DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

名レフィリー トニー ペレス氏

2021年12月26日 05時23分45秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今月14日、IBF/WBAバンタム級戦の開始ゴングを待っている間、ボクシング史に残る名レフィリー トニー ペレス氏(米)が今逝去されましたというニュースが届きました(享年90歳/死因は公表されておらず)。心よりご冥福をお祈りいたします。

1968年9月に、リング上の第3の主人公としてデビューを果たしたペレス氏。2005年10月まで431試合もの試合でレフィリーを務めました。これだけ長いキャリアを築いたペレス氏。当然の如く数々の名試合にも登場。1970年2月に行われた世界ヘビー級戦、ジョー フレージャー(米)対ジミー エリス(米)を皮切りに、モハメド アリ(米)対ジェリー クォーリー(米)、具志堅 用高(協栄)対リゴベルト マルカノ(ベネズエラ)、アレクシス アルゲリョ(ニカラグア)対レイ マンチーニ(米)、サルバトーレ サンチェス(メキシコ)のラストファイトとなったアズマー ネルソン(ガーナ)戦、小林 光二(角海老宝石)対ガブリエル ベルナル(メキシコ)、渡辺 二郎(大阪帝拳)対尹 石煥(韓国)、ナナ コナドゥ(ガーナ)対文 成吉(韓国)、ヘクター カマチョ(プエルトリコ)対ビニー パジエンザ(米)、大橋 秀行(ヨネクラ)対リカルド ロペス(メキシコ)、グレグ リチャードソン(米)対辰吉 丈一郎(大阪帝拳)、ダニエル サラゴサ(メキシコ)対辰吉(第一戦)、サマン ソーチャトロン(タイ)対細野 雄一(角海老宝石)、ウィラポン ナコンルアンプロモーション(タイ)対西岡 利晃(JA加古川/帝拳)(第2戦)と、これらの試合はペレス氏の長いキャリアの中のほんの一握りの試合。

(名レフィリー トニー ペレス氏)

イベンダー ホリフィールド(米)、ケン ノートン(米)、トミー モリソン(米)、クリス バード(米)、ジョージ フォアマン(米)、ロイ ジョーンズ(米)、フリオ セサール チャベス(メキシコ)、ジュリアン ジャクソン(バージン諸島)、ジェラルド マクラレン(米)、ザブ ジュダー(米)、ミゲル アンヘル ゴンザレス(メキシコ)、張 正丸(韓国)、ポンサクレック ウォンジョンカム(タイ)、アルツロ ガッティー(米)など、ペレス氏は数多くの世界チャンピオンたちの試合を捌きました。

(辰吉、歓喜のジャンプ!右がペレス氏)
 
そういえばペレス氏は、辰吉がリチャードソンを下した試合の第10ラウンド終了のゴングが聞こえませんでしたね。懐かしい。
コメント
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