょうか。まだまだ試されていない部分が多々ある現在のヨカ。28歳とまだまだ若い選手なだけに、今後の活躍に期待しましょう。